くじラブのHPを読んでいて日本政府が捕鯨支持を取りつけるため多額の税金(ODA)をバラまいていることや捕鯨の関連事業を行なっている財団法人が水産庁の役人の天下り先になっていることに今頃気づきました(^^;
以下に一部をメモしときます。
■「調査捕鯨」は水産庁の“天下り”“利権”のショーケース (1)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato/145
日本鯨類研究所(鯨研)は、06年度決算で、国から無利子で借りていた36億円の運転資金のうち10億円が返せなかったといいます。そして、結局この10億円は、07年度から4年間の分割返済にしてもらったというお粗末さ。しかし、この「調査捕鯨」というリスクが大きい事業に融資するというのは、どういう銀行かと思ったら、やっぱり民間の銀行ではなかったのです。この36億円を融資しているのは、鯨研と同様に農林水産省所管の財団法人である、海外漁業協力財団。この財団自身も毎年12億円規模の補助金を農林水産省からもらい事業を行なっています。つまり私たちの税金がここでも調査捕鯨に使用されており、その挙句には返済が不可能になるという無責任な融資が行なわれているのです。
asahi.com:調査捕鯨、懐もピンチ 国からの融資10億円返せず
毎年5億円補助金(税金)が使われている(財)日本鯨類研究所のHP
http://www.icrwhale.org/
毎年12億円補助金(税金)が使われている(財)海外漁業協力財団(OFCF)のHP
http://www.ofcf.or.jp/
(財)海外漁業協力財団は水産庁からの「天下りのショーケース!?」のような財団
[PDF](財)海外漁業協力財団役員名簿
理 事 長(常 勤) 嶌田 道夫 元水産庁長官
常務理事(常 勤) 粂 知文 元水産庁資源管理部審議官
理 事(非常勤) 石川 賢廣 元水産庁次長
理 事(非常勤) 中須 勇雄 元水産庁長官
理 事(非常勤) 畑中 寛 元日本鯨類研究所理事長
理 事(非常勤) 米澤 邦男 元水産庁次長 (元IWC日本代表)
理 事(非常勤) 澁川 弘 元水産庁研究部長
理事長は、元水産庁長官。そのほかにもかなり水産庁関連の方が名を連ねています。さらに注目すべきは、昨年まで鯨研で理事長をやっていた畑中寛氏が非常勤ですがここに理事として名を連ねていることです。
つまり、今回の朝日新聞の記事にあるように、鯨研が融資を返済できなくなるという運営を行なっていたその時の当事者が、融資側の理事として名を連ねていると言うことになるのです…。
借金を返済できないような団体運営をしていた人が、融資をする側で自分が作ってしまった借金を「それでは、4年に分割して返済してください」と言う側にいるという現実は、通常の世界では想像することができないでしょう。
■「調査捕鯨」は水産庁の“天下り”“利権”のショーケース (2)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato/148
日本鯨類研究所の広報費と調査費の比率
南極海や日本沿岸などで行なっている調査捕鯨の規模が拡大されるにつれ、鯨肉の供給が増えてきているけれど、その鯨肉の販路拡大を狙って立ち上げた企業は、2年連続の赤字の見通しということ。結局は、うまくいっていないらしい。
[PDF](財)日本鯨類研究所の平成18年度収支報告書
この報告書をみると、一般事業費約8億2千万円のうち、約6億円が広報費として、そして約1億3千万円が調査研究費として当てられていることがわかります。つまり、研究所であるはずの同団体の一般事業費の70%以上が広報費に使われているのに対して、調査研究費はたったの16%程度ということなのです。
■日本政府は捕鯨支持を取りつけるため税金をバラまいている
こちらは朝日新聞「私の視点」2008年1月31日掲載された星川淳氏のコラムです
http://www.whalelove.org/opinion
国際捕鯨委員会で捕鯨支持を取りつけるための集票策には、1994年以後だけでも980億円近くの水産ODAのうち相当部分が充てられてきた。にもかかわらず、調査捕鯨の見直しを求める国際世論は広がる一方で、日本政府がめざす商業捕鯨の再開はまったく見通しが立たない。
以下に一部をメモしときます。
■「調査捕鯨」は水産庁の“天下り”“利権”のショーケース (1)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato/145
日本鯨類研究所(鯨研)は、06年度決算で、国から無利子で借りていた36億円の運転資金のうち10億円が返せなかったといいます。そして、結局この10億円は、07年度から4年間の分割返済にしてもらったというお粗末さ。しかし、この「調査捕鯨」というリスクが大きい事業に融資するというのは、どういう銀行かと思ったら、やっぱり民間の銀行ではなかったのです。この36億円を融資しているのは、鯨研と同様に農林水産省所管の財団法人である、海外漁業協力財団。この財団自身も毎年12億円規模の補助金を農林水産省からもらい事業を行なっています。つまり私たちの税金がここでも調査捕鯨に使用されており、その挙句には返済が不可能になるという無責任な融資が行なわれているのです。
asahi.com:調査捕鯨、懐もピンチ 国からの融資10億円返せず
毎年5億円補助金(税金)が使われている(財)日本鯨類研究所のHP
http://www.icrwhale.org/
毎年12億円補助金(税金)が使われている(財)海外漁業協力財団(OFCF)のHP
http://www.ofcf.or.jp/
(財)海外漁業協力財団は水産庁からの「天下りのショーケース!?」のような財団
[PDF](財)海外漁業協力財団役員名簿
理 事 長(常 勤) 嶌田 道夫 元水産庁長官
常務理事(常 勤) 粂 知文 元水産庁資源管理部審議官
理 事(非常勤) 石川 賢廣 元水産庁次長
理 事(非常勤) 中須 勇雄 元水産庁長官
理 事(非常勤) 畑中 寛 元日本鯨類研究所理事長
理 事(非常勤) 米澤 邦男 元水産庁次長 (元IWC日本代表)
理 事(非常勤) 澁川 弘 元水産庁研究部長
理事長は、元水産庁長官。そのほかにもかなり水産庁関連の方が名を連ねています。さらに注目すべきは、昨年まで鯨研で理事長をやっていた畑中寛氏が非常勤ですがここに理事として名を連ねていることです。
つまり、今回の朝日新聞の記事にあるように、鯨研が融資を返済できなくなるという運営を行なっていたその時の当事者が、融資側の理事として名を連ねていると言うことになるのです…。
借金を返済できないような団体運営をしていた人が、融資をする側で自分が作ってしまった借金を「それでは、4年に分割して返済してください」と言う側にいるという現実は、通常の世界では想像することができないでしょう。
■「調査捕鯨」は水産庁の“天下り”“利権”のショーケース (2)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato/148
日本鯨類研究所の広報費と調査費の比率
南極海や日本沿岸などで行なっている調査捕鯨の規模が拡大されるにつれ、鯨肉の供給が増えてきているけれど、その鯨肉の販路拡大を狙って立ち上げた企業は、2年連続の赤字の見通しということ。結局は、うまくいっていないらしい。
[PDF](財)日本鯨類研究所の平成18年度収支報告書
