ハリー「よろしく、ハーマミオニー」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 21:58:13.50 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「いいえ。私の名前はハーマイオニーよ」
ハリー「ハーミ…オネイ?」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
ハリー「ハーミーって呼んでいい?」
ハーマイオニー「もう!」
⇒ヤンキーセレブ マミーが僕をころしにやってくる- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:01:42.97 ID:pdX7jnTv0
ハリー「ハーミー、一体何を怒ってるんだい?」
ロン「さあ? でも君、ハーミーの機嫌を損ねちゃったみたいだぜ。すっかりオカンムリだ」
ハリー「なんだかわからないけど、ごめん。ハーミー」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:04:21.15 ID:W9dAoATg0
ノリがアメリカンだなw
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:05:15.20 ID:57NEwH/r0
イギリスなのにな
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:13:58.22 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「なんど言ったらわかるの? 私の名前はハーマイオニー。ハーミーでもハァム、ミィ、オォンでもないの」
ロン「ハーミーでいいだろ?」
ハリー「悪いけど君の名前、難しすぎるんだ」
ハーマイオニー「せめて努力をして!」
ハリー「ハーム…oh……なんだっけ?」
ロン「ハリー、ほら。思いだせよ、これだ」 ビューン ヒョイ
ハリー「ああ、そうか。ハーム…アイ…オネィ!」 ビューン ヒョイ
ロン、ハリー「wwwwwwwwwwwwwwwww」
ハーマイオニー「……っ」
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:19:50.87 ID:pdX7jnTv0
ハリー「あれ? ハーミー?」
ロン「どうせまた女子トイレだろ」
ハリー「あー…もしかして……泣かせちゃったかな?」
ロン「モチのロンさ。きっと今頃べそべそしてるよ」
ハリー「あやまったほうがいいかな?」
ロン「そうだな。まあ、ちょっと……やりすぎた?」
ハリー「かもね」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:25:00.42 ID:pdX7jnTv0
ハリー「しかしハーマイオニーもハーマイオニーだよね」
ロン「ああ。からかってくださいって顔に書いてあるようなもんだ」
ハリー「それ、いえてる」
ロン「でもそれがハーマイオニーのいいとこさ」
ハリー「さもなきゃただのガリ勉」
ロン「ハリー」
ハリー「ごめん。言い過ぎた」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:30:53.37 ID:pdX7jnTv0
ロン「もうトイレも近いんだから気を付けろよな」
ハリー「聞かれたら一環の終わり」
ロン「ああ。きっと二度と口きいてもらえないな」
ハリー「お、ここかな?」
ロン「たぶんね」
ハリー「さもなきゃマートルが引越ししたか」
ロン「それかジニーか」
ハリー「どれにしてもからかいがいがあるよ」
ロン「君、ほんと性格わるいよな」
ハリー「お互い様さ」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:36:02.78 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「くすん……くすん……」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ロン「ごめーん! 僕達が悪かった!」
ハーマイオニー「……なによ…」
ハリー「悪気はなかったんだよ。本当に」
ロン「でも、わかるだろ? 君の名前、とってもむずかしい」
ハリー「ハーミー、努力するから。さっきはほら……ほんの…」
ロン「お遊び」
ハリー「そう! お遊びだったんだから」
ハーマイオニー「……だからって、あんなの……ひどい……」
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:38:07.88 ID:pdX7jnTv0
ロン「……ハリー」 ボソっ
ハリー「なに?」 ボソっ
ロン「すっごくめんどくさい」 ボソボソ
ハリー「…同感」
ハーマイオニー「……くすん……くすん……」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:44:33.07 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「……くすん……くすん……」
ロン「……帰っていいかな?」 ボソボソ
ハリー「……ハーミー! 出てきてくれよ!」
ロン「…いま、悩んだだろ」 ぼそっ
ハリー「うるさい…ロンも説得しろよ……!」 ボソボソ
ハーマイオニー「……二人とも…何話してるの?」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:51:08.12 ID:pdX7jnTv0
ハリー「あぁ…あの、ハーミーの名前をね…」 ちらっ
ロン「どうやったらうまく言えるかなって二人でさ…」 ちらっ
ハーマイオニー「……反省してる?」
ハリー「本当に悪かったよ」
ロン「ごめん」
