ジャッカルの目
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闇を見通すジャッカルの目。 ネズミどもの動きを見逃さない。
ja
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/232810296.html
なべて、世は事も無し。
更新が滞っていまして、申し訳ありません。 なにせ、貧乏暇無し、な物で、毎日出歩く日々です。 まとまって、PCに向かう時間も取れない有様です。 すいませんが、明日も更新できないと思いますが、4日を過ぎれば何とか・・・。と思っております。 では。
日記
ジャッカル
2011-10-30T17:58:56+09:00
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更新が滞っていまして、申し訳ありません。
なにせ、貧乏暇無し、な物で、毎日出歩く日々です。
まとまって、PCに向かう時間も取れない有様です。
すいませんが、明日も更新できないと思いますが、4日を過ぎれば何とか・・・。と思っております。
では。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/185644790.html
「市民税調」立ち上げのご相談
長らくブログをお休みしていましたが、そろそろ新しい活動を始めたいと思い、ここに「市民税制調査会」(市民税調)の結成を目指して、活動を開始したいと思います。 告知、情報宣伝はツイッターで行いますので、このエントリーは、「市民税調」の参加者募集のページともなります。 さて、消費税の増税が、来年度には関連法案を出すという民主党の方針で、喫緊の課題となってきました。 同時に、菅政権では「社会保障と税の一体改革」と称して、社会保障の充実にも言及しています。ただ、消費税についても、社会..
社会
ジャッカル
2011-02-13T03:33:46+09:00
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長らくブログをお休みしていましたが、そろそろ新しい活動を始めたいと思い、ここに「市民税制調査会」(市民税調)の結成を目指して、活動を開始したいと思います。
告知、情報宣伝はツイッターで行いますので、このエントリーは、「市民税調」の参加者募集のページともなります。
さて、消費税の増税が、来年度には関連法案を出すという民主党の方針で、喫緊の課題となってきました。
同時に、菅政権では「社会保障と税の一体改革」と称して、社会保障の充実にも言及しています。ただ、消費税についても、社会保障についてもまだその具体的な姿はかけらも見えてきません。
私個人としては、税制だけでなく、税の対象となる所得の把握、資産課税拡大の可能性など、論ずべきことはまだまだたくさんあると思います。
しかし、国や政党には、「税制調査会」があり、また財界は、一方的に自分たちの利益だけを図る税制案をぶち上げても、無批判に報道はされますが、市民の声はどこに生かされるのでしょうか?
既存の各種税調にも、市民代表と言うことで、労組のダラ幹やら、消費者団体のメンバーなどが入っていますが、そのほとんどは、エクスキューズのための人選で、真に市民の代表と言うわけではないと思います。
そこで、私としては、ブログ、ツイッター、そしてメーリングリストなどを通じての議論による、市民税調を立ち上げたいと思い、ここにその設置を宣言します。
と言っても、メンバーの募集、選定から始めねばならず、まだまだ前途遼遠たるものがありますが、来年度の税制改正着手に、市民の声をぶつけて行くことを目指して、これからメンバー募集を始めます。
個人的には、消費税あげも非としませんので、断固消費税上げ反対の、共産党、社民党の党の言いなりのような方は参加をご遠慮ください。他方、両党の党員・党友であっても、論理的、理性的に議論のできる方には、加入していただきたいと思います。
この「市民税調」には、実体と言う物が存在しません。あくまでもネット上のバーチャルな物です。
しかし、ここでまとめた提言を各種マスコミ、ミニコミに発信し、民主党政権の方向性に何らかの影響を及ぼすことをもくろんでいます。
形としては、全体事務局としての私以外には、特段役職も無く、複数の分科会を作り、その分科会での議論は、そこに任せる形をとりたいと思っています。各分科会メンバーは、メーリングリストで議論をし、期限を決めて提言をまとめていただきます。
分科会の種類は多岐にわたると思いますが、消費税や付加価値税に関する分科会や、法人税に関する分科会、所得税その他の直接税に関する分科会、相続税に関する分科会、新たな資産課税に関する分科会など、複数設けたいと思っています。
あくまでも視点は生活者・消費者の視点に置くことが肝要です。
各分科会では、議長(分科会の長)を決めていただき、最終的には私も参加して、各分科会の報告を取りまとめます。そして最終的に全員の閲覧をした上で、「市民税調報告」として、内外にアピールしていきます。
当面は、ここまでのご提案とし、今後は当面、ツイッターで、広く人材を募集したいと思っています。
その他ご意見のある方は、コメント欄に書き込んでください。
では、宜しくお願いします。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/181738864.html
今後も、自民党にだけは投票してはいけない。
2,3日前。自民党の執行部は、先の衆院選に向けてのポーズだった、「政治家の世襲禁止」の内規を事実上撤廃することを決定しました。 今、現在、民主党の評判が悪い理由はよくわかります。理由は3つあって、1つ目は単なる自民党御用達マスコミの徹底した反民主宣伝に乗せられているバカが多いこと。 2つ目は、とにかく、公務員制度改革、取調べの可視化、派遣業法の改正などの公約を全く守っていないこと。3つめは、鳩山とその腹心の平野が火をつけて火事を拡大しまくった、普天間基地移設に関することで、..
政治
ジャッカル
2011-01-21T07:25:19+09:00
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2,3日前。自民党の執行部は、先の衆院選に向けてのポーズだった、「政治家の世襲禁止」の内規を事実上撤廃することを決定しました。
今、現在、民主党の評判が悪い理由はよくわかります。理由は3つあって、1つ目は単なる自民党御用達マスコミの徹底した反民主宣伝に乗せられているバカが多いこと。
2つ目は、とにかく、公務員制度改革、取調べの可視化、派遣業法の改正などの公約を全く守っていないこと。3つめは、鳩山とその腹心の平野が火をつけて火事を拡大しまくった、普天間基地移設に関することで、期待を持たせて、裏切ったことへの不信感。
2、3つめに共通するのは、政権交代による変化と改善を望んだ多くの国民の期待を裏切ったため、それだけ批判が大きいということです。
では、しかし、です。
次の衆院選で、自民党を勝たせたら(いや、自・公・みん連立でも)、上記の問題が解決するかと言うと全くその可能性は無く、より悪くなることは確実です。
消費税の問題もしかり。
さらに、一部とは言え、マニフェストを実行している、子供手当て、高校無償化、農家個別補償制度、これらは確実に撤廃されるでしょう(最後のはわからないが)。
とにかく、民主が期待はずれだったといって、自民に戻したらもっとひどくなります。「失われた20年」の長期不況をもたらしたのは、誤った経済政策を採り続けた自民党政権のツケですし。それが2世、3世の集まりで、より無能になった今の自民党執行部に、改善が可能とは思えません。
次の選挙では、統一地方選もその後の衆院選でも、「絶対に自民党に投票してはいけません!」。
では、どこに投票するのか?あるじゃないですか。政治保守の方は国民新党にどうぞ。「アカの壁」(日本人に刷り込まれた反共アレルギー)に抵抗の無い人なら、共産党だって社民党だってあるじゃないですか。
民主党の体たらくで、日本に保守2大政党制はなじまないことが当面ははっきりしました。
自民はダメ、民主もダメ。ならば、その他のところにとりあえず任せてみるしかないでしょう。少なくとも共産、社民なら、大企業とは敵対するでしょうから庶民の味方です。
とにかく、自分の私腹を肥やすことしか頭に無い、自民党にだけは絶対に政権返り咲きを認めてはいかんのですよ。
それがわからない人はせめて棄権しましょう。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/180825152.html
マスコミが「第四の権力」から転がり落ちる日
今、新聞、雑誌などの紙メディア、およびテレビ局各局共に、インターネットによるニュース、情報、動画の配信に押されて、非常に苦しい経営状況にあると言える。 遠からず産経、毎日はつぶれ、テレビ局では、TBSやフジテレビですら危ないと言われている。 確かに、私の父は昔も今も毎日新聞を取っているが、私は取っていない。そして、たまに帰省したときに見る毎日新聞には昔日の面影は無く、薄く、広告ばかりが目に付き、文芸欄や論説欄は削りに削られている。 経団連の奥田元会長(トヨタ元会長)..