この報告書をみると、一般事業費約8億2千万円のうち、約6億円が広報費として、そして約1億3千万円が調査研究費として当てられていることがわかります。つまり、研究所であるはずの同団体の一般事業費の70%以上が広報費に使われているのに対して、調査研究費はたったの16%程度ということなのです。
■日本政府は捕鯨支持を取りつけるため税金をバラまいている
こちらは朝日新聞「私の視点」2008年1月31日掲載された星川淳氏のコラムです
http://www.whalelove.org/opinion
国際捕鯨委員会で捕鯨支持を取りつけるための集票策には、1994年以後だけでも980億円近くの水産ODAのうち相当部分が充てられてきた。にもかかわらず、調査捕鯨の見直しを求める国際世論は広がる一方で、日本政府がめざす商業捕鯨の再開はまったく見通しが立たない。
捕鯨に反対する嘆願書にネット署名されたid:Stiffmuscleさんにグリーンピースから2度目のメールが届いたので紹介します。
15歳のSkye Bortoliさんが民主党に署名(131,965名)を届け、筒井議員から「私たちの姿勢はあなたのものと同じではありませんが私たちは真剣に問題を考えます。」と伝えられたことや、その後すぐに民主党が委員会を開いたこと。そして、グリーンピースが委託して行なった日本での世論調査の結果、日本人の約71%のが南氷洋のクジラ保護区での捕鯨を支持していないこと、約87%が捕鯨に税金が使われていることに驚いていたことなど(1つ目のリンクに詳細あり)が書いてあります。2つ目のリンクには反捕鯨活動の様子がビデオで紹介されています。
March 5th, 2008
Dear ××××××××,(←名前は伏せてあります)
We've delivered our whaling petition to the Japanese authorities.
Fifteen-year-old anti-whaling campaigner Skye Bortoli from Port Stephens presented the 131,965 strong petition to the Japanese authorities in Tokyo. Immediately afterwards, the opposition Japanese Democratic Party (DPJ) called a committee meeting on whaling. That was quick!
Indeed, the Japanese accepting the petition was a victory in itself - past international efforts have been totally rejected. The committee's chair, Mr. Tsutsui said, "Our stance is not the same as yours but we are willing to consider the issue seriously." And, in a major concession, they admitted the market for whale meat was not viable and that Japan's international reputation was at stake.
Read more about Japan's reaction to our petition
While the political ground appears to be shifting, the fact is that the Japanese people do not support whaling. Earlier this month, we commissioned a special independently conducted poll which found that 71 per cent do not support their country whaling in the Southern Ocean Whale Sanctuary. And astonishingly, 87 per cent were surprised to learn that their tax money was actually being used to help pay for the outrageous whaling operation.
The focus of Greenpeace's campaign is now exposing the Japanese people to the facts on whaling - so they can exert political pressure on their leaders, who won't like to be out of step with public opinion for long. Our petition, developed together with the Daily Telegraph and the Today Show has helped build the momentum for change.
Watch a video wrap of our recent anti-whaling work in the Southern Ocean.
Once again, thanks for signing; together we are making a difference. Our campaign continues and we'll keep in touch about further ways for you to be involved.
Rob Nicoll,
Whales campaigner
Greenpeace Australia Pacific
【関連リンク】
グリーンピース・ジャパンが日本リサーチセンターに委託して行った世論調査結果。(日本語版、PDFファイルによる詳細あり。)
・日本での捕鯨に関する意識調査の結果
【当ブログの関連エントリ一覧】
・捕鯨問題のエントリーをまとめてみました(追記あり) (01/25)
・[捕鯨問題]朝日新聞の行なった世論調査は「誤誘導だと強く非難」英 デイリー・テレグラフ紙 (02/10)
・捕鯨中止を求めるグリーンピースから届いたメールを紹介します (02/16)
15歳のSkye Bortoliさんが民主党に署名(131,965名)を届け、筒井議員から「私たちの姿勢はあなたのものと同じではありませんが私たちは真剣に問題を考えます。」と伝えられたことや、その後すぐに民主党が委員会を開いたこと。そして、グリーンピースが委託して行なった日本での世論調査の結果、日本人の約71%のが南氷洋のクジラ保護区での捕鯨を支持していないこと、約87%が捕鯨に税金が使われていることに驚いていたことなど(1つ目のリンクに詳細あり)が書いてあります。2つ目のリンクには反捕鯨活動の様子がビデオで紹介されています。
March 5th, 2008
Dear ××××××××,(←名前は伏せてあります)
We've delivered our whaling petition to the Japanese authorities.
