Webサイトのフッター200個とフッターデザインの考え

フッターの美学。
そんな素敵サイトを紹介しようといくつかチョイスしていたら海外ブログのDWSが「The 200 best footers on the web」なんていう化け物エントリーをさらっと出してきたもんだから驚きだ。
しかもクオリティもめちゃ高い。
なので今回はこのエントリーを紹介して終わろうかなって・・・。
参考までにネタ帳が好きなフッターを7つほど紹介します。
たま、フッターまとめサイトの楽しみ方も一応書いておきます。
以下からどうぞ。
すばらしいフッターデザイン200
The 200 best footers on the web « Web Design Shock
もはやひとつのショーケースというか一冊の本になってもおかしくないクオリティの記事です。
ご堪能あれ!
中でもネタ帳がお気に入りのフッター7つ
Tomáš Pojeta | kreativní grafik

ここはフッターだけをみちゃダメなサイトだから紹介したい。
まずページのロードが終わると、スタート位置がヘッダーではなく、中間に突然移動する。
ここがUI的に優秀かどうかは別にして、その中心部から、上と、下の選択肢になるのだ。
また、なぜそのような上と下の選択に分けたのかと言うのは、サイト全体のデザインが鍵を握っているので、自分で確認して納得してくださいませ。
MULTIWAYS//E-Strategies - Web agency, comunicazione e marketing //

地面の中に埋め込まれた感じのフッター。
因みにこのサイトは前から何回かみてるけど、ヘッダーも素敵だったりするんですよね。
ヘッダーとフッターがどのように絡み合ったデザインとなっているかを見るべきです。
- meomi cloud house -

こちらのサイトも、フッターだけ見ちゃ通にはなれない。
まず、フッターだけでも様々な仕掛けがされている。
なにより、このサイトは、フッター、サイドの囲い、ヘッダーが全てflashで、中身だけNO flashという形になっている。
上の絵に見える木の影に何かいたり、右の畑に水あげれたりと、生きたフッターは楽しいです。
また、サイドの囲いも面白い。私のお勧めは左サイドのどんぐりの家に入っているリスかな。
Filcka.cz-Osobní weblog Tomáše Jelínka

なぜ、このまとめ記事を書いたブロガーが、このサイトを「フッターデザインリスト」に加えたのかが私にはまったくわからないのだけど、このサイトは、上のキャプチャーが、すでにひとつのサイトです。
最近ツイッターで知り合った人達の中にはなんというか1ページのポートフォリオサイトとを所有している人が結構多く、そう言う人達の共通として、縦に「ツイッター」「フリッカー」といった文字が並んでたりするのが多い。でも、こういうデザインもひとつの参考になるかもしれないですね。
Grzegorz Kozak ― Portfolio 2010

下にある電話ボックスをクリックするとお問い合わせフォームが出る仕組み。
とか、ほんとそんな仕組みなんてどうでも良いのです。
このフッターのデザインは、はるか上にあるヘッダーとの連携が肝です。
地面の下にゲーム機が埋まっているのとか細かいところがすきですが、ヘッダーの星座もご堪能あれ。
Creamy CSS Showcase is the best CSS Design Showcase

フッターにAmazonアフィリのある本棚がドンッと設置されています。矢印をクリックすると、陳列本を変えれます。
違和感がありません。というかこのサイトは、素敵CSS紹介サイトなんですが、こういう発想はどこからくるんだろうか・・・。
Rose Fu | Home | Personal Website and Web Design Portfolio

フッターデザインに、遊びをちょこっと加えたもの。触らなきゃわかりません。
さりげない動作になぜか好感が持てたりします。ほんと皆さん尊敬します。
結局ネタ帳なにが言いたいの?
ここまで紹介してあれですが、結局私が言いたいのは、
フッターは、全体を通した一部のデザインであり、フッターだけを見てたのでは、いつまでたってもフッターデザインが理解できないと言う事です。
気になったフッターがあったら、ヘッダーも見てみてください。サイト全体をみてください。
フッターデザインのまとめ記事の本当の旨みは、フッターだけを見る事ではありません。
あなたが「よいフッターを探したい」と思って、いろんなサイトをめぐって足元までみても、良いフッターはなかなか見つからない。しかし、フッターデザインのまとめ記事なら『はじめからフッターがきちんと存在しているサイト』をめぐる事が出来ます。
そして、こうした足元に気を使っているサイトやブログデザインは、フッターを生かすためにどのような努力や、仕掛けを作っているのかを学ぶべきだと私は思っています。
それらを理解したうえでまとめサイトを味わってみてください。
今までとは違う視点でデザインを考えれます。
また、こうしたデザイン記事は、ブロガー業界では捨て記事と呼ばれ、あまり紹介したがらない人が多いです。
デザインは常に進化したり、突如変更されたりすると、まったく意味がない記事になるからです。
なので、この200記事は、今が旬です(すでに何個かみれませんでしたが)。是非早めにご堪能ください。
それでは、また!