社会
ジャッカル
2011-01-15T18:01:20+09:00
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今、新聞、雑誌などの紙メディア、およびテレビ局各局共に、インターネットによるニュース、情報、動画の配信に押されて、非常に苦しい経営状況にあると言える。
遠からず産経、毎日はつぶれ、テレビ局では、TBSやフジテレビですら危ないと言われている。
確かに、私の父は昔も今も毎日新聞を取っているが、私は取っていない。そして、たまに帰省したときに見る毎日新聞には昔日の面影は無く、薄く、広告ばかりが目に付き、文芸欄や論説欄は削りに削られている。
経団連の奥田元会長(トヨタ元会長)が、自民党政権危機のときに、マスコミを脅すような発言をしたことがあったが、もはやそれは現実の物となっている。
マスコミは「第四の権力」の座を転がり落ち、社会の木鐸たる使命も失い、ただひたすら広告料のために財界に奉仕する存在と成り果てたといえるだろう。
いまや、第四の権力はおろか、立法、行政の府も、財界の金によって動く。もはや民主主義国家はその体裁だけになり、実質、金主主義国家が成立したといえるだろう。
しかし、古代ギリシャのソロスの時代の金主主義とは、金をもてるだけの才覚ある市民による共和制だったが、今の金主主義は、単により多くの儲けを求めるだけの、無目的な怪物と成り果てている。
この化け物には、ただ金を稼ぐ、と言う以外の目的を持たない。構成員たる社員は、その小さな自我のままに、単に企業に奉仕することで自分の名利を求めることのみに汲々とし、社会的な使命など忘れ果てている。
ここには、近代以降、営々と築かれてきた、理性や制度などは事実上存在しなくなり、ただひたすら儲けを溜め込むことのみが自己目的と化した化け物が生まれているのである。
かつて、暴力的な権力を「リヴァイアサン」と呼び、それをいかに統御して人間の理性によって支配するかを論じてきたのが、「近代市民思想」であったといえるだろう。
その後、マルクスなど、原始的資本主義への批判とアンチテーゼはあったが、政治的理由で、葬り去られつつある。また、やはり、100年と言う年月の間には、変化があるのは当たり前だ。
今の、この新たな「リヴァイアサン」(ベヒーモスでも、ティアマットでも良いが)の暴走を抑え、国民が真に自分たちのための国家を取り戻すために、今、何が必要なのだろうか?
どうすればよいのだろう?
化け物を倒す勇者様は現われそうにない。自分たちの手で何とかするしかない。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/180620937.html
次の政権を、誰に託すかを今から考えねば。
大方の期待を裏切り、その新自由主義者的側面をあらわにした、菅政権。消費税増税前に国民の信を問うと、言っていたのだから、その時点で解散するのであろうか? 菅個人を攻撃する報道やネット記事が後を絶たないが、私はそれよりも何よりも、なぜ、日本で政権につくと、皆新自由主義政策に走るのか?と言う点が疑問だ。 また、財政赤字の大きさを喧伝して、消費税上げを当然のように主張する財界は、他方で法人税の、現行より15%も下げることを要求している。全く非国民とは奴らのことだ。 増税、減税と言う..
政治
ジャッカル
2011-01-14T11:35:31+09:00
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大方の期待を裏切り、その新自由主義者的側面をあらわにした、菅政権。消費税増税前に国民の信を問うと、言っていたのだから、その時点で解散するのであろうか?
菅個人を攻撃する報道やネット記事が後を絶たないが、私はそれよりも何よりも、なぜ、日本で政権につくと、皆新自由主義政策に走るのか?と言う点が疑問だ。
また、財政赤字の大きさを喧伝して、消費税上げを当然のように主張する財界は、他方で法人税の、現行より15%も下げることを要求している。全く非国民とは奴らのことだ。
増税、減税と言う方法で経済の舵取りをするのが新自由主義の基本である。
そして今回、財政規律派の最右翼足る与謝野馨を経済財政相に任命した以上、消費税増税は既定路線。最優先されるのは財政規律であり、景気回復や国民生活は二の次となるということが判明した。
この時点で、民主党は自民党となんら変わりのない、財界に顔が向いた、反国民的勢力であることが鮮明になった。
また、公務員制度改革や、取調べの可視化、派遣業法の改正などにも一向に取り組もうとしない。
結局、官と財に支配された構図は変わらないままだ。
もはや国民は次の選挙でどこに投票するかを考えるべきところだろう。
自民党ではもっと悪くなるのは眼に見えている。
民主党の小沢?彼に何かができると思っているのは大ばか者だけだ。現に鳩山政権下で、民主党は迷走をし続けたではないか。
小沢に政権につかせるために民主党を支持するならそれも良かろう。そして必ず裏切られるだろう。彼は元々TPP推進派だった。そもそも、国の財政をここまで悪くした土建利権政治の「経世会」のボスの一人だった彼が、いまさら心を入れ替えたとは思えない。再び利権漁りをはじめるのがオチだろう。
では、どこに投票すべきか?
私は共産党には期待していない。目先の地方議員の席を民主党と奪い合うことしか眼中に無い、視野狭窄の非民主的政党に価値は無い。
社民党も弱小すぎる。
ここで、新たな、国民の負託にこたえる政党はあるのだろうか?
難しい、今後の情勢も見ながら考え続ける必要があろう。
ただ、民主党がダメだったから、やっぱり自民党に、と言う安直な選択だけは避けて欲しい。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/179955823.html
反新自由主義のグループ、「鍋党」立ち上げ。
しばらく更新をサボっていてすいません。 さて、現在、国会は閉会中。この間、特筆すべきことは、この前の記事にも書いたように、財政赤字を何とかしなければ、と消費税上げをマスコミが大合唱しながら、同時に法人税引き下げは当然、と、財政危機にありながら、企業減税だけは行った、現政権への批判です。 昨日は、大手新聞4社+偏向産経新聞が、全く同内容の、「消費税上げ」を求める社説を載せるという「怪挙」が行われました。 菅政権・民主党政権は、完全に、大企業に顔を向けた、反国民的政党に成り下が..
