あなたがブログに人を呼べない3つの鎖
最も多く聞かれるのは『どうやったら人がくるブログになるの?』です。
その次が『なんでそんな毎日ブログがかけるの?』です。
私がその時に言えることは、『どうやったら人が来るブログになるのか』という事を考えるよりも、『インターネットの時間を少しだけ増やせばいい』と言います。
何故ならどうやったら人が来るのかという情報は、ネット上に既に文章としていくらでもあるからです。
それらを読まずして『どうやったら人が来るのか』と心配しても始まりません。
まずはどうやったら人が来るのかと心配している方の足に、がっちりと巻きついたその鎖をとる事から始めてみましょう。
1)なんで正しいことを書いているのに人がこない
先日お会いした方で、『私のブログでは、SNSについてや、モバゲーについて等の、現在話題となるであろう記事を書いているのだが、なぜ人が来ないのか』というご質問を受けました。
例えば『モバゲータウンとは』という記事や、『SNSとは』などの記事は、確かに誰かの役に立つ情報ですが、インターネットを少し長い時間やっている方は、それが検索すれば出てくる事を知っています。
ですから、それら記事が多くの人を呼び込む力はありません。
正しいこと、間違いないことを説明するよりも、その問題点や、今後の予測、さらに、その中の機能を徹底的に解析するとか、それらサイトにはまっているユーザーの心理を解き明かすなどの情報の方がはるかに人の心に届きます。
真っ向からあなたが感じた事を書いていくべきなのです。
モバゲーを好きになれない8つの理由とでも書いてみはいかがでしょうか。
その方が魅力的だと私は思います。
2)人に何かを言う為には、まず自分が何かをさらさなければならない
人の記事に反論したり、他の人の技術について『たいしたことない』等を、ブログを始めてすぐに言ってしまう方も結構多いです。
私の周りにも何人か居ますが、理由を聞くと、有名なブロガーの真似だったりする事が多い。
確かにアルファーブロガーと呼ばれる方々の中には、ものすごい反論や、異を唱える方も沢山居ます。
そしてそれが、ものすごい話題となってネットを駆け回ることもあります。
ただ、それはその方が既に自分という存在を世に示しているからです。
ブログを始めたばかりの方がこれを真似てしまうと、あなたのブログに人を寄せ付けない結果となります。
あなたがまず誰かに反論する場合は、まずあなたの知識を公開し、あなたという人間を少しでも理解してもらってからの方がいい。
そうでなければただ嫌われて終わります。
3)面白いネタがない
面白いネタを探そうと思って探せる人は、それだけで一つの才能だと私は思います。
私だって面白いネタが簡単に探せればいいなと思う事だってあります。
要するに、アウトプットする情報が無い状態。
でもそうそう簡単にネタなんて見つかりません。
そんな時はあせらずゆっくりと、インターネットを楽しむといいです。
他の記事をみて学んでいく事が大切です。
インプットする量が多ければ多いほど、あなたの記事はきっと面白いものになると思います。
ブログを始めた人はアウトプットをする一方になる
ブログを始めたときは、大体殆どの方がアウトプット(情報を吐き出す)作業から入ります。
どんどんアウトプットできて、どんどん記事が書けるという人の方が多いのです。
ところが、ある程度書いていくことで、アウトプットする情報がなくなってくるのです。これはごく当たり前の事です。
そのとき初めてブログの筆が止まる方が多い。
そして初めてブログのネタに困る事になります。
先ほども書きましたが、そんな時は他の誰かの記事を読んで見ましょう。
感化されたり、反論したくなったり。
それがあなたのブログへのアウトプット情報になっていくのです。
あなたの足にがっちりと巻きついた鎖は、インターネット上で見つけた誰かの記事が、きっと取り外してくれます。
極論を言えば、インターネットを楽しむ時間を増やすのが最も効果的だと言えるのです。