ハーマイオニー「……じゃあ、ちょっと出てって…ひどい顔してるから……」
ロン「…また猫かな?」 ボソボソ
ハリー「…猫耳だけなら大歓迎さ」 ボソボソ
ロン「それ、いえてる」 ぼそぼそ
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 22:55:13.09 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「…くすん……まだいるの……?」
ハリー「ああ、ごめん。いま出てくから」
ロン「僕たち、談話室で待ってるよ」
マルフォイ「おい、ポッター! ウィーズリー! そこでなにしてる? 女子トイレだぞ?!」
ロン「げっ」
ハリー「やばい」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:02:55.35 ID:pdX7jnTv0
マルフォイ「また覗きか?! ボクも混ぜろよ!」
ロン「……あっちゃー」
ハリー「……どうする?」
ロン「どうするもこうするも……」
ハーマイオニー「……ちょっと、どういうことかしら?」 ギィ
マルフォイ「やるときは誘えって……あ…」
ハリー「マルフォイ……」
ロン「君、最悪だ」
ハーマイオニー「…マクゴナガル先生に言いつけます。それなりの処分を覚悟しておいて頂戴。じゃあね」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:06:02.93 ID:pdX7jnTv0
ハリー「……」
ロン「……あーあ」
マルフォイ「……ごめん」
ハリー「…追いかける?」
ロン「無理だろ」
マルフォイ「よりにもよってハーマイオニーだからな…」
三人「「「はぁ……」」」
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:10:08.28 ID:pdX7jnTv0
ハリー「……でも、泣き顔で罵られたのは正直……クるね」
マルフォイ「ああ」
ロン「あの軽蔑しきった目……ゾクゾクした」
マルフォイ「涙舐めとりたい」
ハリー「変態」
ロン「……ごめん。僕も」
ハリー「実を言うと僕もだ」
マルフォイ「ハハッ…」
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:17:48.04 ID:pdX7jnTv0
ロン「……あと、ひっぱたかれたい」
マルフォイ「追っかけてみろよ。きっといいのをもらえるぜ」
ハリー「ばか。睨まれるだけで放置されたほうがいいだろ」
ロン「うーん…」
マルフォイ「……たしかに」
ハリー「で、ネコミミ」
ロン「ごめん」
マルフォイ「素のハーマイオニーだからいいんだろ」
ハリー「そっか……」
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:22:12.78 ID:pdX7jnTv0
ハリー「…現実逃避はこのくらいにしよう」
ロン「……これからどうする?」
マルフォイ「僕はスネイプ先生になんとか…」
ロン「僕らも口聞いてもらえるかな?」
ハリー「……」
マルフォイ「ポッター」
ロン「別に犬耳だって猫耳だっていいだろ?」
ハリー「……よくない」
ロン「下手したらこれ、杖折られるぜ?」
ハリー「…あいつに頼るくらいなら折られたほうがマシだ」
マルフォイ「まったく…」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:29:11.50 ID:pdX7jnTv0
ハリー「…よし、追いかけよう」
ロン「追いかけてどうするんだよ」
マルフォイ「説得か? ムリムリ」
ハリー「とっておきを使う」
ロン「……あー」
マルフォイ「…また?」
ハリー「非常事態だ、仕方ない」
- 56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:37:50.59 ID:pdX7jnTv0
ロン「追いつけるかな?」 たったったっ
マルフォイ「大丈夫だろ。どうせガリ勉のドン亀の汚れた血だ」 たったったっ
ハリー「マルフォイ」 たったったっ
マルフォイ「…悪い」 たったったっ
ロン「早く直せよな」 たったったっ
ハリー「まあでもある意味褒め言葉だよな」 たったったっ
ロン「純血に可愛い子いないしな」 たったったっ
マルフォイ「ジニーは?」 たったったっ
ロン「将来アレだぜ?」 たったったっ
ハリー「黙れよ」 たったったっ
- 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:43:56.14 ID:pdX7jnTv0
マルフォイ「おっ、見えた」
ロン「たしかにドン亀だ」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ハーマイオニー「……」 すたすた
ハリー「……」
ロン「シカトされたな」
マルフォイ「完璧にキレてる」
ロン「ああ」
ハリー「……ハーミー! ちょっと待って!」
マルフォイ「頑張るな」
ロン「それがハリーさ」
- 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:47:52.49 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「……」 すたすた
ハリー「……やばい。心折れそう」
マルフォイ「お前は頑張ったよ、ポッター」
ハリー「ロン。任せた」
ロン「……ハーミー! ハーマイオニー! 待ってくれって!」
ハーマイオニー「……」 ピタッ
ハリー「流石」
マルフォイ「よくやった」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:51:59.21 ID:pdX7jnTv0
ロン「ハーマイオニー! 話を聞いてくれって!」