思想
ジャッカル
2011-01-10T13:35:11+09:00
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しばらく更新をサボっていてすいません。
さて、現在、国会は閉会中。この間、特筆すべきことは、この前の記事にも書いたように、財政赤字を何とかしなければ、と消費税上げをマスコミが大合唱しながら、同時に法人税引き下げは当然、と、財政危機にありながら、企業減税だけは行った、現政権への批判です。
昨日は、大手新聞4社+偏向産経新聞が、全く同内容の、「消費税上げ」を求める社説を載せるという「怪挙」が行われました。
菅政権・民主党政権は、完全に、大企業に顔を向けた、反国民的政党に成り下がった観があります。
しかし、ここで、菅直人を非難・罵倒し、小沢一郎を褒め称えるだけの愚昧なブログを排し、真正面から、企業優先から、個人生活優先へ。新自由主義の強者の論理から、新たな社民主義による、格差の排除と、貧困の解消を求めるグループとして、mixi内に、「鍋党~再分配を重視する市民のグループ」が立ち上がっています。
また、近日中に、公式ブログを公開します。
どなたでもご加入いただけますが、現状では、まずmixiに入らないといけません。検索エンジンで、「mixi」と検索すれば、トップページが出てきますので、そこに、ハンドルネームとパスワードを設定して、加入してください。
その上で、http://mixi.jp/view_community.pl?id=5325543
の「鍋党」のコミュにご参加いただければ、幸いです。過去のトピックス(BBSでの議論)などもお読みいただければ、日本の自民も民主も含めてどこがおかしいのか、わかってくると思います。
ぜひ、一緒に運動を活発にしていきましょう。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/178162710.html
あけましておめでとうございます。今年は多分激動の歳に。
年末に飛び込んできた友人の訃報のため、あまり楽しい正月でもなく、ブログも更新せずに自堕落な生活を送っていましたが、皆様におかれましては、いかがでしたでしょうか? 寒波が入り、関東地方でも寒く、東北や中国地方では豪雪と、大変な思いをされた方も多いでしょう。 そして、今年は、民主党菅政権がどこまで延命するか?小沢起訴後どうなるか?無能で政策も語れない、自民党やみんなの党(アジェンダ政党が聞いて呆れる)などに支持は戻るのか。 ひょっとすると解散総選挙もあるかもしれない。などなど、..
政治
ジャッカル
2011-01-03T07:47:45+09:00
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年末に飛び込んできた友人の訃報のため、あまり楽しい正月でもなく、ブログも更新せずに自堕落な生活を送っていましたが、皆様におかれましては、いかがでしたでしょうか?
寒波が入り、関東地方でも寒く、東北や中国地方では豪雪と、大変な思いをされた方も多いでしょう。
そして、今年は、民主党菅政権がどこまで延命するか?小沢起訴後どうなるか?無能で政策も語れない、自民党やみんなの党(アジェンダ政党が聞いて呆れる)などに支持は戻るのか。
ひょっとすると解散総選挙もあるかもしれない。などなど、国民にとっては不幸なことに、ろくな政治家がいない中、また政権を左右する、大きな選挙があるかもしれません。
宗教カルト政党の某党、世襲議員の利権集団で無能の塊自民党、沈みかけた自民党から逃げ出しただけで、本質は変わらない、自民党ダミーのみんなの党。期待が大きかったが故に、その後の変節に対して国民の厳しい目が向けられている民主党。尖閣問題で強硬論を採り、平和の党から遊離してしまった共産党。その他少数に成り下がった社民党。個人政党も同然の、国民新党。その他の泡沫極右政党。
この腐った面々の中から選択しろと言うのは難しい話です。
しかし、やはり一番ひどいのは、民主党の変節と、自民党の無能でしょう。
民主党が作った2011年度予算は、過去最高の予算額となり、その分赤字国債も増えました。私は、財政規律派ではないので、必ずしも大規模予算を批判しません。しかし、批判されるべき点が1つあります。それは、財源難をマスコミが取りざたする中、そのマスコミが囃し立てて行われた法人税減税です。
財政難、埋蔵金も来年度には枯渇する、そういう状況の中で、高額所得者がメインターゲットとはいえ、個人所得への税負担は増え、本来労働者の味方のはずの組合のナショナルセンター「連合」の会長が消費税上げを主張しました。その中で行われた、法人税減税。
民主党が、実は、大企業の御用労組の「ダラ幹」出身の、労組ゴロに政策を左右される、庶民の敵であることが明らかになりました。
その民主党内での内部抗争では、小沢が「マニフェスト原理主義」を主張していますが、それこそ机上の空論で、財源無き夢物語に過ぎません。しかも、自らは「一兵卒」を名乗り、「挙党体制」と口にしながら、実は子分の海江田や原口に、反執行部の不規則発言を繰り返させ、党内融和を妨げているのは小沢の方です。
この、目先のことしか見ていない政治屋どもと、非合理的な予算を組んだ民主党の責任は大きい。
他方、その民主党に対し、罵声を浴びせる以外、何の意見も政策も対案も提出できない、無能な坊ちゃん集団の自民党。こんな党が半世紀以上も政権にいたとは、まさに官僚におんぶに抱っこだったのでしょう。
こんな自民党に投票できるわけも無い。
他の政党も似たり寄ったりの無能か、弱小すぎてお話にならないかです。
私が今年、もし選挙が行われたら、投票先は社民党だけです。これは以前からの信条に一番近いから。
そして、絶対に投票しないのは、自民党と民主党とみんなの党と、公明党と、その他極右です。
今、即座には無理でも、日本に必要なのは、大企業優先の2大政党ではなく、国民生活に視点を置く、第三極です。日本に2大政党性はなじまない。しかも両方とも大企業の手先では、話にならない。
今年は私自身もアクティブな活動に出て、社民党とは限らない新しい第三極の立ち上げを目指してがんばるつもりでいます。
以上。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/175011613.html
私事です。26日まで帰省します。
全くの私事ですが。 今日から帰省し、明日、あさってと、父、兄家族4人と私の、親子孫3代での温泉小旅行にでかけます。 その代わり、年末年始は帰省せず、自宅ですごす予定で、新聞各紙の年頭社説などの論評をしてみたいと思います。まぁ、読売は毎年10年1日で、改憲のことを必ず書き、朝鮮半島情勢を引き合いに、日米同盟の重要性を書くであろう事は容易に予想がつきますが、それでも、各新聞社の傾向がわかり、特に最近の朝日新聞の堕落振りがどのように表現されるか、見てみたいと思っています。 と言う..
日記
ジャッカル
2010-12-24T11:32:23+09:00
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全くの私事ですが。
今日から帰省し、明日、あさってと、父、兄家族4人と私の、親子孫3代での温泉小旅行にでかけます。
その代わり、年末年始は帰省せず、自宅ですごす予定で、新聞各紙の年頭社説などの論評をしてみたいと思います。まぁ、読売は毎年10年1日で、改憲のことを必ず書き、朝鮮半島情勢を引き合いに、日米同盟の重要性を書くであろう事は容易に予想がつきますが、それでも、各新聞社の傾向がわかり、特に最近の朝日新聞の堕落振りがどのように表現されるか、見てみたいと思っています。
と言うことで、明日、あさってと、記事の更新はありません。のんびりしてきます。
では。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/174587149.html
普天間移設、日米合意は、ただちに見直すべきだ。
最近行われた、「全国」世論調査の結果を2つ見ていただきたい。 http://www.asahi.com/politics/update/1215/TKY201012150512.html http://desktop2ch.net/liveplus/1292939355/ これまでの、沖縄県民だけの意識に限った世論調査でない点が重要である。 一つ目は、朝日新聞の調査で、普天間基地の辺野古移設の日米合意を、「見直すべき」が59%に達している。賛成は、30%に過ぎない。二つ目は..
