「新卒でコンサルはやめとけ」は本当か?新卒コンサルタント1年目が味わった3つの苦悩【使えない・きつい・辛い】

「新卒でコンサルはやめとけ」は本当か?新卒コンサルタント1年目が味わった3つの苦悩【使えない・きつい・辛い】

2024/11/25

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

画像

コンサルできつかったこと①:周囲との実力差

まず、コンサルできつかったこととして最初に挙げるのは 周囲との実力差 です。

キャッチアップがとにかく大変だった

まず実際に働いてみて感じたのは、先輩や同期との実力差です。皆、まったく未経験の分野でも数時間でキャッチアップし、クライアントと対等な議論をしています。 要領が悪く、ゆっくりじっくり考えていくタイプの自分にとっては、これは大きな衝撃でした。

仕事は財務分析や事業デューデリジェンス、エクセルマクロやパワーポイントでの資料作成、ヒアリングスキルや語学力、クライアントとのネゴシエーション等、要求されるスキルは多岐にわたります。上司や先輩に聞こうにも、彼らも大量の仕事を抱えていますから、じっくり教えてもらえることなどほとんどありません。

私は最初のプロジェクトに入った当初、自分へのタスクの大きさに戸惑い、「いや、こんなの無理に決まってるだろ」と考えた結果、キャッチアップに失敗しました。しかし、2つ上の先輩や年下の同期はそれらのスキルをかなり高いレベルで習得し、活躍していました。

「めんどくせーなー。こんなのわかんねーよ。早く休んで遊びたい。。」等々ぼやきつつも、サクサクキャッチアップしていく姿は圧巻でした。

自分のバリューを見つけることが大切

私もその姿を間近で見て、土日フルで使ってキャッチアップを試みたものの、生来の要領の悪さがたたり、仕事で使えるレベルにはまるで達しませんでした。直上の上司には、「おまえ向いてないから他の仕事探した方がいいんじゃないの?」とも言われました。

そこからなんとか巻き返し、最終的にはまずまずの評価をもらえたものの、実際にプロジェクトに従事している時は非常に辛かったです。 食欲も減退し、ふと気付くと涙が出ていたりと、うつ病一歩手前の状況まで追い込まれていました。 本当に危なかったです。

周りと比較してしまうのは仕方がないのですが、重要なのは自分のバリューをどこで出すかということ。 要領の良さやスピードは追いつけるよう努力しつつも、チームの中で自身の役割を見つけていくのがとても大事です。 必死にもがいていく中で、やっと見つけられつつあるのが今です。

これは、あくまで私見なのですがコンサルティングファームに入って打ちのめされて、ボロボロになってやめていくよりは、事業会社でじっくり経験を積んだ方が、最終的には良いキャリアを歩めるのではないかと考えています。もちろん、自分の頭の回転に自信がある人は、ぜひコンサルで力を試してみてください。

コンサルできつかったこと②:

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。

この記事を友達に教える