簡単に「コンテンツ」と呼ばれるブログ記事を作る方法
良質なコンテンツってどうやって作ればいいですか?
という質問があります。
難しい質問でもありますが、ビジネスブログを活用して商売の枠を広げたい人が多い中、コンテンツを作る方法がわからない人が非常に多いのも事実です。
これまでの経験から言えば、コンテンツを作るのが苦手な人は、共通してブログ記事の『テーマ』を見つけたり、決めたりするのが苦手な人が多いのです。
そこで今回は、手軽にコンテンツを作成する方法を書き記します。
はじめに
第一に、小難しい事を考えると書く人の手が止まります。
なので、難しい事を考えず、かつ、手軽に書くために
「自分の体験、経験を書く」と言う事を意識しましょう。
しかし、ただ単に体験や経験を書くというのは日記になります。
日記の類になると、多くの人から見て、コンテンツと呼べるものではなくなります。
つまり、あなたの事を既に知っている人や、あなたの企業を既に知っている人がそれをコンテンツとして受け取りますが、それ以外の人にとっては、見向きもされない傾向になってしまう為、体験や、経験を、日記にしない工夫が必要になります。
これは、テーマの定まっていないだらだらした日記を、一本のテーマに沿って経験を書くと、ライフハックネタに変貌するという、アクセスがあるブロガーなら皆知っているような普通のテクニックだったりします。
自分の経験や体験に対して、価値を作り出す事が出来るということを、まず頭に入れる事が重要なポイントになるのです。
テーマを決めないブログネタは時系列に書くだけなので、ものすごく楽に記事が書けますが、記事の価値が低下しやすい。
1記事にこれらを無理やり詰め込む必要はないのです。
※お知らせや通知、開催したイベントの内容を紹介する場合は、時系列に書いた方が良い。
以下の場合、記事は3つに割れますが、テーマに沿って、過去の体験、経験を加味し、記事のボリュームをアップさせて作るため、記事の完成度は高く、魅力ある記事になる。
多くの人は、かなり膨大な量のライフハック術を持っています。
それが若かろうが、年配であろうが関係ないのです。
高校生には高校生の考え方が、サラリーマンにはサラリーマンの、OLにはOLの、社長には社長の、主婦には主婦の考え方と経験が存在します。
ただ、漠然と記事を書こうと思っても一般的にはなかなか書けません。
しかし、テーマが決まっていると、意外と簡単に書けるものです。
ですから、記事が書けないという人は、このテーマを決めるのが苦手な人である傾向にあります。
つまり、出来事をそのままダラダラと書いてしまう傾向にあるのです。
もしも、こうした出来事をコンテンツとして昇華させたい場合は、テーマに沿って、あった事をまとめる事が大切なのです。
これらを踏まえ、テーマを決める圧倒的に簡単な方法を紹介します。
手軽にネタを作るには『本屋に行く事』
はぁ?と思った方。
別に本を読むわけでも、買ってくるわけでもありません。
本屋に行って、本のタイトルをダラ見してくるのです。
本屋にずらりと並ぶ様々な本のタイトルは、あなたの中に眠れる必殺のライフハックを呼び覚ましてくれる凄い材料なのです。
例えば『がんばらなくてもいい生き方』というタイトルの本が目にとまったとします。
その時、自分の脳内で頑張らなくても良い生き方について考えます。
頑張るよりも、具体的に計画とスケジュールを立てて、その通り動く方が楽だなぁと思ったなら、それで1記事書けます。タイトルは『頑張らないで働くコツ』と言ったところでしょうか。
大切なのは、『自分がそうすると良い』と思ったことを書くだけでいいのです。
スケジュール通りに働く事自体、頑張るって意味じゃないの?とかコメントする人が居るかもしれませんが、それはそれで良いのです。
例えば『色々なサイトで使われているFlashの動き』というタイトルが目にとまったなら、あなたはFlashが気になっている人だということになります。
それならそれで、あなたがウェブ上で参考になったFlashのサイトをまとめればよいのです。
こうして出来上がった記事は、オリジナルコンテンツ記事になりえるのです。
つまり、本のタイトル、及びカバーには、自分の経験や体験を呼び起こしてくれるヒントが眠っているのです。
ただし、重要なのは、その本の中身をその場で見すぎないこと。
見てしまうと、引用したり、感化されてオリジナルではない記事になってしまう可能性が非常に高いのです。
その本が気になったなら、自分が記事を書いた後に買って読むことをお勧めします。
『はじめに』でも紹介しましたが、出来事から経験を呼び起こし記事にするというパターンが出来る人と、苦手な人がいます。
本屋にいってタイトルを見ると、タイトルから連想した過去の経験や体験を思い浮かべる事が出来ます。
これによって、比較的簡単にテーマを作ることが出来るようになるのです。
もやもやしたテーマはさらに『アマゾる』
私がブログを教える時に使っている言葉ですが、頭でもやもやしたネタを書くときや、タイトルを決めるときに『アマゾれ』と使います。
これは、「Amazonの和書検索すれ」の略です。
例えば目の疲れをとる方法を知っている場合、これをどうやって記事にしようか・・・と悩んだなら、Amazonの和書検索で『目の疲れ』と検索するのです。
すると様々な本のタイトルがゲットできます。
この中から、自分が説明したい内容のものがあれば、そうだ、これが言いたかったんだ!という具合に、自分が言いたいテーマが決めやすくなります。
『本屋に行く』との大きな違いは、Amazon検索は、既に頭の中に「ネタらしきもの」が出来上がっている事が前提となります。
逆に『アマゾる』は、なんのネタも無い場合意味がありません。
ある程度もやもやした言葉が無ければ、検索できないからです。
また、ウェブ上での本は単にダラダラあるわけではなく、『自分から探す』か『ベストセラーから探す』という非常に狭い範囲でしかインスピレーションを受けれません。
本屋に行くという行為の重要なポイントは、見たこともない本や、興味も無いような本も全て見渡す事で、自分の中の経験が掘り起こされるという事なのです。
テーマが決まったら
書く内容のテーマさえ決まってしまえばあとはそれを書くだけです。
テーマが決まった記事は、コンテンツになりえます。
トイレ掃除を仕事とするおばちゃんがいたとしてその人が
今日は○○のトイレ掃除して買い物して犬の散歩しました。
と、ブログに書いた場合と
男子トイレを素早く綺麗にするコツ
という記事をブログに書いた場合とを比較すると、どちらの記事が良質なコンテンツとなりえるかというのは一目瞭然です。
要するに、なにか1つのテーマに沿って書かれた記事は、それだけでコンテンツとなりえるのです。
過去の自分の出来事や、経験、体験などを使って1つの記事として仕上れば良いのです。
以下の過去記事も参考に好きなように殴り書きしちゃってください。
初心者が簡単にプロっぽく記事の内容を仕上げるテクニック
WEBで自分が伝えたい事をきっちり相手に伝える為の7のコツ
ブログ論大全2008(この記事の感情メーター画像は今見ると意味がわからない。なぜこんな画像をつくったんだろうか・・・)
それでは、また。