WEB2.0への道を壊すWEB1.0の人たちに対抗する方法
2007年06月19日 公開
最近色々なブログを見ていて思いました。
某大企業の話で、WEB2.0の案はいくつも存在するけど、実際はスーツをきた連中にお金にならないからとはじかれるというケースがある。
http://kokogiko.net/m/archives/002037.html
私の周りでも結構耳にする。
そんな話は実に多いのだ。
企業におけるあらゆるアプリケーション公開の動向はお金が決めている。
だからお金にならないものはしない。
こういう潮流が企業の体質にあると言うのだ。
ところがこれは間違いではないけど、根本的には全く違う。
恐らくお堅い方々には全く理解されないポイントは『WEB2.0』という言葉と意味です。
『新しい何か』を表現する舞台となりつつあるインターネットにおいて、Googleが推進している20%理論は実に的を得ている。
80%は会社の本来の仕事をまっとうし、20%は独自でプログラムや、企画を『開発しなければならない』というもの。
mixiでも1週間に1日はこの自由開発に時間を使っている。
構成はやはり若い世代。
事実これを理解するスーツを着た方々が、WEB2.0をしっかりと理解し、会話の中で使っているかがポイントとなる。
ひろゆき氏だって、WEB2.0が嫌いと言っている。
つまり口にするだけの知識があるかどうかなんです。
なんだかんだ言っても、ニコニコ動画は2.0ですから。
サイトの収入をまず一番に考えるよりも、それがどうユーザーに評価されるのかを考えていく方が、よっぽど次のステップに行く事が出来る。
逆にこれを理解されず、苦しんでいるプログラマは一体どれくらいいるのだろうと考えると悲しくなる。
そもそも、WEB2.0とは『あたらしい何か楽しいもの』に他ならない。
その新しい何かを表現するものを、過去の収支から考え、マネジメントしてから公開していたのでは、いつまでたっても技術の向上が出来ないのはあたりまえです。
この面だけを見れば、ライブドアあたりが少し頭を出してきているようにも見えます。膨大なトラフィックを武器に5番手6番手で出てくるYahooやGoo等は遅れているようにすら感じてしまいます。
しかし、プログラマが開発している間の開発時間というのは、実は先行投資にほかならない。
この投資の価値を見つめるのはいつだってマネジメントしている人間の価値観が重要となる。
年配のWEB1.0の方が指揮をとっているならば、WEB2.0の企画自体通るはずがない。これはごく一般的な事だと考えた方が自然です。
サラリーマンである限り、彼ら優秀なプログラマ達の収入は、企業から得ているわけですから、企業が右を向けと言えば右を向かざるを得ない。
左を一人滑走したところで、企業がまず乗らなければ壁を作られて終わるだけです。
企業が右にも左にも柔軟に対応するようになることで、Googleのように優秀な人材がどんどん集まる仕組みを作り上げる事だって可能なわけです。
プログラムにおける新しい開発は、その点個人で自由にやっている人にはかなわない。
個人で成功しはじめた『字幕in』の作者などは右も左も、上も下も向けた状況が生んだ成功の一つです。
ただし、なんでも好きなことをやって成功するなんて事はありませんし、個人でするにはやはりそれ相応のリスクを伴う為、なかなか踏み出せない人だって多いはずです。
そのリスクを会社に転化させて成功に導いていくためにも、やはり優秀なプログラマであるあなた自身が、どう成功するのかというビジョンを持たなければならない。
そして、それを文章にしなければならない。
さらに形をつくって見せ付けなければならない。
ひろゆき氏のように、自由を貫くためにはそれなりのリスクを伴っているわけです。
あなたのプロジェクトには人を納得させるだけの文章が必要となるのです。
こうなってくると、いよいよもって企業の体質その物がキーになるといわざるを得ない状況になってるのではないかと感じます。
企業の体質とは、大きな企業であればあるほど変わりにくい部分があります。
大企業がWEB2.0への移行をためらっている今、柔軟な対応が出来る中小企業、弱小企業の方が、WEB2.0、WEB3.0をいち早く掴む位置にいると考えられないでしょうか?
海外では実際にインターネットへ向ける考えは日本の斜め上を行っていると言わざるを得ない状況ですが、日本でもやはり上にいけるのは、2.0スイッチが入っている企業かどうかにかかっていると私は思います。
あなたの会社のスイッチは今、1.0ですか?それとも2.0ですか?
