難しいとされるWEB技術のプレゼンテーションを作る為のすばらしい作成方法
How To Create A Technical Presentation That Makes Steve Job Green With Envy
非常に興味深い記事だった。
インターネットに関わる技術屋が持つ悩み。
これが『WEB技術のプレゼンテーション』です。
WEB技術の提案を、多くの方にわかりやすく説明するためにはどうすればよいのか?
そんな悩みを持ったことがある人は非常に参考になるのではないかと思います。
実際プログラムのプレゼンとなれば時間はかかるし、技術的な話となればさらに時間がかかる。
まして、WEB2.0に準ずる新しい仕組みの説明には骨が折れる。
ところが、この映像はわずか1分47秒という時間の中で、みごとにSNSについてのプレゼンテーションが行われている。
まずはこの映像を見てみましょう。
美しいソーシャルネットワーキングのプレゼンテーション
海外にてソーシャルネットワーキングとは?について詳しい説明のページが紹介されている。
social networking
Based on the six degrees of separation concept (the idea that any two people on the planet could make contact through a chain of no more than five intermediaries), social networking establishes interconnected Internet communities (sometimes known as personal networks) that help people make contacts that would be good for them to know, but that they would be unlikely to have met otherwise...[さらに]
直訳すれば
地球上のあらゆる二人は、5人以内の仲介者がいれば知り合うことが出来るという考えに基づき、接触を簡単にするのを助けるインタコネクトされたインターネットコミュニティ(個人的なネットワークとして時々知られている)です。
先ほど紹介したブログでは、こんな文字の説明で、いったいどれだけの人が理解できるのか。恐らく理解できる人は少ないといっても過言ではないと書いてある。
日本のウィキペディアでも、相当な説明量になっている。
ソーシャルネットワーキングとは?
SNSとは人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービスである。あるいはそういったサービスを提供するWebサイトを指す。
SNSの中心であり主目的は、人と人とのコミュニケーションにある。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供している。人のつながりを重視して「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスが多いが、最近では誰でも自由に登録できるサービスも増えている。[さらに]
さて。
SNSの説明をもしも私がする場合どのような説明になるのだろうか。
きっと小難しい言葉を書き記すと思う。
私や、多くのインターネットユーザーがわかるようなもので、SNSを聞いたことすらない人にとっては、全くわけのわからないものとなるだろう。
この映像は英語ですが、英語で言っていてもなんとなくわかる。
あなたに対して仕事、及び恋愛の対象となる人を見つけるまでに、何人かのホップが必要とされる。
こういったポップの手助けとなるネットワークです。
こうして、知っている友人の友人達と繋がる事が容易に出来る。
そのため、多くの友人達とあなたに接点を作ります。
とまぁ、こういった話の流れによってある程度SNSについてを話している。
これは友人の友人達と知り合うことで、よりあなたに多くのチャンスが訪れますということを、たったこれだけの絵で非常にわかりやすくプレゼンされている。
ログインする画面や、友人を探す画面もすべてA4用紙に書かれたものの上で行われている。クリックという行為が、ペンをたたくという行為で見せているのがわかる。
このプレゼンを見る限り、すばらしいイラスト力を持っているわけではない。
まして、イラストレータやフォトショップといった、作成されたものは使わず、すべて手書きで表現している。
映像プレゼン技術はこれから、どんどん多く使われる事になるだろうと思う。
それは映像配信と閲覧の技術向上と、回線コストの低下、回線スピードの上昇によってさらに多くなると予測できる。
そんな映像のプレゼンテーションの作り方の技術として、このすばらしいプレゼン映像に出会えたことに、感謝したい。