ブログの本当の売り物『情報を語るな 体験を語れ』
404 Blog Not Found:書評blogの本当の売り物
これに激しく同意したわけですが、『書評ブログ』に対してではなく、私個人ブロガーとして共感しました。書を語るな、体験を語れ
以上を踏まえると、他の書評blogに対するアドバイスは上のとおりとなります。
もちろん体験を語るには、それに対応する「書」も自然と語ることになります。しかし、書評の読者が求めているのは、その本に何を書いてあるかではないのです。それらを語るのは、著者のblogであったり出版社の紹介ページであったりAmazonをはじめとするオンライン書店の該当ページの役割であってあなたの役割ではない。
海外のブログや、ツールなどを紹介するにしても、その使い方や、実際のインストール方法など、細かく紹介しているエントリに人気は集中します。
同じツールを紹介するにしても、ただ単に紹介するだけのエントリがあれば、そちらは過疎化します。
それってつまり体験を書いているからなんですよね。
叩かれてもいいじゃない
何らかの出来事をネタに紹介しているブログは多く見かけますが、そこにブロガー本人のエッセンスが混じっているだけで読み応えのあるものに『変化』するというのは、ブログの面白いところだと思っています。
だからいろんな記事を見つけては紹介を繰り返しても、なるべくホームページ作成の時間短縮に繋がるものや、それこそ英語が苦手な人でもなんとか見ていけるような物、なんだか楽しそうなものなどを選んで、砕いて紹介します。
また、感情的にもなり、それが記事ににじんだりもします。
ですが、これはあくまでも私の体験から、そうした思考にたどり着いた経緯などを表明しているわけであり、人間性が表に出る事で、『好き嫌い』が出来るんですよね。
ただ単にニュースや、有益と思われる情報を紹介するだけでは叩かれる事なんてめったにありません。
そこに『自分はこう考える』や、『自分の意見はこうだ』と書く事で叩かれる要素が増えるんです。でも、ブログはそこが面白い。
そんな個人の考え方や、趣向などが、ブログのアクセス数にも比例すると言う事が既に結果として出ています。
個人主張の塊のようなブログ
その最たるブログが、匿名ブログ、Anonymousダイヤリーではないでしょうか。
オレはこう考えているんだ!
という熱い主張に引き込まれる事が多々有ります。
サイト紹介という分野においては、田口さんの百式(100SHIKI.COM)がすごい参考になりますが、かならず中の人が受け取ったイメージやコメントが添えられる。
ニュースなどの情報も、いろんな角度から見て、自分なりの意思や意見を書かれているブロガーはやっぱり魅力的。
リンク先のアドレスだけの羅列より、それを見た感想が書いてあるだけで一つの参考情報に変化しますし。
ただし、間違ってはいけないのは、個人の日記のような体験ではない。
あくまでも、個人の体験から基づく考察が重要なポイントです。
日記にしても、『こんな事をした』よりも、『こんな事をした理由』や、『こんな事をした結果こうなって、私はこう思う』までかかれている方が、魅力的なエントリに仕上がります。
書を語るな、体験を語れ
というdankogai氏の言葉ですが、ブログ=書としても捕らえる事が可能な為、非常に参考になりました。
ブロガーとしての私の考えをまとめさせていただいて、終りにします。
情報を語るな、体験を語れ
では。