一般社団法人染の里おちあいは、小学生が制作した藍染の市松模様反物を無印良品東京有明店と東京観光情報センターで展示します。アーツカウンシル東京の助成や地域の協力を得て実施されています。
新宿で小学生が手掛けた藍染「市松模様」を展示
展示の内容
一般社団法人染の里おちあいは、小学校の児童が藍染で制作した「市松模様」の反物を、無印良品東京有明店と東京観光情報センターにて展示します。
企画の背景
この企画は、落合地区の6小学校が合同で行ったもので、社会科や総合学習の授業の一環として始まりました。子供たちがアイディアを出し、新宿の地場産業である染物を発信することを目的としています。13メートルある反物は、糊置きされ、柄が付けられた後、藍で引き染めを行い、その後洗いや防炎加工が施されています。
制作過程
子供たちは職人の指導を受けながら、育てた生の藍を使用して「葉を摘み、染料を制作する」ところから「染めて洗う」までのすべての工程を体験しました。
展示期間と場所
展示は無印良品東京有明店の3階エレベーター上がりで行われ、その後東京観光情報センター@バスタ新宿でも展示される予定です。
生葉染め体験
同時並行して、染の里おちあいでは藍の生葉染め体験を開催しています。体験の予約は二次元コードを利用して受け付けています。
協力・助成
この企画は公益社団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京の助成を受け、一般社団法人新宿観光振興協会や東京富士大学の後援、そして落合地区6小学校の協力を得て実施されました。