50mmマクロと60mmマクロ
久しぶりの更新です。
最近、私事が忙しく、あまり写真が撮れていません。
先日ちょっと、いつもの樹液ポイントを覗く時間が取れたので、
いくらか写真を撮ってきました。
その中から2枚程・・・
E-5 ZD50mmF2.0 EC-14 f6.3 1/40 ISO400 NATURAL
もう9月も終わりだというのに、カブトムシの成虫が生き残っていました。
いつもの50mmマクロに×1.4テレコン、内蔵フラッシュ&ケンコー影とりです。
日陰のカブトムシにフラッシュを当て、
1/40secに設定することで、背景の緑を明るくしました。
いわゆる「スローシンクロ」です。
絞りはf6.3と開き気味なのですが、丸ボケに角が立って、絞りの形が判ります。
そう、評価の高いZD50mmマクロですが、今時のマクロレンズにはめずらしく、
円形絞りではないのです。
E-5 ZD50mmF2.0 EC-14 f11 1/250 ISO400 NATURAL
周囲には田んぼも多いので、アキアカネもたくさん目につきます。
久しぶりに綺麗な秋空だったので、青空バックで撮影してみました。
逆光でシルエットになるはずの下面を、内蔵フラッシュで明るくします。
いっぽう背景の青空は明るいので、シンクロスピードの最高である1/250secです。
今度は「日中シンクロ」ですね。
こちらは背景も遠いので、丸ボケはありません。
f11まで絞り込んだため、木や雲の形がなんとなく判ります。
さて、しばらく更新していない間に、
オリンパスからM.ZD60mmF2.8マクロの発売が発表されました。
このレンズ、マイクロフォーサーズ規格という違いはありますが、
ZD50mmF2.0マクロの気になる箇所が、色々と改善されています。
1、焦点距離が伸びた
50mmは35mm換算100mm相当とはいえ、接写時の撮影距離が短く、
私はもっぱらEC-14と併用して、70mmF2.8として使用していました。
今回60mmと少し長くなったことで、昆虫撮影には使いやすくなったと思います。
2、最大倍率が上がった
50mmの最大倍率は1/2倍(35mm換算で約等倍)で、
小型の昆虫を撮影するには物足りない数値でした。
テレコンを併用していたもうひとつの理由でもあります。
しかし今回、最大倍率が等倍(35mm換算で約2倍)になった事で、
大抵の昆虫が、レンズ単体で十分な大きさで撮影できます。
(もっともマイクロフォーサーズには、テレコンがありませんが・・・)
3、円形絞りの採用
そもそも何で50mmは円形絞りを採用しなかったのでしょう?
フィルム時代から各社、マクロレンズに円形絞りを採用し始めていたのに、
それが不思議でなりません。
4、フォーカスリミットスイッチの採用
マクロでAFを使用していると、一番イライラするのがピント合わせです。
ピントを外すと無限遠までピントを捜しに行って、ついには止まってしまう。
フォーカスリミットスイッチの使用で、そんな事はかなり無くなると思います。
5、撮影距離、倍率表示窓がある
これは50mmにもあるのですが、パナのマクロエルマリート45mmにはありません。
やっぱりマクロレンズには欲しい機能です。
他にも防塵防滴や引き出し式のフードなど、
出来る事は全てした、かなり本気モードで作られたレンズのようです。
画質も『高画質で定評のあるフォーサーズレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」を超えるマクロ性能を実現しました(メーカーwebサイトより)。』とのこと。
これはマクロレンズ好きとしては欲しくなります。
問題はボディーのみ。
どうやってもE-5には付きませんからね。
さて、どうしたものか?
ため息を付きながらwebサイトを見ていると、
なんとM.ZD60mmマクロのサンプル画像にも、
カブトムシとトンボの写真が使われているのでした。
目の毒だなぁ〜
最近、私事が忙しく、あまり写真が撮れていません。
先日ちょっと、いつもの樹液ポイントを覗く時間が取れたので、
いくらか写真を撮ってきました。
その中から2枚程・・・
E-5 ZD50mmF2.0 EC-14 f6.3 1/40 ISO400 NATURAL
もう9月も終わりだというのに、カブトムシの成虫が生き残っていました。
いつもの50mmマクロに×1.4テレコン、内蔵フラッシュ&ケンコー影とりです。
日陰のカブトムシにフラッシュを当て、
1/40secに設定することで、背景の緑を明るくしました。
いわゆる「スローシンクロ」です。
絞りはf6.3と開き気味なのですが、丸ボケに角が立って、絞りの形が判ります。
そう、評価の高いZD50mmマクロですが、今時のマクロレンズにはめずらしく、
円形絞りではないのです。
E-5 ZD50mmF2.0 EC-14 f11 1/250 ISO400 NATURAL
周囲には田んぼも多いので、アキアカネもたくさん目につきます。
久しぶりに綺麗な秋空だったので、青空バックで撮影してみました。
逆光でシルエットになるはずの下面を、内蔵フラッシュで明るくします。
いっぽう背景の青空は明るいので、シンクロスピードの最高である1/250secです。
今度は「日中シンクロ」ですね。
こちらは背景も遠いので、丸ボケはありません。
f11まで絞り込んだため、木や雲の形がなんとなく判ります。
さて、しばらく更新していない間に、
オリンパスからM.ZD60mmF2.8マクロの発売が発表されました。
このレンズ、マイクロフォーサーズ規格という違いはありますが、
ZD50mmF2.0マクロの気になる箇所が、色々と改善されています。
1、焦点距離が伸びた
50mmは35mm換算100mm相当とはいえ、接写時の撮影距離が短く、
私はもっぱらEC-14と併用して、70mmF2.8として使用していました。
今回60mmと少し長くなったことで、昆虫撮影には使いやすくなったと思います。
2、最大倍率が上がった
50mmの最大倍率は1/2倍(35mm換算で約等倍)で、
小型の昆虫を撮影するには物足りない数値でした。
テレコンを併用していたもうひとつの理由でもあります。
しかし今回、最大倍率が等倍(35mm換算で約2倍)になった事で、
大抵の昆虫が、レンズ単体で十分な大きさで撮影できます。
(もっともマイクロフォーサーズには、テレコンがありませんが・・・)
3、円形絞りの採用
そもそも何で50mmは円形絞りを採用しなかったのでしょう?
フィルム時代から各社、マクロレンズに円形絞りを採用し始めていたのに、
それが不思議でなりません。
4、フォーカスリミットスイッチの採用
マクロでAFを使用していると、一番イライラするのがピント合わせです。
ピントを外すと無限遠までピントを捜しに行って、ついには止まってしまう。
フォーカスリミットスイッチの使用で、そんな事はかなり無くなると思います。
5、撮影距離、倍率表示窓がある
これは50mmにもあるのですが、パナのマクロエルマリート45mmにはありません。
やっぱりマクロレンズには欲しい機能です。
他にも防塵防滴や引き出し式のフードなど、
出来る事は全てした、かなり本気モードで作られたレンズのようです。
画質も『高画質で定評のあるフォーサーズレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」を超えるマクロ性能を実現しました(メーカーwebサイトより)。』とのこと。
これはマクロレンズ好きとしては欲しくなります。
問題はボディーのみ。
どうやってもE-5には付きませんからね。
さて、どうしたものか?
ため息を付きながらwebサイトを見ていると、
なんとM.ZD60mmマクロのサンプル画像にも、
カブトムシとトンボの写真が使われているのでした。
目の毒だなぁ〜