Fifteen-year-old anti-whaling campaigner Skye Bortoli from Port Stephens presented the 131,965 strong petition to the Japanese authorities in Tokyo. Immediately afterwards, the opposition Japanese Democratic Party (DPJ) called a committee meeting on whaling. That was quick!
Indeed, the Japanese accepting the petition was a victory in itself - past international efforts have been totally rejected. The committee's chair, Mr. Tsutsui said, "Our stance is not the same as yours but we are willing to consider the issue seriously." And, in a major concession, they admitted the market for whale meat was not viable and that Japan's international reputation was at stake.
Read more about Japan's reaction to our petition
While the political ground appears to be shifting, the fact is that the Japanese people do not support whaling. Earlier this month, we commissioned a special independently conducted poll which found that 71 per cent do not support their country whaling in the Southern Ocean Whale Sanctuary. And astonishingly, 87 per cent were surprised to learn that their tax money was actually being used to help pay for the outrageous whaling operation.
The focus of Greenpeace's campaign is now exposing the Japanese people to the facts on whaling - so they can exert political pressure on their leaders, who won't like to be out of step with public opinion for long. Our petition, developed together with the Daily Telegraph and the Today Show has helped build the momentum for change.
Watch a video wrap of our recent anti-whaling work in the Southern Ocean.
Once again, thanks for signing; together we are making a difference. Our campaign continues and we'll keep in touch about further ways for you to be involved.
Rob Nicoll,
Whales campaigner
Greenpeace Australia Pacific
【関連リンク】
グリーンピース・ジャパンが日本リサーチセンターに委託して行った世論調査結果。(日本語版、PDFファイルによる詳細あり。)
・日本での捕鯨に関する意識調査の結果
【当ブログの関連エントリ一覧】
・捕鯨問題のエントリーをまとめてみました(追記あり) (01/25)
・[捕鯨問題]朝日新聞の行なった世論調査は「誤誘導だと強く非難」英 デイリー・テレグラフ紙 (02/10)
・捕鯨中止を求めるグリーンピースから届いたメールを紹介します (02/16)
前回のエントリ(こちら)で紹介したDailyTelegraph紙、テレビ番組TodayShow、グリーン・ピースが共同で行った捕鯨に反対する嘆願書への署名(こちら)にStiffmuscleの日記のid:Stiffmuscleさんが署名されグリーンピースからメールが届いたそうなので紹介させていただきます。
Greenpeace Australia Pacific - Thu, 14 Feb 2008 12:39:48 +1100
Dear××××××, (←名前は伏せさせてもらいました。)
The whales remain in danger. However, your voice is helping get the message across, and we owe you an update.
Next week, young Australian whale activist, Skye Bortoli will be delivering the Daily Telegraph/Today Show/Greenpeace petition to Japanese politicians. There is a whopping 120,000+ signatures, including yours - making it one of the biggest petitions ever in Australian history. Thank you. (Read on for details of a free thank-you gift).
The timing for Skye's hand-over is perfect. Our ship, the Esperanza, has just returned from the Southern Ocean having prevented more than 100 whales being killed over two weeks. We've used publicity from these actions to massively ramp up our campaign in Japan - and we are seeing definite progress. Only a few years ago, our activists in the Southern Ocean were barely reported in Japan - but over the last month, the media coverage has been huge. The Prime Minister was even forced to adddress
the whaling issue in Parliament.
We believe it is only a matter of time before the Japanese public demand an end to their taxes supporting fake science and the hunting of whales for meat that very few want to eat - all while bringing their country into international disrepute. So we're helping Japanese get involved in the campaign themselves through our face-to-face campaigning, "WhaleLove" Internet site, and ongoing media work.
・日本の調査捕鯨は科学的ではなく、食用に捕鯨をしている。
・捕鯨活動には税金が使われている。
・日本で鯨を好んで食べたい人は少ない。
・ これらすべてがあいまって、日本は国際的に非難されている。
We'll be in touch shortly with a report back on how Skye's delivery goes.
Meanwhile, we'd like to show our appreciation for being part of our campaign by offering you a limited-edition Greenpeace 2008 Calendar featuring whales and endangered species from across our planet. To get one, simply be one of the first 1000 people to respond here
If you'd like to chip into support Greenpeace's continued work on whales in Japan and around the world, please click here.
Your friends at Greenpeace
(一部翻訳と赤字強調はこちらで加えてあります。)
嘆願書への署名数は12万を越し、オーストラリアでは過去最大規模のものとなったようです。この署名と嘆願書を、来週、オーストラリアの14歳の反捕鯨活動家Skye Bortoliさんが日本の国会議員に手渡す予定だとメールは伝えています。グリーンピースのみならず海外で日本の捕鯨に反対する人の論旨は、このメールの翻訳部分に端的に現れているのではないでしょうか。
【関連リンク】
Skye Bortoliさんの反捕鯨活動の様子。
動画の検索結果:http://jp.truveo.com/search.php?query=Skye+Bortoli&uqs=
このメールで紹介されている、WhaleLoveの日本語Webページ
くじラブ:http://www.whalelove.org/
Greenpeace Australia Pacific - Thu, 14 Feb 2008 12:39:48 +1100
Dear××××××, (←名前は伏せさせてもらいました。)
The whales remain in danger. However, your voice is helping get the message across, and we owe you an update.
