そんなプログラマは必要ない!優秀なプログラマの8つの条件
デザインの心得3か条をデザイナーに聞いてみたを紹介しましたが、この時、沢山のネットビジネスをされている経営者の方にもお会いしました。
せっかくなので、優秀なプログラマとは一体どんな人材ですかと聞いてきました。
そこで今回は、この聞いた話というのがすごく勉強になったので、経営者が必要とするプログラマ、要らないプログラマをご紹介しようかと思います。
必要な物を作り上げ、そこにプラス何かがあるもの
ネットビジネスの経営者だからと言って、みなプログラムについて詳しいわけではない。中には非常に詳しい方もいらっしゃいましたが、そんな詳しい方は5%未満です。
経営者が必要としているプログラマとは一体どんなプログラマなのか?
色々と答えがありました。
1)企画力のある人材
優秀なプログラマは得てして自己表現が下手だ。
我々にとって優秀という言葉は、あくまで我々の言うことを100%遂行する人材。
ところが、そういうプログラマはプレゼンテーションの力が無い。
逆に、こちらから依頼したものに、プラス何かを付けてくれる人材は、プレゼンがうまい傾向にある。自己表現ができるのだ。
その理由は簡単で、言われたことしかしないため、自己表現があまり出来ない。
だからプラス何かを付けてくれる人は高い評価が出せる。
そういう人材は大体企画力を隠し持っている。
2)デスクトップとマイドキュメントが綺麗な人材
これは・・・。その人の性格にも依存する。
それがデスクトップとマイドキュメントだ。
中にはマイドキュメントを開くと、自分の家族写真などが入っている奴もいる。
そういうプログラマは集中力がある、なしにかかわらず、注意力が散漫になる。
自分から注意力をそぐプログラマは必要ない。
逆に整理整頓が上手なプログラマは、要らないコードのダイエットもすばらしい技術を持っている。
私はデスクトップはゴミ箱しかありませんが、マイドキュメントはぐちゃぐちゃになっているかもしれない・・・。気をつけます。
3)網2.0って何だろうと聞いて、返事が返ってくるプログラマ
これは非常に面白い質問をする人だと思いました。
網2.0って・・・。ただのウェブ2.0なんですけどね。それが理解できない人材は英語がからっきしダメということと、WEB2.0すら知らないことに繋がっているらしいです。
4)期日はいつですかと聞いてくるプログラマ
プログラムの収益は2通りあり、納品して終りと、継続的にレンタルや、使用料などで定期的に入る収入がある。
特に納品して終りの場合、締め切り云々にかかわらず、期日=制作費用(人件費)が発生する。
それを理解してくれるプログラマが優秀だ。
なぜなら、その仕事を請けるかどうかの参考にもなる。
プログラマが予想をはるかに上回る日数を欲しがるのはわかるが、適正の期日を示す人材に、必ず淘汰されていく。
期日を全く気にしないプログラマはだらだらと遂行するだけだ。
そんなダラダラしているプログラマに仕事は振ってこない事に気がついてほしい。
5)新しいものにとらわれないプログラマ
うーん。私の事を言われているようで痛い。常に新しい技術や情報を見つけ、さも自慢げに話すプログラマほど使えない。
それよりも、今まで作ったプログラムの中から脆弱性の一つでも見つけるプログラマの方が優秀だ。
6)仕様の話をしているときに黙って聞くプログラマ
今まであったプログラマ(下請けも含め)大体の人間が、製品、及びウェブサービスの話をしている時に、必ず技術的な話をしてくる。
私にそんな話をされたってわからない。
それが出来ない理由というなら、なぜ出来る人間がいるのか聞いてみたい。
黙って聞くプログラマは、頭の中で恐らくプログラムチャートが高速で作られている。そんなプログラマは、大体話し終えた後、時間をくださいという。
帰ってチャートを作るというのだ。
技術の話はそれからだよね。やっぱり。
7)過去になにかを作って公開しているプログラマ
人材選びというわけでもないけど、面接のときに、過去に作ったものがあれば履歴書に書いてくる人がいる。
そんなプログラマを私は優先して採用している。
個人でも、実際あなたのように(私)色々公開している人がいる。
それをさらに収益につなげている人材はすぐにでも欲しい。
プログラム経験3年以上で募集しても8割は全くの初心者と思っていい人が来るのがこの世界だよ。
8)企画時に、収益の算段が出来るプログラマ
最近採用する若いプログラマは、必ずと言っていいほど『無料』サービスを上げてくる。
私は無料サービスは有りだと思っている。
ただ、無料サービスのあと、どういう展開で収益を上げていくのか?と聞くと、GoogleAdsenseでとしか答えが返ってこないプログラマは全く必要ない。
優秀なプログラマはそのあと『人が集まったら次はこれで収益を上げる事を狙っています』と付け加えて企画してくる。
それが成功するかどうかは別として、先を見れる人材がほしい。
痛いところもありましたが、勉強になりました
一応ブログにて内容を掲載するというインタビューのような形で聞いてきましたので、大体そのまま掲載しています。
私も痛いところを突かれた部分はありましたが、非常に参考になりましたので記事として残しておきます。
それではまた。
追加記載
「そんなプログラマは必要ない!優秀なプログラマの8つの条件」を読んで
トラバしていただいたようで(トラバ失敗)、読むと参考になる事があった為、ここで追加。