ハリー「いいぞ、その調子だ」 ぼそっ
マルフォイ「このまま説得できればいいな」 ぼそぼそっ
ロン「ハーマイオニー……あれは…誤解だよ。その…」
ハーマイオニー「ああ、もう…」
ロン「ハーマイオニー…」
マルフォイ「これは…」 ぼそっ
ハリー「……いや、まて」
ハーマイオニー「そういうことね。やっとわかったわ。私、なんて馬鹿だったのかしら!」
ハリー「やっぱり…」
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/06(金) 23:57:15.76 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「あなた達! 私をからかってたんでしょう! 名前も! マルフォイのことだって!」
ロン「げっ」
マルフォイ「あーあ」
ハリー「頭の回転だけは無駄に早いんだよな…」
ハーマイオニー「毎日毎日…毎日毎日私をバカにして! そんなに楽しかった?!」
ハリー「生きる糧だよな」 ぼそっ
ロン「空気とオンナジだ」 ぼそっ
マルフォイ「もっと…もっと罵ってくれ」 ぼそっ
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:12:12.80 ID:qk1jnuT90
脳内再生されるから困る
- 80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:13:36.68 ID:L6IlYbpR0
ハリー「あー……ハーマイオニー…」
ハーマイオニー「なに! また適当なこと言って誤魔化す気?! ハーミーハーミーって鳴いてればいいじゃない!」
ロン「その……つまりこれは…」
マルフォイ「いや、もうこれは無理だろ」
ハリー「だな」
ロン「……あーあ」
ハーマイオニー「…なにか言ったらどうなの!」
ハリー「…オブリビエイト! 忘れよ!」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:14:19.88 ID:rAQpWcKp0
これは酷い
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:16:15.04 ID:sVPvfbRF0
イギリスの作品なのになんだこのアメリカン臭
- 87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:21:00.68 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「うっ……」 くたり
ロン「……お見事」
マルフォイ「流石ポッター、『生き残った男の子』は伊達じゃないな」
ハリー「よせよ」
ロン「どこまで飛ばした?」
ハリー「僕たちと、たぶん仲のいい友人ほとんど」
マルフォイ「前と同じか」
ハリー「ああ。手はずは大丈夫か?」
ロン「モチのロンさ。ハーマイオニーは魔法薬の実験に失敗して…」
マルフォイ「…倒れてるとこを『親友の』君たちが介抱した」
ハリー「オーケー」
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:23:34.46 ID:g/9lre5y0
これは潔いまでにクズ
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:25:56.02 ID:L6IlYbpR0
ロン「ロックハートも本当にいい呪文を教えてくれたよ」
ハリー「ロン。ロックハート"先生"だ」
ロン「そう…ロックハート先生」
マルフォイ「本当にいい”先生”だった…」
ハリー「マートルに手を出さなければ今でも……」
ロン「よせよ。悲しくなる」
マルフォイ「まさかゴーストには忘却呪文が聞かないなんてな」
ハリー「良い教訓になったよ」
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:26:48.22 ID:E4wbU7OX0
oh……
- 101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:27:05.17 ID:L6IlYbpR0
これはwwwww
- 103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:28:59.64 ID:Yq9OuilOO
>>101
なんだよ
- 107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:32:15.83 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……んっ……んぅ……」
ハリー「……」
ロン「……」
マルフォイ「……」
ロン「……ハリー」 ゴクリ
ハリー「……僕たちは紳士だ」
マルフォイ「そうだ。紳士だ」
ロン「……ああ」
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:39:27.80 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……すぅ………すぅ……」
ハリー「……で、今度はどうする?」
ロン「……どうするって?」
ハリー「マルフォイだよ」
マルフォイ「…いつも通りでいいさ」
ハリー「こっち側に来てもいいんだぞ?」
ロン「ああ。一回くらいは『親友』に…」
マルフォイ「よせよ。蔑まれる方が性に合ってる」
ハリー「ハーマイオニーの食べかけとかゲットできるけど」
ロン「勉強しながら寝落ちした寝顔天使だけど」
マルフォイ「ふふっ、君たちで楽しんでおけよ」
ハリー「……まったく。どうしようもない紳士だな」
ロン「脱帽するよ」
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:40:37.76 ID:7J8nio+Q0