Next week, young Australian whale activist, Skye Bortoli will be delivering the Daily Telegraph/Today Show/Greenpeace petition to Japanese politicians. There is a whopping 120,000+ signatures, including yours - making it one of the biggest petitions ever in Australian history. Thank you. (Read on for details of a free thank-you gift).
The timing for Skye's hand-over is perfect. Our ship, the Esperanza, has just returned from the Southern Ocean having prevented more than 100 whales being killed over two weeks. We've used publicity from these actions to massively ramp up our campaign in Japan - and we are seeing definite progress. Only a few years ago, our activists in the Southern Ocean were barely reported in Japan - but over the last month, the media coverage has been huge. The Prime Minister was even forced to adddress
the whaling issue in Parliament.
We believe it is only a matter of time before the Japanese public demand an end to their taxes supporting fake science and the hunting of whales for meat that very few want to eat - all while bringing their country into international disrepute. So we're helping Japanese get involved in the campaign themselves through our face-to-face campaigning, "WhaleLove" Internet site, and ongoing media work.
・日本の調査捕鯨は科学的ではなく、食用に捕鯨をしている。
・捕鯨活動には税金が使われている。
・日本で鯨を好んで食べたい人は少ない。
・ これらすべてがあいまって、日本は国際的に非難されている。
We'll be in touch shortly with a report back on how Skye's delivery goes.
Meanwhile, we'd like to show our appreciation for being part of our campaign by offering you a limited-edition Greenpeace 2008 Calendar featuring whales and endangered species from across our planet. To get one, simply be one of the first 1000 people to respond here
If you'd like to chip into support Greenpeace's continued work on whales in Japan and around the world, please click here.
Your friends at Greenpeace
(一部翻訳と赤字強調はこちらで加えてあります。)
嘆願書への署名数は12万を越し、オーストラリアでは過去最大規模のものとなったようです。この署名と嘆願書を、来週、オーストラリアの14歳の反捕鯨活動家Skye Bortoliさんが日本の国会議員に手渡す予定だとメールは伝えています。グリーンピースのみならず海外で日本の捕鯨に反対する人の論旨は、このメールの翻訳部分に端的に現れているのではないでしょうか。
【関連リンク】
Skye Bortoliさんの反捕鯨活動の様子。
動画の検索結果:http://jp.truveo.com/search.php?query=Skye+Bortoli&uqs=
このメールで紹介されている、WhaleLoveの日本語Webページ
くじラブ:http://www.whalelove.org/
Majority of Japanese support whale hunt
日本人の大多数が捕鯨に賛成
http://www.news.com.au/story/0,23599,23183749-2,00.html
(2008/2/9 英 デイリー・テレグラフ紙 リンク切れ)
http://www.news.com.au/story/0,23599,23183749-401,00.html
(2008/2/9 豪 デイリー・テレグラフ紙)
SIXTY-five per cent of Japanese support their country's "scientific" whale hunt, according to a Japanese poll -- which was immediately attacked as misleading.
日本のある世論調査によると、65パーセントの日本人が自国の「科学的な」(調査)捕鯨に賛成しているが、その世論調査は誤誘導だと直ちに強く非難された。
A leading national Japanese newspaper -- the Asahi Shimbun -- published the telephone poll of 2082 people on whaling as the slaughter continued to attract massive anger in Australia.
オーストラリアで鯨の虐殺が大きな怒りを呼び起こし続けているため、日本の有力紙のひとつである朝日新聞は捕鯨に関する2082名の電話世論調査を発表した。
The poll, which insisted on calling the whaling "scientific", found 65 per cent supported the hunt and that older men were the biggest backers.
その世論調査では、捕鯨を「科学的」と一貫して述べており、65パーセントが捕鯨に賛成であり、中高年の男性の賛成が最も多いという結果が出た。
Japan stands accused of using science as a mask for hunting whales for commercial purposes.
日本は、商業目的の捕鯨という実態を隠蔽するために科学を利用しているとして非難されている。
Almost 80 per cent of men aged between 40 and 70 years of age also agreed with eating whale meat.
また、40~70歳の男性のうちほぼ80パーセントは鯨を食用にすることにも賛成であった。
Conducted last week, the poll asked whether they agreed with Japan's scientific whaling program and whether they agreed with eating whale meat.
先週実施されたこの調査では、日本の科学的な捕鯨活動への賛否と鯨を食用にすることへの賛否を尋ねているが、
The survey did not ask participants if they ate whale themselves.
調査対象者自身が鯨を食用としているかどうかは尋ねていなかった。
However, for women aged in their 20s, almost 60 per cent who took part in the poll opposed eating whale meat.
しかし、20代の女性では、調査に応じたほぼ60パーセントが鯨を食用とすることに反対した。
Greenpeace Asia-Pacific CEO Steve Shallhorn criticised the wording of the Asahi Shimbun survey.
グリーンピース・アジア-太平洋のスティーブ・シャルホーン代表は、朝日新聞の調査の言い回しを批判する。
"Asking people whether they agree with scientific whaling is much different than asking if they agree with commercial whaling," Mr Shallhorn said.
