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ネットで話題のソーシャル・マーケティングを、スモールビジネスに応用する方法をわかりやすく語ります。
by fujita_244
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第12回(最終回) ソーシャルの彼方にあるもの
この連載を4月に初めて、今回で12回目になりました。
途中どうなるかと思いましたが(編集長のほうがそう思ったっでしょうけど)
なんとか12回目まで欠かさず書くことが出来ました。

この1年で、私の予想をはるかに超えて「ソーシャルメディア」が注目され、
TwitterやFacebookなどのソーシャルサービスの利用者は格段に増えました。

映画の影響もあるかもしれませんが、Facebookが日本でもやっと取り上げられるようになり
一方でmixiやモバゲー、GREEといった日本初のサービスが海外展開を狙うところまできました。

そういう話を書こうかと思っていたところに
3月11日、東北地方太平洋沖地震が発生しました。

多くの方が犠牲となった震災が、またソーシャルメディアを考えるきっかけとなりました。

私自身、地震当日、勤め先から家まで歩いて帰るという経験をしました。
そして、そのとき繋がらない携帯電話にいらつく私の心の支えになったのは、
Twitterでした。

私だけではなく、この地震の時にメールや携帯電話よりもTwitterでつながった感動を
多くの方が、後日ブログやツイート、mixi日記などに書いていました。

不幸な出来事があった中でのクローズアップではありましたが、
Twitterは社会インフラとして認められる所まで来たのです。

この大きな変化があった一年に、こんな連載を書いていた幸運を感じます。

そう、大きな変化。
それはどんなものだったのでしょうか。

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# by fujita_244 | 2011-03-26 00:01 | オフィスフロッグス
第11回 ソーシャルメディアサミットで考えた
この連載でも「ソーシャルメディア」という言葉については、何度か触れてきたと思います。
実は、2011年2月15日に開催されたソーシャルメディアサミット2011を見てきたのですが、
色々と思うところがありました。

なので、今回は、その話をしたいと思います。

ソーシャルメディアサミット2011は、アジャイルメディア・ネットワーク社が主催した
今「ソーシャルメディア」について語るのにふさわしい参加者によって話し合われた
ソーシャルメディアの祭典でした。
このイベントを自社の4周年企画として実現した徳力社長の人脈の広さ、
そのファシリテーターとしての懐の広さは驚異的なものだと思いました。

パネルディスカッションが4件あって、そのすべての司会を徳力さんが務めるという恐ろしさ。

13:00の開会挨拶から18:30の閉会挨拶まで、徳力さんは登壇しっぱなしですからね。
それは、相当に疲れることですし、見る側に何を届けるかを考えっぱなしで5時間半は常人のなすことではありません。

では、どんな会だったのでしょうか。

続きはここから
# by fujita_244 | 2011-02-26 00:01 | オフィスフロッグス
第10回 「リアルかネットか」ではなく「リアルもネットも」の時代
「ソーシャル」というキーワードを考えてきた本連載もあと3回となりました。

そういえば、2011年になって初めてですね。
明けましておめでとうございます。
今年はどんな年になるのでしょうか。

「おめでとう」といえば、昨年末の未明というような時間帯に、「あけおめ」ツイートと思われる行動を反映して、1秒間に7000近くツイートが投稿されたそうです。

1月1日を迎えるたった4秒前に、日本の Twitter ユーザーの皆さんは、秒間のツイート数 (TPS) の最高新記録を達成しました!
この時、友達やユーザー同士での「明けましておめでとうございます」など新年を祝うツイート数が、なんと6,939 TPS に達しました。
Twitterブログ 2011年1月7日付

この1年でTwitterがすっかり日本人に定着したことを象徴する発表だったと思います。
「あけおめメール」で携帯の回線がパンクするという事態が数年前から注意されてきたわけですが、メールからTwitterへ、使うサービスは変わっても日本人の行動は変わらないようです。

メールでもTwitterでも、こうした行為を「リアルで会うよりもネットで済ましてしまうようになった」と嘆く声が未だにあります。でも、本当に「嘆くような」ことなのでしょうか?

続きはこちら
# by fujita_244 | 2011-01-26 00:01 | オフィスフロッグス
第9回 ソーシャルの時代が来たようです
今年も早いもので終わろうとしています。
今年の4月からソーシャルというテーマからコンテンツとは何かに移りながら8回書いてきましたが、ここに来て、当初お話ししたソーシャルとか電子書籍の話をあまりしてこなかったなと、反省しています。
第1回 はじめに〜ソーシャルって何?〜
第2回 ツイッターで何ができるか
第3回 ソーシャル・メディアの背景
第4回 ユビキタス化するメディア
第5回 コンテンツってなんだろう?
第6回 デザイナーからプロダクトメーカー(仮)へ (その1)
第7回 デザイナーからプロダクトメーカー(仮)へ(その2)
第8回 デザイナーからプロダクトメーカー(仮)へ(その3:完結編)

そこで、今年最後なので、振り返りながら、ソーシャルの話をします。
なぜかというと2010年を一口で言うと、メディアの重心がマスからソーシャルに変わった年と言えるのではないかと思うからです。

今年の流行語を見ても、マスからソーシャルへという流れが見えます。
「新語・流行語大賞」のサイト(http://singo.jiyu.co.jp/)を見ると時代の流れが見えてきます。

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# by fujita_244 | 2010-12-26 14:28 | オフィスフロッグス
第8回 デザイナーからプロダクトメーカー(仮)へ(その3:完結編)
いい加減、このタイトルで書くのも辛くなってきました。
読んでる方はもっと辛いのではないかと思いますが、もう少しお付き合い下さい。

さて、これまで、第5回で「『プロダクツメーカー(仮)』という職分はデザイナーのものではないか」と問い、第6回で「デザイナーがマーケティングを内包していることを自覚した結果、『プロダクトメーカー(仮)』にならざるを得ない状況を招いている」と指摘しました。
そして第7回で「『デザインはマーケティング』であり、『デザインとはコミュニケーション』であるという認識がデザイナーに新しいポジションを与えている」とまとめました。

では、デザイナーという職種は、どこへ向かっているのでしょうか。
デザイナーを考えるために他の存在と比べてみたいと思います。

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# by fujita_244 | 2010-11-26 00:01 | オフィスフロッグス