政治
ジャッカル
2010-12-23T06:15:54+09:00
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最近行われた、「全国」世論調査の結果を2つ見ていただきたい。 http://www.asahi.com/politics/update/1215/TKY201012150512.html http://desktop2ch.net/liveplus/1292939355/
これまでの、沖縄県民だけの意識に限った世論調査でない点が重要である。
一つ目は、朝日新聞の調査で、普天間基地の辺野古移設の日米合意を、「見直すべき」が59%に達している。賛成は、30%に過ぎない。二つ目は、昨日の読売新聞の調査で、日米双方で行われた。
日米関係が悪い、とした日本国民が40%に達し、良いの33%と、この調査で、過去初めて逆転したのだそうだ。
現在、日米間の懸案事項といえば、TPPと、朝鮮半島情勢(どちらも日本以外を含む多国籍の話)を除けば、やはり普天間基地移設問題だろう。今回のこの2つの調査結果から、何が見えてくるのか?それは、沖縄県民だけでなく、日本国民全体で見ても、国外移設希望が多く、この問題が日米間に陰を落としているということだ。
日米関係の重要性は、確かに存在するだろうが、国民の3分の2に近い人々の意見を、国は聞くべきではないのだろうか?
どうだろう?今ここで、菅政権が、「日米合意の見直し」を宣言したら、菅政権の支持率は、マスコミ全体の悪意にかかわらず、一気に上昇するだろう。しかもそれが多数派の民意に沿う物である。
かつて、アメリカのレーガン大統領は、その前のカーター政権時代に、ソ連との間で締結した核軍縮条約を、一方的に破棄したことがある。「合意」は条約ではなく、修正や変更は柔軟にありうる物だ。
アメリカには許されて、日本の、しかも鳩山政権時代に行われた日米合意を見直したいと言い出すことが、そんなに難しいのだろうか?
対米従属政策しか知らない外務官僚に踊らされている場合ではない。国政の要諦はどこにあるか、菅首相には見極めて欲しい。
それが民意に沿う、と言うものである。
以 上
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/174319030.html
今、あえて、民主党を擁護する。
いまや、支持率低落傾向に歯止めがかからない民主党だし、私も実は支持する気を無くしているのだが、あえて擁護の論を書いてみたい。 まず、左右(民主党内では小沢一派)両方から、批判されている、2007年参院選時のマニフェストに戻れ!公約違反だ!っと言う声に対してである。 財政難のため、無理に公約を実行しようとして、国債発行額が、今年・来年と過去最高になることとあわせて批判されている。 しかし、子供手当て、高校無償化、農家個別補償制度などのベーシックインカムの考え方に近い、社民主義..
政治
ジャッカル
2010-12-21T04:44:04+09:00
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いまや、支持率低落傾向に歯止めがかからない民主党だし、私も実は支持する気を無くしているのだが、あえて擁護の論を書いてみたい。
まず、左右(民主党内では小沢一派)両方から、批判されている、2007年参院選時のマニフェストに戻れ!公約違反だ!っと言う声に対してである。
財政難のため、無理に公約を実行しようとして、国債発行額が、今年・来年と過去最高になることとあわせて批判されている。
しかし、子供手当て、高校無償化、農家個別補償制度などのベーシックインカムの考え方に近い、社民主義的な国民本位の政策が、自民党で期待できたであろうか?自民党はこの点について何も言わない。政権をとったら、全部止めますよ、とは人気が無くなるから絶対に言わない。
でも多分、自民党は、これらの施策を止めてしまうだろう。
数字の根拠無しで、ひたすら社会保障費の一律2200億円の削減を続けたのは、小泉と安倍内閣である。
当時、特に介護の現場などから悲鳴が上がっていたのであるが、今後も高齢化が続く時代、社会保障の一律削減などが許されるのであろうか?しかもこの間、安倍は、三菱重工が開発していた国産中型ジェット機の開発補助金500億円を、ぽんと、三菱重工に差し上げている。ネオコンの代表的存在の安倍だから、多分キックバックで私服を肥やしたのだろうが、いずれにしろ、政策が一方に偏っていたのは間違いない。
次に、今行われている、小沢の処遇を巡る党内の軋轢である。
正直、悪いのは小沢だと私が思っているのは、2つ前の記事にも書いた。小沢下ろしは、菅政権の悲願でもある。なぜか。選挙に強いといわれる小沢を、統一地方選挙前の今、なぜ追い詰めようとしているのか?それは彼の独裁・強権的な体質に、小沢に金と選挙の面倒を見てもらった議員以外から反発があるからだ。
たとえば、事業仕分けを含む国政に、「新人議員は参加まかりならぬ」と一方的に1人で決めたりするような、すべてを親分子分の関係で、上下に分類し、逆らう物には罰を施すという、強権的体質が、党の中でも嫌われているのだろう。
で、自民党政権末期の、安倍、福田、麻生の1年ごとの政権たらいまわしと途中での放り出し(安倍のが一番みっともなかった)は記憶に新しい。そしてそのたびごとに、派閥を中心にした長老支配で、次の首相が決められ、国民は投票すら出来なかった。
リーマンショック直後で、経済が大混乱にある中、総裁選と言う名の全国顔見世巡業に2週間も費やしたのは、麻生政権発足時である。国民のことを考えないで、権力の奪い合いをしていたのは自民党に顕著で、今の菅・小沢(鳩山)の対立どころの話ではない。
もう一度考えて欲しい、なぜ、あれほどまでに政権交代に風が吹いたのか?
それは、民主党がよかったのではなく、自民党が余りにも悪すぎたからである。
そして、今もなお、自民党は何一つとして国民のためになる政策をを打ち出していない。と言うか官僚の提案や作文が無ければ、政策立案能力が無いのだろうと推測する。
民主党に対しては、マスコミが自民党の手先として、こぞって、批判や、もはや言いがかりとしかいえない金切り声を上げて、世論をミスリードしている。
多くのマスコミの幹部社員たちは、自民党と密接に結びつくことにより出世してきた連中なので、早く自民党に政権返り咲きをして欲しいという、利己主義から、ひたすら民主党バッシングをしているのである。
それにいちいち乗せられるほうも乗せられるほうだが、ならば、自民党時代の失われた20年の経済失政と、世帯所得が減り続ける中、企業は経営者が報酬をお手盛りし、内部留保を溜め込んでいる状態をよしとするのか?
せめて税制を小泉以前に戻せば、消費税増税の必要は無くなる。金持ち増税の何が悪い。
国家とは、社会的再配分の役割を持つ。その機能を失わせたのは、小渕以降の新自由主義政策である(元をたどれば中曽根に行き着く)。その政策で、景気も国民生活も浮揚しなかった。肥え太ったのは、小泉の円安誘導政策により、輸出で潤った製造業の大手だけである。しかも彼らは、非正規雇用を増やし続け、賃金も年金積立金も抑えるか支払わなかった。これもまた、小泉が行った、派遣業法の改悪による物である。
のどもと過ぎれば熱さを忘れる。
皆、自民党の金持ち優遇の世襲の悪政を忘れたのか?