「科学的な捕鯨に賛成か否かを尋ねるのと、商業捕鯨に賛成するか否かを尋ねるのは全く別です。」とシャルホーン代表は述べた。
"To ask people about scientific whaling is buying into the big lie about the Japanese whaling program -- that it is, in fact, commercial".
「科学的な捕鯨について尋ねることは日本の捕鯨活動にまつわる明白な嘘におもねるものです――実態は商業捕鯨です。」
The results appear to contradict those of a Greenpeace survey in 2006 showing only 43 per cent of Japanese support "whaling in the High Seas", that is outside Japanese waters.
この調査結果は、「公海上の捕鯨」、つまり日本の領海外での(捕鯨)を指示する日本人が43パーセントにしか過ぎなかった2006年のグリーンピースの調査結果と矛盾しているように思われる。
The Daily Telegraph/Today show petition opposing the whale hunt continued to attract record numbers yesterday after shocking images of a harpooned whale and calf were revealed on Thursday. More than 114,000 people have signed the petition, which will soon be delivered to the Japanese Democratic Party.
木曜日にモリを打ち込まれた親子鯨の写真が公開され、デイリー・テレグラフとTVショー、トゥデイの捕鯨に反対する嘆願書は史上最高の署名者を昨日更新し、なお、増え続けている。これまでに11万4000人以上の人々がこの嘆願書に署名しており、まもなく日本民主党に届られる予定である。
And in the clearest sign yet that the whaling issue has affected diplomatic relations between Japan and Australia, the Japanese Minister for Agriculture, Forestry and Fisheries Masatoshi Wakabayashi yesterday said he was disappointed with an "emotional" response from members of the Australian Government to the release of the whale hunt photos from an Australian Government surveillance ship.
今回の捕鯨問題が日本とオーストラリアの外交関係に影響を与えているという、今までで最も明確な警告の中で、日本の若林正俊農林水産大臣は捕鯨の写真がオーストラリア政府の監視船から公表されたことにたいするオーストラリア政府の複数の閣僚からの「感情的な」返答に失望していると語った。
"In addition to the release of photographs, very emotional comments were made," Mr Wakabayashi said.
「写真の公開に加え、非常に感情的な発言がなされた。」と若林大臣は述べた。
He urged the Australian government to remain calm and to resolve the problem through diplomatic channels.
若林大臣はオーストラリア政府にたいし冷静さを保ち外交ルートを通じたこの問題の解決するよう求めた。
Australian Environment Minister,
オーストラリアの環境相
Peter Garrett had said he felt sick at the sight of the graphic photos on Thursday, "as well as a sense of sadness".
オーストラリアのピーター・ギャレット環境大臣は木曜日の写真を見て胸が悪くなった「と同時に悲しみを覚えた」と語っている。
* NORWAY -- another whaling nation -- yesterday revealed it has set its whaling quota for 2008 at 1052minke whales.
* もう一つの捕鯨国であるノルウェーは、昨日、2008年の捕鯨割当てをミンク鯨1,052頭に設定したことを発表した。
Norway's Fisheries Ministry said 900whales would be allowed to be caught in coastal areas including the North Sea, Barents Sea and the area near Svalbard.
ノルウエーの水産省によると、北海、バレンツ海、スバルバール諸島近域の沿岸域で900頭の鯨の捕獲が許可される見通しであるとのことである。
Newa.au.com
By Lauren Williams
February 09, 2008 01:00am Article from: The Daily Telegraph
【関連リンク】
Daily Telegraph - 嘆願書への署名
http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,22796631-5014343,00.html
Daily Telegraph - 捕鯨問題特集ページ
http://www.news.com.au/dailytelegraph/index/0,,5014144,00.html
Daily Telegraph 元記事 (鯨の写真、嘆願書への署名リンクあり)
http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,23181514-5001021,00.html
2/8 朝日 - クジラを食用に 賛成56%、反対26% 本紙世論調査
http://www.asahi.com/life/update/0206/TKY200802060421.html
7日、オーストラリア政府が公開した日本の調査捕鯨船に捕獲された「母子」とされる2頭のミンククジラの写真(ロイター)
2/7 日本鯨類研究所の反論
http://www.icrwhale.org/080207ReleaseJp.htm
日本鯨類研究所の森本稔理事長は、「オセアニック・バイキング号で撮影された写真を掲載した豪州の有名新聞には2頭のミンクが引き上げられているが、2頭はメディアが取り上げているような親子鯨ではない」と述べた。
【こんなニュースも】
2/2 朝日 - 調査捕鯨、懐もピンチ 国からの融資10億円返せず
http://www.asahi.com/business/update/0201/TKY200802010378.html
日本の調査捕鯨の資金繰りが悪化している。実動部隊の財団法人日本鯨類研究所(鯨研)が、06年度決算(06年10月~07年9月)では、国から無利子で借りていた36億円の運転資金のうち10億円が返せなかった。昨年、捕鯨船で火災や死亡事故が発生。操業の中断で捕獲量が減り、鯨肉の販売が2割減ったことが直接の要因だが、最近の捕獲頭数拡大に伴うコストの増加と、05~06年の鯨肉の大幅な値下げも影響している。(以下略)
【捕鯨問題についてたいへん参考になる記事】
捕鯨問題・何が揉める原因なのか-今季の南極海は騒がしい
http://www.news.janjan.jp/world/0801/0801190188/1.php
クジラ保護に関するWWFジャパンの方針と見解
http://www.wwf.or.jp/activity/marine/lib/whale/wl-policy2005.htm
【当ブログの関連エントリー】
捕鯨問題のエントリーをまとめてみました(追記あり)
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-176.html
日本人の大多数が捕鯨に賛成
http://www.news.com.au/story/0,23599,23183749-2,00.html
(2008/2/9 英 デイリー・テレグラフ紙 リンク切れ)
http://www.news.com.au/story/0,23599,23183749-401,00.html
(2008/2/9 豪 デイリー・テレグラフ紙)
SIXTY-five per cent of Japanese support their country's "scientific" whale hunt, according to a Japanese poll -- which was immediately attacked as misleading.
