5つのブログ地獄

たかがブログ。されどブログ。
たかが1アクセス、されど1アクセス。
たかが1ドル、されど1ドル。
ブログを職業として活用している人もいれば、ブログを趣味として活用している人もいる。
必死に、寝ずに、どれだけ頑張っても伸び悩むアクセス数。
今回は、アクセス数や売り上げばかりを気にしてしまうと襲ってくる、ブログ地獄を書いてみたいと思います。
地獄の3丁目
ようは始めて3ヶ月という期間。
すぐ目の前にある3丁目まで歩いていくだけの期間ですが、ここは地獄です。

ブログでアクセス数を増やしたい!という人にとって、この3ヶ月はかなり重要な要素を持っている。
私の経験から言って、この3ヶ月間で記事数を90達成する事が出来れば、のちのち相当優位に記事を書いていけます。Googleからの安定したアクセス、ある程度の固定ファンなどを獲得する『最も重要』な時期だと言えます。
この期間の記事量が、『このブログは常に更新してるんだなぁ』というイメージになり、さらにブログの価値が高くなります。
しかし、この3丁目までは、全く人が来ません。
よほどうまい事やらないと人が来ません。ほんとに来ません。
そして、人が来ないにも関わらず、人の役に立つような有用な記事を書き続けるのは至難の技です。
成功する為には、それでもめげずに書き続ける事に意味があるのですが、人が増えない焦り、不安、モチベーション低下によって、この大事な期間を切り抜ける事が出来ない人も多いです。
3丁目までの誘惑地獄
アクセス数がない地獄の3丁目までの間、ものすごい勢いでブログの品質低下を起こすような、『魔の重量ブログパーツ』や『ブログランキングぽちっとな地獄』、そして『たいした記事内容の無いトラックバックするだけの為の記事などを量産』してしまうという誘惑にかられる。

目の前にある、ほんの少しのアクセス数に惑わされ、やってしまう。(私もやった)
ここは絶えたもの勝ち。
要するに、記事の内容勝負を放棄したくなる時期でもあるのです。
ブログランキングに参加してはいけない、とまでは言いませんが、過剰なまでに『ぽちっとおしてくれ!』と言うのは本当にやめたほうが言い。
成功している人のほとんどが、この3ヶ月間を苦とせず、そんなものにたよらず、黙々と更新し続けた人ばかりだと言う事を忘れてはいけない。
ブログパーツをやるなら以下がスマートでクールかもしれない。
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脳が枯れる魔の120記事目
どれだけ優秀な専門家でも、120もの脳内記事を書くと、ネタが尽きる。
新しいネタを仕入れ無ければ、当たり前ですがブログを書き続ける事はできない。

ブログ初心者にありがちなのは、目先で起こった事と自分の脳内の記憶を書くことがブログだと思っている人は多い。
しかし、目先で起こった日記だけでは、人の役に立つ記事にならないほうが多かったりする。また、脳内の記憶を振り絞っても、せいぜい120記事が限度。
後は、新しい自分のスタイルが必要になる。このことに気が付かなければ、あなたは120記事目でゲームオーバーとなる。自分自身が一つの専門家としてブログを書いたとしても、世界には上が沢山いる。また、一個の専門ジャンルにおいても、必ず他のジャンルの情報や知識が必要とされる。
たった一つのエキスパートになる事は難しい。
しかし、3つ4つのジャンルの物事や記事、情報、知識を、平行に考え、そして結びつける事が出来れば、それはあなただけの特化されたジャンルとなる。

それがあなただけが得意とするジャンルであり、たった一つを極めるよりも、はるかに簡単にエキスパートになれる近道となるので、どちらが良いかをよく吟味したほうがいい。
意に反するコメント地獄
ブログ界隈において、どれだけコメントを閉鎖してようとも、ソーシャルブックマークなどからコメントは飛んでくるもの。
人の記事についている誹謗中傷なんかの記事を見る時と、いざ、自分のブログに付いた時の感情は全く別物で、なれてしまえばなんて事はない話なんだけど、初めてきれいなコメントがつき始めた矢先にくる、自分の意に反するコメントはなかなかつらいものがあったりします。
実際、日本ではコメントをつける際、斜め上からコメントをつけたがる人がほとんどなので、ひとつひとつ気にしていると、とんでもないストレスとなりますね。
自分の意に反するコメントというのは、ぶっちゃけ他から見れば、ただのアドバイスだったりするわけですが、自分の信条と思いをぶつけて書いた記事に対するいちゃもんに見えてくるという自己ストレスを作る要因となります。
なので、ブログを書き続けている人は、こういう意見もあり、かつ、そういう意見もあるのか、と内部処理をして、返事を書いたりする事があまりありません。
ですが、最初のうちと言うのは、自分に賛同するコメントがあったりして、それに対して全て返事とかもしちゃっているので、そういう他意見に対しても、返事をしてしまったりします。
基本的に、お互いの意見が分かり合うというケースは少なく、コメントは延々と続き、新しい記事作成の時間が圧迫され、ブログ疲れを起こしかねません。
この辺りは、細心の注意を払い、他の意見も認めつつ、成長していく必要があるかもしれませんね。
更新ストレス地獄
ブログアクセス数の柱というのは、基本的に『新記事』です。
更新でアクセス数は上下され、そこに価値があり、また、品質が保たれたりもします。
ある程度まで来ると、アクセス数は頭打ちになりやすく、有名なブロガーが保持するような、1日数万件のPVにならず、モチベーションの低下を引き起こします。
毎日アクセスログを眺めたりする時間が、生活の一部を圧迫したり、新しい記事を書く時間を圧迫したりするようになると、それは更新地獄です。
落ち着いて、まずは一つ一つの記事をしっかり書き続けていくという、最も大事な部分を大切にし、一度アクセスログから離れたほうが良い結果が生まれ易いです。
また、毎日更新しないと、人が来なくなってしまうのではないか?という心配から焦りが生まれるのが大体1年~2年目です。
心配せずとも、来なくなる人は毎日書いても来なくなりますし、来る人はたとえ1年空いたとしてもまた来てくれます。
確かに毎日書くこと=アクセス数になりますが、自分の書きたい事が何なのかがまとまっていない状態で書かれた記事は、価値が低かったりしますので、一休みしてこの地獄を乗り切ってください。
結局・・・
アクセス数というものに一喜一憂するのも自由であり、それがストレスとなったりするのは、逆の喜びの部分もあったりする結果です。
しかし、何の為にブログを書いているのかを忘れてしまうと、何の意味もありません。
アフェリエイトのため、お金の為、そう考える人だとしても、実際はそのために、ユーザーに喜んでもらったり、人の役に立つような情報を探したりしなければ、結果が付いてきません。
ブログにとって、大切な事は3つ。
- ブログを楽しむ事
- 続ける事
- 輪を広げる事
お金が欲しい、という理由でブログを選択してしまうのは、かなりつらい媒体だとつくづく思います。
それでは、また。