民主党の批判される発言や行動など、自民党当時は日常茶飯事でニュースにもならなかった。
自民党御用達マスコミの論調に軽々しく乗って、民主批判をするのはいかがな物か?
また、民主内部の対立も、小沢信仰が根強いが、彼は民主党代表選挙で、菅首相との違いを出せず、具体的政策も出せず、せいぜい、新幹線の北海道への延伸などと、自民党の土建政治屋だった頃と同じような発言をしただけである。公式の代表戦で敗れながら、自分は発言しない物の、子分の海江田や原口に、ひたすら菅陣営の足を引っ張る行動をさせているのは小沢自身である。
また、小沢支持者(ozwと書くらしい)の異常性は、菅の責任ばかり追及しているが、今の民主党の苦境の過半は、鳩山政権で起き、これも放り出し辞任をした鳩山の責任であり、菅はその後始末に追われている。
鳩山は、昨年9月から、今年5月までの9ヶ月首相在任し、その間小沢は、幹事長として党内で独裁制を敷いていた。菅はその後の7ヶ月に満たない期間しかまだ在任していない。しかし、マニフェストの一部履行にしても、政策を実行に移したのは菅政権であり、小沢は鳩山政権下で何をしていたというのか?口をぬぐって菅政権の足を引っ張るのは恥知らずと言うべきであろう。
まぁ、なんにしても、「保守2大政党制」とやらが、日本には適していないのは間違いなかろう。
しかも、今、政策をかけらも言わない自民党に、政権返り咲きを認めては絶対にいけないと思う。
まずは、小泉・安倍の計6年間の悪政のつけを整理清算するべきで、そのためには、数ヶ月と言う単位ではとても間に合うまい。
今しばらく菅政権を見守るべきだと思う。と言うか、それしか国民に選択肢は無いと思う。残念ながら。
消費税上げ発言、法人税減税で、経団連からは雇用と賃上げを言下に拒否され、国債の日銀引き受けと言う、インフレターゲットの様な、新自由主義的政策が目立つ菅政権を私は支持したくないが、「よりまし」、「ほかはもっとダメ」と言う悲しい状況の中では、残念ながら、今の政権に適切な批判を加えつつ、当面長く続けさせる方が得策と思うしかない。
とにかく自民党の政権復帰や、大連立など、絶対に許してはならない。
以上
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/174038127.html
小沢が政倫審に出なくても構わないが・・・。
かねてより、私は、小沢が嫌いだから、反小沢で論を展開してきました。 嫌いな理由は、自民党当時から、一番金に汚い「経世会」の中心だったことと、その後自民党の土建利権批判が高まるとそれを回避するために党を割り、知らぬ顔して、自民党批判をした厚顔無恥ぶりと、政局のためには言を左右して、採る行動も、権力のために汲々としているように私には見えるからです。 今の民主党内の対立においても、小沢自身は「一兵卒として、挙党体制に尽力」と自画自賛してますが、確かに本人の口からは、執行部批判はあ..
政治
ジャッカル
2010-12-19T04:16:26+09:00
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かねてより、私は、小沢が嫌いだから、反小沢で論を展開してきました。
嫌いな理由は、自民党当時から、一番金に汚い「経世会」の中心だったことと、その後自民党の土建利権批判が高まるとそれを回避するために党を割り、知らぬ顔して、自民党批判をした厚顔無恥ぶりと、政局のためには言を左右して、採る行動も、権力のために汲々としているように私には見えるからです。
今の民主党内の対立においても、小沢自身は「一兵卒として、挙党体制に尽力」と自画自賛してますが、確かに本人の口からは、執行部批判はあまり出ないけれど、実は、小沢の子分の海江田、原口を中心に、執行部の言うことにいちいち異議を唱えて、とても挙党体制を目指しているとは思えない行動を取っています。
結局、また、羽田元総理いわくの、「政局(しか)興味が無い」といわれる小沢の悪い癖で、何とか民主党内に影響力を保持し、党を割るときは、追随者を増やそうとしているだけに思えます。
で、昨日だか、岡田幹事長に、政倫審に出ないということを文書で伝えたそうだけど、確かに理屈としては理屈です。でも、「理屈と膏薬はなんにでもひっつく」と言うのは、日本のことわざで、別の立場に立てば、「国民の選良としての国会議員でありながら、刑事訴追を受けたことについて、国会の場で国民に釈明する必要がある」と言う理屈だってひっつくのです。
私としては、急に三権分立を主張して、政倫審を拒否する理由がわからない。本当に潔白なら、出てもぜんぜん大丈夫なはずだけど・・・。
その意味では、私は、偽証罪が適用される、国会への喚問と言うのが一番だと思い、その点、大嫌いな自民党の主張と同じです。
繰り返しますが、やましいことが無くて潔白なら、何処にでも出られるんじゃ無いですか?国会議員として、国民に説明・釈明する義務があるんじゃないですか?
小沢の主張は、国会議員でなければ通るけど、国会議員なのだから。そうでなければ、政倫審や喚問の制度自体が無意味になってしまう。
憶測だけど、菅・岡田が、政倫審への小沢出席を議決する方に動いているのは、多数派工作に自信が出たからではないのかな?小沢が党を割っても、政権を失うまでには至らない。また自民の反応としても、ここまで小沢の事件の批判をしてきたのだから、小沢一派と連立はできまい、と読んでいるのだと思います。
ならば、もう醜態を晒さずに、さっさと小沢を除名してしまうのが一番だと思いますがね。
今日のエントリーは、床屋政談レベルですので、まぁ、お見逃しを。
以 上
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/173839456.html
【再掲載】法人税減税は本当に必要なのか?
【今日のエントリーはおとといの記事の再掲載です。期待したほどアクセスが集まらなかったので、再度載せます。】 このところ政府内での議論のひとつであった、法人税減税について、さほど議論の深まりも無いまま、税率5%減が決まった。 政府・民主党としては、この減税による税収減分を、さまざまな個人所得、相続税の範囲の拡大で補填する方向を示しているが、まだ不足する。 当初、財務省が主張していた、「実質的に法人税を満額払っている企業は15%」とか、「租税特別措置法による減免措置の撤廃が条件..
政治
ジャッカル
2010-12-18T03:02:12+09:00
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【今日のエントリーはおとといの記事の再掲載です。期待したほどアクセスが集まらなかったので、再度載せます。】
このところ政府内での議論のひとつであった、法人税減税について、さほど議論の深まりも無いまま、税率5%減が決まった。
政府・民主党としては、この減税による税収減分を、さまざまな個人所得、相続税の範囲の拡大で補填する方向を示しているが、まだ不足する。
当初、財務省が主張していた、「実質的に法人税を満額払っている企業は15%」とか、「租税特別措置法による減免措置の撤廃が条件」などの、新たな企業課税の話はどこに消えたのか?