マルフォイかっけえ
- 117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:41:06.64 ID:7baV0mZz0
なんという紳士・・・
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:47:27.51 ID:L6IlYbpR0
マルフォイ「じゃあ、僕はこれで」
ハリー「ああ」
ロン「またな」
マルフォイ「あばよ」 すたすた
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「……カッコつけてるけど今回の騒動、あいつの失敗だよな」
ロン「4割僕らだろ」
ハリー「2割」
ロン「女子トイレの後、リカバーできたか?」
ハリー「オーケー。5割」
ロン「そんなもんかもな」
- 127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:52:35.46 ID:L6IlYbpR0
ハリー「じゃ、起こそうか」
ロン「よしきた」 ゆさゆさ
ハーマイオニー「……んっ…ぁ……ぅん……」
ロン「……ハリー」
ハリー「……耐えろ」
ロン「…ハーミー、ハーミー!」 ゆさゆさ
ハリー「ハーミー、大丈夫?」
ハーマイオニー「……ん…な……なあに?」
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 00:56:34.13 ID:L6IlYbpR0
ハリー「ハーミー! やっと気がついた!」
ロン「よかった……ハーミー…」
ハーマイオニー「……あなたたち……誰?」
ハリー「……! 僕たちのことがわからないの?」
ロン「そんな…! ハーミー、うそだろ?!」
ハーマイオニー「ごめんなさい……ちょっと…頭がくらくらして…」
ハリー「……やっぱりあの薬が…」
- 135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:04:06.47 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……薬? なんのこと……かしら?」
ロン「覚えてないのかい? 君、忘却薬つくってて…」
ハリー「爆発した」
ロン「僕たち、音を聞いて駆けつけたんだ」
ハーマイオニー「そんな……!」
ハリー「僕たちのこと、わからない?」
ロン「そんな……ハーミー…」
ハーマイオニー「忘却薬みたいな簡単な薬を失敗するなんて…!」
ロン「……ハリー。君、なんか間違えただろ」 ぼそっ
ハリー「……いっつもこんなもんだろ?」 ぼそっ
- 142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:12:51.10 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「…あっ、ごめんなさい。それで、あなた達は?」
ロン「僕はロン・ウィーズリー。ハーミー、君、ほんとに覚えてないのかい?」
ハリー「僕はハリー。ハリー・ポッター。ハーミー…」
ハーマイオニー「ごめんなさい……全く覚えてないわ…」
ハリー「そんな……」
ロン「…いいさ。これから思い出していこうよ。僕たち、友達だ。そうだろ?」
ハーマイオニー「ええと……そうな…の?」
ハリー「そう。僕たち三人は親友だったんだよ」
ロン「いろいろ冒険もした」
ハリー「まあ、話せば長いんだけどさ…」
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:16:44.03 ID:L6IlYbpR0
ハリー「で、君がそこで火を放ってさ」
ロン「僕をたすけてくれたんだ。ハーミー、あの時はほんとにありがとう」
ハーマイオニー「え、ええ。どういたしまして」
ハリー「その後僕らはさ…、ハーミー」
ハーマイオニー「あの、ちょっといいかしら」
ハリー「なに? ハーミー」
ハーマイオニー「その、ハーミーって呼び方なんだけど…」
ロン「だって、ハーミーはハーミーだろ?」
- 152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:21:51.09 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「…ごめんなさい。前の私はわからないけど、私、ハーミーってとっても嫌な思い出があるの」
ハリー「ああ、そっか…」
ロン「そういえばそうだっけ? ごめんね」
ハーマイオニー「ええ。だから、あらためて自己紹介するわ」
ハーマイオニー「私はハーマイオニー・グレンジャー。ハーマイオニーって呼んで」
ハリー「……」 ちらっ にやっ
ロン「……」 ちらっ にやにや
ハーマイオニー「……どうしたの?」
ハリー「あ、ああ…ごめん。よろしく、ハーマミオニー」
おわり
- 155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:24:20.95 ID:AwDyyfxU0
乙
久々にssで腹抱えて笑った
- 158: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/07(土) 01:27:28.70 ID:EOkxpK1Ji
乙
楽しかったわ
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:27:42.67 ID:5tjI91HoO
乙
よかった
- 161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 01:31:40.95 ID:pJBEMvBG0
乙
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