日本のある世論調査によると、65パーセントの日本人が自国の「科学的な」(調査)捕鯨に賛成しているが、その世論調査は誤誘導だと直ちに強く非難された。
A leading national Japanese newspaper -- the Asahi Shimbun -- published the telephone poll of 2082 people on whaling as the slaughter continued to attract massive anger in Australia.
オーストラリアで鯨の虐殺が大きな怒りを呼び起こし続けているため、日本の有力紙のひとつである朝日新聞は捕鯨に関する2082名の電話世論調査を発表した。
The poll, which insisted on calling the whaling "scientific", found 65 per cent supported the hunt and that older men were the biggest backers.
その世論調査では、捕鯨を「科学的」と一貫して述べており、65パーセントが捕鯨に賛成であり、中高年の男性の賛成が最も多いという結果が出た。
Japan stands accused of using science as a mask for hunting whales for commercial purposes.
日本は、商業目的の捕鯨という実態を隠蔽するために科学を利用しているとして非難されている。
Almost 80 per cent of men aged between 40 and 70 years of age also agreed with eating whale meat.
また、40~70歳の男性のうちほぼ80パーセントは鯨を食用にすることにも賛成であった。
Conducted last week, the poll asked whether they agreed with Japan's scientific whaling program and whether they agreed with eating whale meat.
先週実施されたこの調査では、日本の科学的な捕鯨活動への賛否と鯨を食用にすることへの賛否を尋ねているが、
The survey did not ask participants if they ate whale themselves.
調査対象者自身が鯨を食用としているかどうかは尋ねていなかった。
However, for women aged in their 20s, almost 60 per cent who took part in the poll opposed eating whale meat.
しかし、20代の女性では、調査に応じたほぼ60パーセントが鯨を食用とすることに反対した。
Greenpeace Asia-Pacific CEO Steve Shallhorn criticised the wording of the Asahi Shimbun survey.
グリーンピース・アジア-太平洋のスティーブ・シャルホーン代表は、朝日新聞の調査の言い回しを批判する。
"Asking people whether they agree with scientific whaling is much different than asking if they agree with commercial whaling," Mr Shallhorn said.
「科学的な捕鯨に賛成か否かを尋ねるのと、商業捕鯨に賛成するか否かを尋ねるのは全く別です。」とシャルホーン代表は述べた。
"To ask people about scientific whaling is buying into the big lie about the Japanese whaling program -- that it is, in fact, commercial".
「科学的な捕鯨について尋ねることは日本の捕鯨活動にまつわる明白な嘘におもねるものです――実態は商業捕鯨です。」
The results appear to contradict those of a Greenpeace survey in 2006 showing only 43 per cent of Japanese support "whaling in the High Seas", that is outside Japanese waters.
この調査結果は、「公海上の捕鯨」、つまり日本の領海外での(捕鯨)を指示する日本人が43パーセントにしか過ぎなかった2006年のグリーンピースの調査結果と矛盾しているように思われる。
The Daily Telegraph/Today show petition opposing the whale hunt continued to attract record numbers yesterday after shocking images of a harpooned whale and calf were revealed on Thursday. More than 114,000 people have signed the petition, which will soon be delivered to the Japanese Democratic Party.
木曜日にモリを打ち込まれた親子鯨の写真が公開され、デイリー・テレグラフとTVショー、トゥデイの捕鯨に反対する嘆願書は史上最高の署名者を昨日更新し、なお、増え続けている。これまでに11万4000人以上の人々がこの嘆願書に署名しており、まもなく日本民主党に届られる予定である。
And in the clearest sign yet that the whaling issue has affected diplomatic relations between Japan and Australia, the Japanese Minister for Agriculture, Forestry and Fisheries Masatoshi Wakabayashi yesterday said he was disappointed with an "emotional" response from members of the Australian Government to the release of the whale hunt photos from an Australian Government surveillance ship.
今回の捕鯨問題が日本とオーストラリアの外交関係に影響を与えているという、今までで最も明確な警告の中で、日本の若林正俊農林水産大臣は捕鯨の写真がオーストラリア政府の監視船から公表されたことにたいするオーストラリア政府の複数の閣僚からの「感情的な」返答に失望していると語った。
"In addition to the release of photographs, very emotional comments were made," Mr Wakabayashi said.
「写真の公開に加え、非常に感情的な発言がなされた。」と若林大臣は述べた。
He urged the Australian government to remain calm and to resolve the problem through diplomatic channels.
若林大臣はオーストラリア政府にたいし冷静さを保ち外交ルートを通じたこの問題の解決するよう求めた。
Australian Environment Minister,
オーストラリアの環境相
Peter Garrett had said he felt sick at the sight of the graphic photos on Thursday, "as well as a sense of sadness".
オーストラリアのピーター・ギャレット環境大臣は木曜日の写真を見て胸が悪くなった「と同時に悲しみを覚えた」と語っている。
* NORWAY -- another whaling nation -- yesterday revealed it has set its whaling quota for 2008 at 1052minke whales.