また、政府は、法人税減税分により、雇用や賃金の拡大を図るよう、経団連に要請したが、経団連はこれを拒否した。
議論の最初に戻りたい。小泉の悪しき税制改革の裏には、極悪人・竹中平蔵がいたわけだが、彼の主張の基本は、日本の法人税率が、他国との比較で高すぎる、と言う物であった。今回も同じ論が用いられた。
しかし、ここでまず、ずっと続く円高基調の中で、円またはドルベースに換算しての、率ではなく金額的に、法人税負担が、その企業の収支に与える影響の具体的比較が行われていない。
それをしない竹中はもとより、マスコミも決定的に勉強不足と言うべきだと思う。
次に、上述の、租税特別措置法による、さまざまな減免措置で、実質、法人が収めている税額は法人税率よりうんと低い。で、他の国に同様の減免措置の制度はあるのか比較するべきだ。
つまるところ、抽象的な率比較ではなく、実質的に企業が、その収支の中で、どの程度の税負担をしているかを誰も調べてこなかった。この点、わかる方がいれば、ご意見を頂戴したい。比較対象は、欧米と、アジア諸国の2通りであることが望ましい。外国企業誘致に力を入れる、アジア諸国の法人税率が20%台であることを、日本の法人税が高すぎるという根拠に使われてきたが、産業の背景と国策が違うだろうに。
次に、代替財源と、法人税減分を、雇用や賃金に反映しろと言う、政府の言い分を経団連が拒否したが、これはモラルハザードの一環と私は捉える。
日本の「失われた20年」も、その前のバブル期に、企業が社会の一員としての責任を持つと言うモラルが崩壊し、金儲け至上主義に堕落したまま、不景気に突入したため、非正規雇用の大幅な増加や、企業収益は上がっているのに、世帯所得は下がり続けるという結果になったのである。
バブル期に、儲け、儲け、で活躍して出世した世代が今の経営者クラスの年代である。つまり彼らには、モラルが無いのである。前経団連会長の御手洗が、違法な偽装請負をさせていたのを、露見したら、無理やり法律の方を変えさせようとしたり、「残業代0法案」などを実現させようと動いたのも、世襲経営者であり現場を知らない、普通のサラリーマンの生活を知らないというのもあるが、基本的に、企業の社会的責任と言う、モラルが崩壊した人物だったからである。
また、企業の社会的責任は、モラル面だけでなく、経済学上、お金が社会の中を流通する上で必要な物なのに、内部留保として死蔵してしまうのは、経済学上も異常な行為で、日本が金融緩和をいくらやっても、市場にお金が出ないのは、ただひたすらにおのれの儲けを溜め込むことに汲々としている、モラル無き経営者たちの姿勢の結果である。
ここで、政府の姿勢として、もし、雇用や賃金に、減税分を反映させないなら、内部留保を中心にした、新しい資産課税をするぞ、と政府は財界にブラフ(脅し)をかけている。
正しい方向性と考える。ブラフではなく、現実に行うべきだ。
企業の内部留保とは、まず、工場などの生産財という、「儲けを生み出す装置」となっている。儲けの源泉に対して課税するのは、悪しきことではない。
次に内部留保で多いのは株主への配当である。
しかし、日本の大企業と言うのは、銀行のグループ(かなり崩れたが、旧財閥系)など中心にした、株式の持ち合いで成り立っている。個人株主と言うのは全体から見ればごく少ないのが日本企業の特徴である。
バブル崩壊直後、「コーポレートガバナンス(企業統治)」と言う言葉で、株主が一番大事。っという論調が展開された。しかし、上述のように、株式持合いと言う、他国には余り例の無い状態にある日本の企業では、株主イコール企業でもあり、自分たちで自分たちの利益を山分けしている形になるのである。
この点を見ないで、内部留保は非課税、っと言うのはおかしい。証券、およびその取引課税は当たり前で、それとは別に、不況といいながら既に250兆円近くに達している企業の内部留保には、課税すべきと言うのが私の考えである。
もちろん理不尽な課税、高率の課税をしろとは言わない。
たとえば、社屋や工場など、その企業が存続する上でどうしても必要な資産はある。これも2つに分けられ、工場は必須の資産であると共に、儲けを生み出す装置でもある。だからここには税率を変えるという対応がありうる。
また、将来への投資としての資産保有分は、ほぼ遊休資産と考えて、この部分にはもっとも高率の課税をすべきであろう。
こうやって、企業が死蔵している金を市場に出させる(遊休資産を持つことが不利になるようにする)ことにより、経済も活性化するというものである。
と言うことで、私は、内部留保を主なターゲットとした、新たな資産課税を現実化するべきと考える。
同じことは個人にも言え、個人資産でも、居住している家と、賃貸などに出して金を得ている資産を分け、さらに値上がり期待の遊休資産にはさらに高い税率で課税を行うべきである。
今日のエントリーの前段は、「日本の法人税は高い」と言う説の再検証が必要と言う事。中段は、今の日本の企業経営者の感覚が、バブル時の金儲け至上主義で出世した連中の我利我利亡者的、モラルハザードの連中が財界を形成しているということ。
そして、後段は、政府がブラフとして出した、内部留保を中心にした新たな資産課税を、ブラフではなく、現実に行うべきと言う、主張である。
実は税制にはさほど詳しくないので、読者の方に税理士や会計士などがいらっしゃれば、ご意見を頂戴したい。
以 上。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/173691949.html
ブログ活動開始後、丸4年が経ちました。
今のこのブログではありませんが、別名義、別タイトルでの、反自民党ブログを始めてから、丸4年以上が過ぎました。 4年前、安倍政権発足に伴い、あの狂気に冒されたような、うつろで異様な目をした、復古的軍国主義者の登極に、言い知れぬ恐怖と不安を感じて、アンチ安倍・自民党のブログを始めた直後。同じような目的のブロガーとのネット上での共闘をし始めてからも、丸4年が経ちました。 一時は、そこそこアクセスを集め、しかも熱心な読者を抱えるブログにまで成長しましたが、政権交代を機に閉鎖し、民..
