あなたのブログタイトルがどこでどう頑張っているのか次の5つを知っておいて損はない
ブログのタイトルは常に戦っている
ブログを書いている人向けの記事です。
過去何度かタイトルについてお話してきましたが、今度は実際にタイトルが戦っているイメージをつかんで見ましょう。
記事があまりにも長くなってしまったため嫌になるかもしれません。
なので今回は目次をつけておきますので必要なさそうであれば読む読まないの判断をつけていただければ幸いです。
1・新着情報ステージ
ブログ開始
2・タイトルの重要性を学ぶ期間
タイトルは戦っている
3・記事の内容を充実させる期間
お気に入りとRSS
4・検索エンジンからの訪問者
検索結果にもタイトルが
5・ソーシャルブックマークへ
ソーシャルブックマークへの道
あなたがひとたびブログの記事を書いたら、そのブログのタイトルはいたるところであなたのブログサイトに人を呼ぶ為に頑張っている。
別にそんな事を意識しなくてもいいじゃないという人は、それでもいいと思います。これはあくまでも、いったいどこでタイトルが頑張っているのかを少しだけ追いかけて見るための参考記事として受け取っていただければと思います。
1)初戦は各ブログサイトのトップページ
FC2ブログのトップページ下部
ライブドアの場合はライブドアブログの下部
あなたが初めてブログを書いた日から、からなずここでデビューします。
最初に『テスト投稿』と書いただけでもここでデビューしています。
このステージは、新着情報を表示するステージです。書いたら必ず表示されます。
もう一つのステージはPING送信先。
PING送信とはおもいきり簡単に言うと『私はこの記事を書いたよ』と各PING1個につき1個のサイトに対してお知らせするものです。
この機能を受け取る方法は様々ですが、こういったPING送信先でも、あなたのブログタイトルが表示され、頑張っています。
ほぼ、どのブログにも、最初からある程度5個くらいPING送信先が標準で登録されている為、先ほど言ったあなたの『テスト投稿』というタイトルは、色々なところに顔を出しているわけですね。
2)そもそも何をどう戦っているのか
タイトルが様々なホームページで表示されることは、ブログの良いところです。
ですが、ほぼどのブログも『同じ条件』でタイトルを表示してます。
上のFC2ブログの表示のされ方を見てわかるとおり、あなたのブログタイトルが一覧に表示されても、他の人のブログのタイトルも表示されているのです。
一覧表示15件の場合は、15分の1の確立
もし、この15件の一覧からクリックしてみようと思う人が居たとして、いったい何個のタイトルをクリックするでしょうか?
答えとしては1個から2個です。
全部見ようと思う人はほとんど居ません。
あなたのタイトルが表示されているときに出会えたユーザーが、違うタイトルに興味を引かれ、違うブログへ行ってしまった場合。
そのブログを読み終えて帰ってきたときには、既にあなたのタイトルは無くなっている可能性が高いです。
FC2にしてもライブドアにしても、新着情報表示というステージは、ものすごい速さで更新されていきます。それだけ多くのブログ記事が生まれているということです。
だからこそ、最初のブログを開設してリピーターの少ないときは、物量、つまり毎日書いて、新着情報ステージに、何度もタイトルを出す。という方法が最初とれる最も人を呼び込む最良の策となります。
せっかく良い記事を書いても、あなたのタイトルが人を引き付けない限り、あなたのブログと出会えることはありません。
まずは出会う事が大切です。
ですからあなたが書いた記事に見合う、タイトルである程度読んでみたいと思ってもらえるタイトルをつけてあげなくてはならないのです。
『それはただの釣りなのか』
この問題が次に襲ってくるかもしれません。
タイトルがあまりにも記事と不釣合いすぎてしまうと、なんだよと怒られます。
ですから記事の内容をガイドするタイトルを考えましょう。
タイトルを豪華にしたい場合は内容もボリュームあるものにしていく事が大事かもしれません。
3)次のステージはお気に入りとRSSの購読
お気に入り、とはソーシャルブックマークの事ではありません。
なぜ、人気ソーシャルブックマークブログと同じように良い記事を書いても目立たないのかを、2年前くらいに考えていましたが、問題はそこではありませんでした。
まぁ、今となっては同じように書いていたつもりでも、そんなに良い記事を書いてはいなかったと痛感します。
記事をぱっと見たときに、次の5つの感情がわいてくるようにしなくてはいけません
1『これは後で必要な情報かもしれない』