* もう一つの捕鯨国であるノルウェーは、昨日、2008年の捕鯨割当てをミンク鯨1,052頭に設定したことを発表した。
Norway's Fisheries Ministry said 900whales would be allowed to be caught in coastal areas including the North Sea, Barents Sea and the area near Svalbard.
ノルウエーの水産省によると、北海、バレンツ海、スバルバール諸島近域の沿岸域で900頭の鯨の捕獲が許可される見通しであるとのことである。
Newa.au.com
By Lauren Williams
February 09, 2008 01:00am Article from: The Daily Telegraph
【関連リンク】
Daily Telegraph - 嘆願書への署名
http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,22796631-5014343,00.html
Daily Telegraph - 捕鯨問題特集ページ
http://www.news.com.au/dailytelegraph/index/0,,5014144,00.html
Daily Telegraph 元記事 (鯨の写真、嘆願書への署名リンクあり)
http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,23181514-5001021,00.html
2/8 朝日 - クジラを食用に 賛成56%、反対26% 本紙世論調査
http://www.asahi.com/life/update/0206/TKY200802060421.html
7日、オーストラリア政府が公開した日本の調査捕鯨船に捕獲された「母子」とされる2頭のミンククジラの写真(ロイター)
2/7 日本鯨類研究所の反論
http://www.icrwhale.org/080207ReleaseJp.htm
日本鯨類研究所の森本稔理事長は、「オセアニック・バイキング号で撮影された写真を掲載した豪州の有名新聞には2頭のミンクが引き上げられているが、2頭はメディアが取り上げているような親子鯨ではない」と述べた。
【こんなニュースも】
2/2 朝日 - 調査捕鯨、懐もピンチ 国からの融資10億円返せず
http://www.asahi.com/business/update/0201/TKY200802010378.html
日本の調査捕鯨の資金繰りが悪化している。実動部隊の財団法人日本鯨類研究所(鯨研)が、06年度決算(06年10月~07年9月)では、国から無利子で借りていた36億円の運転資金のうち10億円が返せなかった。昨年、捕鯨船で火災や死亡事故が発生。操業の中断で捕獲量が減り、鯨肉の販売が2割減ったことが直接の要因だが、最近の捕獲頭数拡大に伴うコストの増加と、05~06年の鯨肉の大幅な値下げも影響している。(以下略)
【捕鯨問題についてたいへん参考になる記事】
捕鯨問題・何が揉める原因なのか-今季の南極海は騒がしい
http://www.news.janjan.jp/world/0801/0801190188/1.php
クジラ保護に関するWWFジャパンの方針と見解
http://www.wwf.or.jp/activity/marine/lib/whale/wl-policy2005.htm
【当ブログの関連エントリー】
捕鯨問題のエントリーをまとめてみました(追記あり)
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-176.html
1月19日に以下を最初にブクマをしたんだけど
・ようつべの"日本発"の反・反捕鯨動画について[白頭の革精神@ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記]
こちらを読むと捕鯨の費用は捕獲した鯨肉の販売でまかなう仕組みになっていて販売価格は牛肉の2倍近い高値に跳ね上がっているそうで、さらにグラフを見ると日本の鯨肉の在庫は5年前の倍以上になっているそうです。だったら「調査」という名目で毎年1000頭以上も鯨を捕る必要ないじゃんと思ったわけですが、かといってすべての捕鯨に断固反対というわけでもないので、自分の立場は*1 条件付きの捕鯨容認派ということになるのかな。
ただ、ここ何年も鯨の肉を食べた記憶はないんですがね(^^;
あと、「人種差別だ!」と騒いでる人達もいるようだけど頭どうかしてるんじゃないかと。まあ、こういう人達というのはどの国にも一部いるのはしょうがないか。
フムフム、なるほどね。ナショナリズムの政治利用という側面もあるかも。
ヽ(゚∀゚)ノ アッヒャッヒャ! さすがiza!住人。そのうち「反日包囲網の裏に中共の影が」とか言い出しそうだな。
結局ここらへんの問題がややこしくなる原因なのかも。
以下は今までブクマしたやつを貼ってみました。(まだ全部読んでないし、にわか知識で捕鯨についてあまり語るのもアレなんで)
・その論法は… [Apes! Not Monkeys! はてな別館]
・「野蛮な」文化について [過ぎ去ろうとしない過去]
【追記1】「人種差別でなかったら何なの?ノルウェーに対しては弱腰だし。反日左翼にしかみえませんぜ。」という片腹痛いコメントをもらったのでシートン俗物記さんのエントリーから以下を抜き出しておきます。それにしても反日左翼なんていわれると嬉しくて過激な捕鯨反対派になっちゃいそうですね(^^
・新 自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
・自滅する捕鯨 征服 [シートン俗物記]
・最後の 自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
・自滅する捕鯨 の軍団 [シートン俗物記]