日記
ジャッカル
2010-12-17T01:48:15+09:00
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今のこのブログではありませんが、別名義、別タイトルでの、反自民党ブログを始めてから、丸4年以上が過ぎました。
4年前、安倍政権発足に伴い、あの狂気に冒されたような、うつろで異様な目をした、復古的軍国主義者の登極に、言い知れぬ恐怖と不安を感じて、アンチ安倍・自民党のブログを始めた直後。同じような目的のブロガーとのネット上での共闘をし始めてからも、丸4年が経ちました。
一時は、そこそこアクセスを集め、しかも熱心な読者を抱えるブログにまで成長しましたが、政権交代を機に閉鎖し、民主党が何をするかをみてきました。その後、再び、政策論を重視するスタンスでの今のこのブログを始めました。
振り返るに、今、自民党とその陣笠マスコミが批判している民主党の行為のほとんどすべては、安倍、福田、麻生政権下では日常茶飯事のように起きていたことを、良くもまぁ、口をぬぐって非難だけしているよな(しかも自民党の政策論は全く見えてこない)、と思います。
くだんの安倍は、いまだに自分が首相に返り咲くのを夢見ているようで、一度は結託を約束した平沼赳夫と、その後1週間を経ずして袂をわかち、平沼は「立ち(あ)枯れ日本」をつくり、安倍は自民党に残りました。
これも、自民党に残っていた方が、再び首相になれるという幻想を抱いていることと、多分平沼と、新党の主導権で争ったのでしょうね。
相変わらずの愚か者ぶりです。
今のこのブログは、完全に不定期更新になりました(前のブログでは毎日更新)が、少しずつですが、読者も増えているようです。ありがたいことです。
ただ、4年前、反安倍で共通していた、多くのブログ仲間が、その後植草一秀のブログの丸写しをするだけの、植草真理教・小沢個人崇拝に堕落して行ったのを、残念に思います。
小沢に何か、期待すべき物をしっかり持っていて支持をするなら良いのですが、植草が語る、「悪徳ペンタゴン」陰謀論に、頭からはまって、何も考えず、カルトのような発言を繰り返している、思考放棄の丸写しブログばかりになっていくのを、諦めにも似た気持ちで見ています。
この人たちは、自分で政策論や、自分の意見を持つことができず、「自民党を叩く」と言うことが出来なくなったら、自分ではどうして言いかわからずに、植草のファナティックな論調に乗せられたのだろうな、と思います。
要は、誰かをバッシングしているだけの人々で、今はそれが菅政権になっているだけなのですが、それが、前に非難していた自民党を利することに、気づかないのが不思議です。はっきり言って、「愚か者」と思います。
でも、まぁ、そんな奴らを批判しても非生産的なので、自分のブログでも、植草批判を数回やっただけで、後は無視を決め込んでいます。
実際、アフィリエイトなどの金儲けのために、ランキング上げに血道を上げているブログもいくつかあり、そういうところでは、罵詈雑言をはくとアクセスがあがるという、非常に低レベルなポピュリズムに堕しています。読む気も起きません。
他方、残った、数少ない論理的、かつ自分の言葉でしゃべっているブログを新たにいくつか見つけ、参考にしています。
ネット言論なんて、全くの泡沫に過ぎず、先日小沢がネットを重視する発言をしたとき、小沢ももう終わりだな、と思いました。
なのに、ネットで声が大きいのが真実、と叫ぶ、元・リベラル系ブログは、では極右ブログがランキング上位を独占しているのに、日本がそうはならない理由がわからないのですね。ネット言論が真っ当で多数派なら、今頃憲法が改悪され、右翼政権ができていますよ。
今後は、そういう狂態とは別のところで、自分の言いたいことを書いていくだけだと思っています。
では。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/173557501.html
法人税減税は本当に必要なのか?また、代替財源は法人から取るべき。
このところ政府内での議論のひとつであった、法人税減税について、さほど議論の深まりも無いまま、税率5%減が決まった。 政府・民主党としては、この減税による税収減分を、さまざまな個人所得、相続税の範囲の拡大で補填する方向を示しているが、まだ不足する。 当初、財務省が主張していた、「実質的に法人税を満額払っている企業は15%」とか、「租税特別措置法による減免措置の撤廃が条件」などの、新たな企業課税の話はどこに消えたのか? また、政府は、法人税減税分により、雇用や賃金の拡大を図るよ..
政治
ジャッカル
2010-12-16T09:26:46+09:00
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このところ政府内での議論のひとつであった、法人税減税について、さほど議論の深まりも無いまま、税率5%減が決まった。
政府・民主党としては、この減税による税収減分を、さまざまな個人所得、相続税の範囲の拡大で補填する方向を示しているが、まだ不足する。
当初、財務省が主張していた、「実質的に法人税を満額払っている企業は15%」とか、「租税特別措置法による減免措置の撤廃が条件」などの、新たな企業課税の話はどこに消えたのか?
また、政府は、法人税減税分により、雇用や賃金の拡大を図るよう、経団連に要請したが、経団連はこれを拒否した。
議論の最初に戻りたい。小泉の悪しき税制改革の裏には、極悪人・竹中平蔵がいたわけだが、彼の主張の基本は、日本の法人税率が、他国との比較で高すぎる、と言う物であった。今回も同じ論が用いられた。
しかし、ここでまず、ずっと続く円高基調の中で、円ベースに換算しての、率ではなく金額的に、法人税負担が、その企業の収支に与える影響の具体的比較が行われていない。
それをしない竹中はもとより、マスコミも決定的に勉強不足と言うべきだと思う。
次に、上述の、租税特別措置法による、さまざまな減免措置で、実質、法人が収めている税額は法人税率よりうんと低い。で、他の国に同様の減免措置の制度はあるのか比較するべきだ。
つまるところ、抽象的な率比較ではなく、実質的に企業が、その収支の中で、どの程度の税負担をしているかを誰も調べてこなかった。この点、わかる方がいれば、ご意見を頂戴したい。比較対象は、欧米と、アジア諸国の2通りであることが望ましい。外国企業誘致に力を入れる、アジア諸国の法人税率が20%台であることを、日本の法人税が高すぎるという根拠に使われてきたが、産業の背景と国策が違うだろうに。
次に、代替財源と、法人税減分を、雇用や賃金に反映しろと言う、政府の言い分を経団連が拒否したが、これはモラルハザードの一環と私は捉える。
日本の「失われた20年」も、その前のバブル期に、企業が社会の一員としての責任を持つと言うモラルが崩壊し、金儲け至上主義に堕落したまま、不景気に突入したため、非正規雇用の大幅な増加や、企業収益は上がっているのに、世帯所得は下がり続けるという結果になったのである。
バブル期に、儲け、儲け、で活躍して出世した世代が今の経営者クラスの年代である。つまり彼らには、モラルが無いのである。前経団連会長の御手洗が、違法な偽装請負をさせていたのを、露見したら、無理やり法律の方を変えさせようとしたり、「残業代0法案」などを実現させようと動いたのも、世襲経営者であり現場を知らない、普通のサラリーマンの生活を知らないというのもあるが、基本的に、企業の社会的責任と言う、モラルが崩壊した人物だったからである。また、企業の社会的責任は、モラル面だけでなく、経済学上、お金が社会の中を流通する上で必要な物なのに、内部留保として死蔵してしまうのは、経済学上も異常な行為で、日本が金融緩和をいくらやっても、市場にお金が出ないのは、ただひたすらにおのれの儲けを溜め込むことに汲々としている、モラル無き経営者たちの姿勢の結果である。
ここで、政府の姿勢として、もし、雇用や賃金に、減税分を反映させないなら、内部留保を中心にした、新しい資産課税をするぞ、と政府は財界にブラフ(脅し)をかけている。
正しい方向性と考える。ブラフではなく、現実に行うべきだ。
企業の内部留保とは、まず、工場などの生産財という、「儲けを生み出す装置」となっている。儲けの源泉に対して課税するのは、悪しきことではない。
