日本依存症を日本にいながらローリスクで脱却する戦略
こちらのエントリ。あなたは、日本依存症にかかっていませんか?
日本依存症とは、日本でしか仕事を得られず、
日本でしか生活ができなくなる、危険な病気です。
久しぶりに長い文章でも全く苦も無くすらすらと最後まで読んでしまいました。
私は確かに海外に出たいと思っても、なかなかその勇気が出せないチキンなので、国内にいながらちょっとでもこの依存を抜け出せないかと考えています。
上のエントリには、英語と資金が必ず必要になると最後に説いていますが、これをあまり必要としなくてもなんとかなっている人達は結構多いので、そのあたりも視野に入れてみたいと思います。
小さいけどGoogleAdSenseの収入は国境を越える
上のような素晴らしいエントリのプチ脱日本よりも、さらにプチ脱日本と言うのは、Amazonや、Googleといったインターネットビジネスによって得る収入があると私は考えています。
AdSenseなど、ドル安になって直接的な収益のダメージを負いますので、プチ海外進出なわけです。
IT技術力の上位技術者が、海外へ飛ぶ方法も有りだとは思いますが、国内にいながらでも海外ユーザーを相手にサービスを作る事は出来ます。
ちょっと前に紹介したCSSClipなんかは典型的ではないでしょうか。
日本人であっても、海外向けのサイトは作れるわけです。
クボケーさんが作ったCSSEZも海外のユーザーを相手にした設計をしています。
このように考えれば、技術者は英語が出来れば、すぐにでも海外で商売が出来る事になります。どのようなモデルで日本依存を脱却するのであれ、共通して必要なアイテムがあります。
それは、英語と資金です。
日本でしか生きていけないと将来破滅するリスクがあるので、世界中どこでも生きていける戦略のご紹介
どうせネット環境さえあれば、世界中どこでも、twitterやtumblrやmixiで遊べるし、ブログのコメント欄でクネクネすることもできるし、2 ちゃんでだらだら過ごすことも出来るし、エロ画像をダウンロードすることもできるし、はてブで脊髄反射的なコメントを付けることもできるし、はてなスターを連打しまくって顰蹙をかうこともできるのです。
日本でしか生きていけないと将来破滅するリスクがあるので、世界中どこでも生きていける戦略のご紹介
海外にいてもこうした事が出来ると書いて有りますが、それは日本にいても同様に海外のDiggを叩けるし、del.icio.usでブックマークも出来るわけです。
Diggやdel.icio.usのような海外向けのサービスを日本人が開発し、運営すれば、それは既にプチ海外進出だと言えます。
日本IT産業の状況、及び、日本のAdSenseの状況なども考慮して考えると、1クリック単価などはやっぱり海外に貼られているAdSenseの方が上です。
1クリック単価190.41$とかまでいっちゃってます。
違う経済の世界へ飛び込むのも、依存症から脱出する方法
国内におけるウェブサービスというのは、基本的に国内のユーザーの利用が大半です。
ですが、英語のウェブサービスというのは、結構日本人も使ってますし、del.icio.usのブックマーク状況を見てみると、英語のウェブサービスや、ジェンレーター関係のサービスは、様々な国の人が使っています。
このように考えると、英語がある程度できれば、パソコンとネット環境を整えるだけで、手軽に海外の経済に飛び込む事が出来ます。
インターネットで世界を見渡せば、お金が無ければ脱出できないという状況でも無いのです。
現に、YouTube日本語版が無かった時代でも、国内でYouTubeを楽しんでいた皆さんなら、国内ユーザーのみが商売の相手ではない事は知っています。
こうした視点からインターネットと付き合ってみるのはいかがでしょうか。
要するに、子は親を選べないと言う言葉に対して、仕事をするようになって自立する事で、親を見切ると言う事も出来るようになるのと同じです。
会社で働く人も、自分自身の自立が出来るようになれば、フリーランスで働く人も現れます。
日本にいながらにして、海外からの別の経済収入が少しでもあれば、会社を選ぶ基準も変わるでしょうし、酷い扱いを受けながら働かざるを得ない状態も、少しは変える事が出来るのではないでしょうか。
インターネットの世界の海外へ移住する為のアイテム
先のエントリでは、人が海外へ行くためには英語と資産が必要と表現されていました。
同じように、国内にいながらインターネットで海外へダイブする事が、プチ海外進出になるとすれば、その場合は、やっぱり英語が必要とされます。
そして、ITスキルに依存します。
海外インターネットの動向を知る為に、海外の情報を定期的に見て回る必要もあるでしょう。
こうした地道な作業はどこにいても同じです。
ただ、膨大なリスクと言う面では、海外に自らが飛ぶよりも低いですし、お金もそんなに要りません。
『確かに日本脱出したいけど、それは現実無理だなぁ』という方は、インターネット海外進出を考えてみると、少しはあなたの世界が変わるかもしれません。
そろそろこの小さな島の言語に依存するのをやめて、サーバー同士が連なる見えないインターネットと言う通信網を縦横無尽に味わいつくしてみてはいかがでしょうか。