もし、あなた自身が2.0、そして3.0をつかめるなら、WEB2.0云々で議論し、WEB1.0の方々に却下されるよりも、1.0の人が『これはおもしろい』と思える物を生み出し、結果を触ってもらうことが大切です。
それにはもちろん、時間外というあなた個人の武器をいかに使うかにかかっていると思います。
某大企業の話で、WEB2.0の案はいくつも存在するけど、実際はスーツをきた連中にお金にならないからとはじかれるというケースがある。
http://kokogiko.net/m/archives/002037.html
私の周りでも結構耳にする。
そんな話は実に多いのだ。
企業におけるあらゆるアプリケーション公開の動向はお金が決めている。
だからお金にならないものはしない。
こういう潮流が企業の体質にあると言うのだ。
ところがこれは間違いではないけど、根本的には全く違う。
WEB2.0という意味をそもそも理解されない
恐らくお堅い方々には全く理解されないポイントは『WEB2.0』という言葉と意味です。
『新しい何か』を表現する舞台となりつつあるインターネットにおいて、Googleが推進している20%理論は実に的を得ている。
80%は会社の本来の仕事をまっとうし、20%は独自でプログラムや、企画を『開発しなければならない』というもの。
mixiでも1週間に1日はこの自由開発に時間を使っている。
構成はやはり若い世代。
事実これを理解するスーツを着た方々が、WEB2.0をしっかりと理解し、会話の中で使っているかがポイントとなる。
ひろゆき氏だって、WEB2.0が嫌いと言っている。
つまり口にするだけの知識があるかどうかなんです。
なんだかんだ言っても、ニコニコ動画は2.0ですから。
サイトの収入をまず一番に考えるよりも、それがどうユーザーに評価されるのかを考えていく方が、よっぽど次のステップに行く事が出来る。
逆にこれを理解されず、苦しんでいるプログラマは一体どれくらいいるのだろうと考えると悲しくなる。
そもそも、WEB2.0とは『あたらしい何か楽しいもの』に他ならない。
その新しい何かを表現するものを、過去の収支から考え、マネジメントしてから公開していたのでは、いつまでたっても技術の向上が出来ないのはあたりまえです。
この面だけを見れば、ライブドアあたりが少し頭を出してきているようにも見えます。膨大なトラフィックを武器に5番手6番手で出てくるYahooやGoo等は遅れているようにすら感じてしまいます。
しかし、プログラマが開発している間の開発時間というのは、実は先行投資にほかならない。
この投資の価値を見つめるのはいつだってマネジメントしている人間の価値観が重要となる。
年配のWEB1.0の方が指揮をとっているならば、WEB2.0の企画自体通るはずがない。これはごく一般的な事だと考えた方が自然です。
個人でリスクを背負うか、会社にリスクを負わすか
サラリーマンである限り、彼ら優秀なプログラマ達の収入は、企業から得ているわけですから、企業が右を向けと言えば右を向かざるを得ない。
左を一人滑走したところで、企業がまず乗らなければ壁を作られて終わるだけです。
企業が右にも左にも柔軟に対応するようになることで、Googleのように優秀な人材がどんどん集まる仕組みを作り上げる事だって可能なわけです。
プログラムにおける新しい開発は、その点個人で自由にやっている人にはかなわない。
個人で成功しはじめた『字幕in』の作者などは右も左も、上も下も向けた状況が生んだ成功の一つです。
ただし、なんでも好きなことをやって成功するなんて事はありませんし、個人でするにはやはりそれ相応のリスクを伴う為、なかなか踏み出せない人だって多いはずです。
そのリスクを会社に転化させて成功に導いていくためにも、やはり優秀なプログラマであるあなた自身が、どう成功するのかというビジョンを持たなければならない。
そして、それを文章にしなければならない。
さらに形をつくって見せ付けなければならない。
ひろゆき氏のように、自由を貫くためにはそれなりのリスクを伴っているわけです。
あなたのプロジェクトには人を納得させるだけの文章が必要となるのです。
企業を引っ張る人のスイッチは動かないのか?
こうなってくると、いよいよもって企業の体質その物がキーになるといわざるを得ない状況になってるのではないかと感じます。
企業の体質とは、大きな企業であればあるほど変わりにくい部分があります。
大企業がWEB2.0への移行をためらっている今、柔軟な対応が出来る中小企業、弱小企業の方が、WEB2.0、WEB3.0をいち早く掴む位置にいると考えられないでしょうか?
海外では実際にインターネットへ向ける考えは日本の斜め上を行っていると言わざるを得ない状況ですが、日本でもやはり上にいけるのは、2.0スイッチが入っている企業かどうかにかかっていると私は思います。
あなたの会社のスイッチは今、1.0ですか?それとも2.0ですか?
もし、あなた自身が2.0、そして3.0をつかめるなら、WEB2.0云々で議論し、WEB1.0の方々に却下されるよりも、1.0の人が『これはおもしろい』と思える物を生み出し、結果を触ってもらうことが大切です。
それにはもちろん、時間外というあなた個人の武器をいかに使うかにかかっていると思います。