アセットアロケーションの組み立て方。
今日は妻が友人の結婚式だということで東京へ日帰りで出かけています。
「泣いたらどうしよう~」と言っていましたが、涙もろいあやつのこと、十中八九泣いてくるに違いありません。少年の心に戻ってからかうことにします。
まあそんなくだらない話はさておき。
私は個別銘柄の選択や、投資タイミングなどにはそこそこの注意を払っていますが、同時にアセットアロケーションにも大きな注意を払っています。
ではどんなことに注意を払っているのか。そんな大層なことではないのですが、
・まず株式ありき
・キャッシュポジション(国内債券でも可)は必ずもつ
・為替リスクはある程度とる
ってところでしょうか。
1、まず株式ありき
資産運用の目的は何といっても資産の増大です。過去を見ている限り長期スパンで考えると、株式以上のリターンをもたらしてきたアセットは存在しません。
リスクの問題があるとはいえ、やはり株式が最強です。
どの地域の株式を買うか、どの銘柄を買うかは二の次で、まずは「株式のアロケーションを大きめにする」ということが大切だと思っています。
2、キャッシュポジション(国内債券でも可)は必ずもつ
1で書いたように、株式は資産の増大に一役買ってくれますが、リスクが大きいということはやはり問題です。これを解決してくれるのは、何と言ってもキャッシュポジションだと思います。
下落相場では、キャッシュイズキングと言われるようにポートフォリオの下落に歯止めをかけてくれますし、株式を買うための弾丸の役目も果たしてくれます。
そしてまた、これがあるのとないのとでは、精神的な部分でかなり違いが出てきます。
私は「継続できる投資」というのを非常に大切にしておりますので、精神的な安心感も大切にしたいところです。
3、為替リスクはある程度とる
私は基本的に為替リスクが好きではありません。しかし、投資で確かなことは確かなことが存在しない、ということであり、日本だってどうなるかはわかりません。(私は割と楽観的ですが)
それを考えると、ある程度の為替リスクはとっておく必要があります。
それは株式であっても、債券であってもかまわないと思います。ただ、海外株式は基本的に「株式のリスク+為替のリスク」を負うことになるため、それなりのリスクを覚悟しなくてはいけないと思います。
アセットアロケーションに正解はありません。ただ、信念無きアセットアロケーションはいつか崩れてしまうと思うので、自分のリスク許容度などはきちんと考えておきたいものですね。