誰かの役に立つ記事というのは人の心に届きやすい。
2『これは面白いからまた見たい』
たとえばYouTubeの面白い動画ばかりあるブログや、面白FLASHのような、誰かにあとで教えてあげたいという感情を抱いてもらう必要があります。
3『このブログは全体的に自分に必要な情報が多い』
なんでもかんでも紹介したり、色々なコラムを書いたり、様々な情報を羅網したり。
最初のうちは、そんな必要全くありません。
特定の分野だけの情報だけで良いのです。
時には違うことも、日常的なことで面白い事があって、書きたくなるかもしれませんが、それを書く必要はありません。特定の分野だけの情報のほうがアクセス数をもたらす傾向にあります。
4『更新頻度が高いから、ほしい記事がいつかまた生まれるかもしれない』
更新頻度はかなり大切かもしれません。
この感情が生まれたとき、そのブログのRSSを探し出し、RSSリーダーに登録されるのです。
FeedBurnerを使えば、何人の人が購読しているのかがわかり便利です。
5『ブログ内の他の新着エントリーも気になるなぁ』
コンテンツが統一されているブログ(ある分野に特化)であれば、他のエントリーもその人にとって有意義なものである可能性が高い為、お気に入りに登録されやすい傾向にあるようですね。
そのためにも、自分のブログ内を案内するタイトル達も、それぞれが人に見てもらいたいと訴えるような、人を引き付けるタイトルである必要があると感じます。
以上の感情を持ってもらうことで、あなたのブログはお気に入りに追加されたり、RSSによる購読者になってもらえる確率が上がります。
このお気に入りに入れるという気持ちは、誰かに紹介しても良い記事というレベルの記事である可能性が高いです。ですから、この頃からトラックバックや、紹介のリンクが多少増えることでしょう。
ただしRSS購読をされたとしても、そこでまた様々なブログのタイトル達が火花をちらし、激戦します
あなたのRSSだけを必死に読む人はなかなかいません。
他のブログのRSSも受信していることは一般的な行為です。
ですから、相手のユーザーの懐まで入ったからと言っても、タイトルは必死にあなたのブログへ誘導するべく日々戦っているのです。
4)検索エンジンの検索結果
1日1記事。毎日ブログを書いたとして、あなたのブログが30ページになったとします。
そうすると、それらタイトルはYahooやGoogleの検索結果に表示されるものが現れます。ここでも彼らタイトルは激しい争いをしています。
検索結果の表示は一般的に10件。
『mixi』で検索して2ページ目の下部に私の記事がありますが、Googleからの訪問率は高いです。ここでもタイトルは頑張っているんですね。
はっきりと、わかりやすいものは、ユーザーの直感を刺激し、サーチエンジンからの訪問が増えることでしょう。
一般的にブログは(『ブログの名前』『記事の名前』)というタイトルが頭につきますが、私のブログを見てわかるとおり(『記事の名前』『ブログの名前』)となっている方が、文字数に限度があるところでは有効です。
そもそもブログの名前が必要かどうかも考えさせられる文ですが、ここでは割愛させていただきます。
5)最後にソーシャルブックマーク
ソーシャルブックマークされたとすると、今度はソーシャルブックマークサイトの注目を集めている一覧と、人気のエントリー一覧を戦い抜いていきます。
ようやくソーシャルブックマークされたと思ったら、今度はその中でまた激しい戦いを行っています。
注目のエントリーにしても、人気のエントリーにしても、記事を読んでもらえなければブックマークも何もあったものではありません。
ユーザーが、ソーシャルブックマークされている全ての記事をみるのは不可能です。
ソーシャルブックマークサイト内でも、一覧表示されているタイトルが、あなたのブログの記事を多くの人に見てもらえる工夫が必要になるんですね。
ステージを勝ち抜く為には
特に厳しいステージは(1)です。
誰にも見られていないのに毎日ブログを書くというものほどつらいものはないかもしれません。
何度書いても、人が来ない場合は、ブログの名前か、タイトルに原因がある可能性が最も高いです。
修正点をステージ1である程度直し、ステージ3のお気に入りとRSS購読数の解析をしていく事が大切ですね。
また、どんなにタイトルが適当だったとしても、記事さえ良ければよいという事も多々あります。ですが、私の感想としては、どのブックマークサイトを見てもきちんとしたタイトル(フダ付け)がされているエントリーがほとんどではないかと感じましたので記事にいたしました。