【
ばななとグローブとジンベエザメのあらすじ】
司法試験に合格し、弁護士の研修期間中の堂本光司(
塩谷瞬)。
母の真理子(
黒田福美)と大学生に通う妹のさつき(趣里)と暮らす光司は学生時代から付きあっている山辺倫子(原田佳奈)と結婚を控えていた。
父の敦(
中原丈雄)は離婚で家族を棄てるように家を出て、今は年老いた祖母の俊江(馬渕晴子)と暮らしている。
焼肉店に勤める敦は、店のアルバイトの女性と常連客の女性と二股をかけながら、夜遊びにも余念がない。
そんな敦は自分の母である俊江の面倒をまともに見ることもなく、デイサービスに頼り、朝帰りも珍しくない生活をしている。
さつきはそんな敦を許すことができず時おり感情をあらわにするが、光司は感情を表に出すことはせず、むしろそんな父の行動を半ば理解するようにも見えた。
光司は祖母の俊江に並々ならぬ愛情を抱いており、また俊江も息子の敦とは似ても似つかぬ光司の婚約を心から喜んでおり、結婚式の出席を何よりも楽しみにしていた。
そんなある日、俊江が倒れ病院に搬送される。
俊江が倒れた時に敦は朝まで遊んでいたために発見が遅れ、俊江の回復は絶望的になる。
俊江の見舞いに病院を訪ねた光司が目にしたもの、それはベッドの上で顔を酸素マスクに覆われ、二度と意識が戻らないであろう愛する祖母の姿。
そして耳にしたものは、祖母の面倒をまともに見ることもなく、倒れたその日も飲み歩いて朝帰りだったため、発見が遅れたこと。
さすがの光司もこの時ばかりは敦へ大いなる不信感を抱く。
母親が倒れ、店の女性とも別れてひとりぼっちになってしまった敦は突然、俊江の年金を持ち出して東京から姿を消してしまう。
時は流れ、光司と倫子は結婚式を済ませ、また俊江がこの世を去る。
そして倫子の懐妊。
光司が父親になる日がやって来るのだ。
倫子、真理子とさつきも交えたささやかな祝いの席に飛び込んできたのは、敦が沖縄にきるという情報だった。
【出演】
中原丈雄 塩谷瞬 黒田福美 他
【監督】
矢城潤一 【製作】
日本 【公開】
2013年
参照:【
映画.com】【
Yahoo!検索】【
シネマトゥデイ】【
Movie Walker】
【
予告】
- 関連記事
-
【
YouTube】【
ランキング】【
映画】