次に内部留保で多いのは株主への配当である。
しかし、日本の大企業と言うのは、銀行のグループ(かなり崩れたが、旧財閥系)など中心にした、株式の持ち合いで成り立っている。個人株主と言うのは全体から見ればごく少ないのが日本企業の特徴である。
バブル崩壊直後、「コーポレートガバナンス(企業統治)」と言う言葉で、株主が一番大事。っという論調が展開された。しかし、上述のように、株式持合いと言う、他国には余り例の無い状態にある日本の企業では、株主イコール企業でもあり、自分たちで自分たちの利益を山分けしている形になるのである。
この点を見ないで、内部留保は非課税、っと言うのはおかしい。証券、およびその取引課税は当たり前で、それとは別に、不況といいながら既に250兆円近くに達している企業の内部留保には、課税すべきと言うのが私の考えである。
もちろん理不尽な課税、高率の課税をしろとは言わない。
たとえば、社屋や工場など、その企業が存続する上でどうしても必要な資産はある。これも2つに分けられ、工場は必須の資産であると共に、儲けを生み出す装置でもある。だからここには税率を変えるという対応がありうる。
また、将来への投資としての資産保有分は、ほぼ遊休資産と考えて、この部分にはもっとも高率の課税をすべきであろう。
こうやって、企業が死蔵している金を市場に出させる(遊休資産を持つことが不利になるようにする)ことにより、経済も活性化するというものである。
と言うことで、私は、内部留保を主なターゲットとした、新たな資産課税を現実化するべきと考える。
同じことは個人にも言え、個人資産でも、居住している家と、賃貸などに出して金を得ている資産を分け、さらに値上がり期待の遊休資産にはさらに高い税率で課税を行うべきである。
今日のエントリーの前段は、「日本の法人税は高い」と言う説の再検証が必要と言う事。中段は、今の日本の企業経営者の感覚が、バブル時の金儲け至上主義で出世した連中の我利我利亡者的、モラルハザードの連中が財界を形成しているということ。
そして、後段は、政府がブラフとして出した、内部留保を中心にした新たな資産課税を、ブラフではなく、現実に行うべきと言う、主張である。
実は税制にはさほど詳しくないので、読者の方に税理士や会計士などがいらっしゃれば、ご意見を頂戴したい。
以 上。
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http://eyesofjackl.seesaa.net/article/173096882.html
茨城県議会議員選挙、民主党惨敗
かの有名な、イシバカ都知事の言葉を借りれば、「仄聞ですが」、茨城県議会議員選挙で、民主党の候補者は75%が落選するという結果が出たそうです。 保守王国茨城とはいえ、東京への通勤圏も含む県ですので、農村型と都市型の選挙民双方がいる県での選挙です。 私は、鳩山が醜態をさらす前までは、まだ民主党を消極的ながら支持をしていて、特に就任当初の雑誌寄稿論文に感銘を受け、民主党の議員候補者に応募してパスしたのですが、今は、鳩山の口ばっかりな面と現実のギャップに愕然とし、どんな好条件であっ..
政治
ジャッカル
2010-12-13T05:30:25+09:00
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かの有名な、イシバカ都知事の言葉を借りれば、「仄聞ですが」、茨城県議会議員選挙で、民主党の候補者は75%が落選するという結果が出たそうです。
保守王国茨城とはいえ、東京への通勤圏も含む県ですので、農村型と都市型の選挙民双方がいる県での選挙です。
私は、鳩山が醜態をさらす前までは、まだ民主党を消極的ながら支持をしていて、特に就任当初の雑誌寄稿論文に感銘を受け、民主党の議員候補者に応募してパスしたのですが、今は、鳩山の口ばっかりな面と現実のギャップに愕然とし、どんな好条件であっても、民主党から何かの選挙に立候補する気は、全くありません。
今の菅政権にも期待はしましたし、民主党の支持率の低下の大部分は、長年自民党とべったりだった大手メディアが、こぞって民主党バッシングをしている結果であることも理解していますが、菅首相の性格ともいえる、深慮の無い、前のめり発言の多さにも辟易しています。
実際の政治の状況を見れば、額は下がったものの、子供手当てや高校無償化、農家個別補償制度、高速道路料金の低下の試行など、自民党時代よりも良いことをしていますし、野党となった自民党の余りにも愚かで政策論ができない馬鹿さ加減には、民主党以上に嫌悪を抱きますが、民主党が全体としてみれば、国民の政権交代にかけた期待の大きさに対して、それを裏切った結果、反動として選挙で負けるであろうことは、この前の参院選のときにも感じました。
また、その頃から、選挙での投票率が下がる傾向にあり、民主党に投票した無党派層がしらけてしまい、投票に行かなくなったことも、容易に予測できます。
ですから、茨城県議会議員選挙で民主党惨敗、と言う結果も、ほぼ予想通りであったと思っています。
ですが、自民党と民主党がまだ違うのは、民主党は「まだ」、自民党ほどは腐敗しておらず、また利権政治ともある程度は遠のいている点があります。ですから、私は民主党に失望しましたが、自民党を支持する気には到底なりません。
実際、ここまでメディアこぞっての民主党バッシングが行われている中で、自民党が独自に行った支持率調査で、自民党に反感を持っている国民は6割を越すという結果が、数日前に公表されましたし、多くの国民が、民主は期待はずれだったが、自民にも任せたくない。と思っているのは事実のようです。
ただ、では他に選択肢があるのか?という点が最大の問題で、「確かに『野党』」の共産党や、マイナスイメージを引きずり政策立案能力にも欠ける社民党では、弱小すぎて、政権を任せるところまでは行きません。
おそらく、茨城の動向は、投票率が下がる中で、固定票をかかえる自民党に回帰した人が多いことでしょう。
茨城県は、連合内の、旧・同盟系の労組としては、日立グループが大きな勢力を持ちますが、直接的に利権にあずかれない一般労組員の投票の動機は弱く、古いやり方の選挙で自民が勝つ結果になったのでしょう。
それにしても不幸なのは、民主党が余りにも情けないことです。
自民党が無能な世襲のボンクラ息子どもの集団で、利権のため「だけ」に集まった政党に成り下がっており、今も御用メディアのバックアップを受けても支持率がなかなか上がらないのは、国民のためになる政策を何も提案していないことも理由のひとつでしょう。
逆に言えば、民主党はその公約にあった、公務員制度改革(天下りの完全禁止)、取調べの可視化などを、公約どおりに行っていれば、何も政策立案しない自民党との差が際立ち、もう少し支持が残ったでしょうに、それをやらない以上、民主党惨敗もむべなるかな、です。
民主も自民も選べない。
そんな不幸な状況になってしまった日本の国民は不幸といえるでしょう。
実は、先日書いた、「鍋党」のスタートの基礎には、やがては、新・社民主義ともいえる、新自由主義と対極にある、国民生活重視の政策を立案しうる政策集団を作ることを目的にしているのです。
そのまま発展させて、国政、地方政治に乗り出すところまでは考えていませんが、ケインズ経済学を古いとして、弱肉強食の新自由主義を導入し(アメリカの猿真似)、結果、大企業だけが儲けて、万骨枯る、と言う状態になっている今、それに替わるテーゼを提出しようと言う物です。
民主でも自民でもない勢力。もしくは民主党がわれわれの思想を取り入れて、初心に返って、国民のための政治を目指すならば、日本の政治も安定に向かうのですが。
かつての民主党トロイカ(鳩山・小沢・菅)の誰もがダメダメであったという事実は、もはや日本では新自由主義的、アメリカ追随路線では、政治が成り立たなくなったことを示しています。
当面は政治の混乱が続くでしょう。
しかし、それは、新たな動きを生み出す前の暗黒であると考えるしかやり切れなくて、政治ブログなどやっていられません。
以 上
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