・ついうっかり撮ってしまった魚拓が二点 [Gazing at the Celestial Blue]
・勇ましき魚 [Non-Fiction(Remix Version)]
・鯨りんく [国立でむぱ研究室櫻分室]
【追記2】*1 じつは自分の地元千葉県の南房総・和田町は江戸時代から沿岸捕鯨が営まれている関東唯一の捕鯨基地を擁する町だったりします。ですから“条件付き”の捕鯨容認派という立場を表明しましたが、日本の捕鯨の実態を色々と調べていくうちに、調査と称して条約違反を行ない南氷洋での商業捕鯨を強行していることや、「鯨を食べるのは日本の文化だ!」と強弁している人達に対し疑問が出てきました。今すぐ日本沿岸のみの捕鯨に限定するべきとまでは言いませんが、国内でほとんど食べられることない鯨肉を南氷洋まで行って捕ることには半減する方向で、もしくはヤメる方向でいいのではないかという結論に達しました。
ということで、ここに晴れて反日左翼の仲間入り☆を果たすことになったやっしゃんことdj19でした。
(このエントリーは後から追記、訂正をしました。)
・ようつべの"日本発"の反・反捕鯨動画について[白頭の革精神@ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記]
こちらを読むと捕鯨の費用は捕獲した鯨肉の販売でまかなう仕組みになっていて販売価格は牛肉の2倍近い高値に跳ね上がっているそうで、さらにグラフを見ると日本の鯨肉の在庫は5年前の倍以上になっているそうです。だったら「調査」という名目で毎年1000頭以上も鯨を捕る必要ないじゃんと思ったわけですが、かといってすべての捕鯨に断固反対というわけでもないので、自分の立場は*1 条件付きの捕鯨容認派ということになるのかな。
ただ、ここ何年も鯨の肉を食べた記憶はないんですがね(^^;
あと、「人種差別だ!」と騒いでる人達もいるようだけど頭どうかしてるんじゃないかと。まあ、こういう人達というのはどの国にも一部いるのはしょうがないか。
・頭が悪いと思われそうだ [非国民通信]
政府筋が捕鯨の継続に拘るのはこの辺りが狙いなのかも知れません。国際社会からの批判こそが与党支持層をより一層意固地にし、政府の支持基盤を強固なものとするとしたら、なるほど捕鯨活動に拘泥する合理的な理由はあるのかも知れませんね
政府筋が捕鯨の継続に拘るのはこの辺りが狙いなのかも知れません。国際社会からの批判こそが与党支持層をより一層意固地にし、政府の支持基盤を強固なものとするとしたら、なるほど捕鯨活動に拘泥する合理的な理由はあるのかも知れませんね
フムフム、なるほどね。ナショナリズムの政治利用という側面もあるかも。
・捕鯨で取り戻そう、あの頃の鬼畜な日本(嘲)[坑外のカナリアもさっき死にました]
でもiza!ブロガーさんたちをはじめ、愛国ブロガーさんたちの怒りはスゴイよね。普段はみんな鯨を食べる文化なんかすっかり忘れちゃってる癖にこういう時だけ『鯨は大切な日本の食文化』とかなんとか言ってマジギレ
でもiza!ブロガーさんたちをはじめ、愛国ブロガーさんたちの怒りはスゴイよね。普段はみんな鯨を食べる文化なんかすっかり忘れちゃってる癖にこういう時だけ『鯨は大切な日本の食文化』とかなんとか言ってマジギレ
ヽ(゚∀゚)ノ アッヒャッヒャ! さすがiza!住人。そのうち「反日包囲網の裏に中共の影が」とか言い出しそうだな。
・捕鯨問題は解決しないし、しちゃいけない。[島国大和のド畜生]
反捕鯨の人達は、クジラが可愛そうだからクジラを捕るなと言っているのではない。さらに、日本人蔑視や、食文化の違いから、反対しているのでもない。これは、海洋利権の話なんでしょ。
反捕鯨の人達は、クジラが可愛そうだからクジラを捕るなと言っているのではない。さらに、日本人蔑視や、食文化の違いから、反対しているのでもない。これは、海洋利権の話なんでしょ。
結局ここらへんの問題がややこしくなる原因なのかも。
以下は今までブクマしたやつを貼ってみました。(まだ全部読んでないし、にわか知識で捕鯨についてあまり語るのもアレなんで)
・その論法は… [Apes! Not Monkeys! はてな別館]
・「野蛮な」文化について [過ぎ去ろうとしない過去]
【追記1】「人種差別でなかったら何なの?ノルウェーに対しては弱腰だし。反日左翼にしかみえませんぜ。」という片腹痛いコメントをもらったのでシートン俗物記さんのエントリーから以下を抜き出しておきます。それにしても反日左翼なんていわれると嬉しくて過激な捕鯨反対派になっちゃいそうですね(^^
・自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
まず、核心をついてしまうが、
・反捕鯨を明確にした豪労働党(と緑の党)は、白豪主義に批判的で、野生動物・環境保護に(比較的)熱心
ということ。逆に、いままで政権の座に就き、アメリカ(というかブッシュ)や日本との協調体制に執心していた豪自由・国民党連合が、白豪主義に迎合的で、野生動物・環境保護に不熱心、なのである。[中略] つまり、反・反捕鯨のために、オーストラリアの人種差別や野生動物捕殺を非難するのは「誤爆」なのである。
まず、核心をついてしまうが、
・反捕鯨を明確にした豪労働党(と緑の党)は、白豪主義に批判的で、野生動物・環境保護に(比較的)熱心
ということ。逆に、いままで政権の座に就き、アメリカ(というかブッシュ)や日本との協調体制に執心していた豪自由・国民党連合が、白豪主義に迎合的で、野生動物・環境保護に不熱心、なのである。[中略] つまり、反・反捕鯨のために、オーストラリアの人種差別や野生動物捕殺を非難するのは「誤爆」なのである。
・続 自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
南氷洋での船団捕鯨なんて、日本の伝統文化じゃないですよ。
>そのうち同じ白人であるアイスランドやノルウェーが捕鯨をしているのを報道する時はwhaling(捕鯨)という単語を使います。
白人だからじゃありませんよ。アイスランドもノルウェーも沿岸捕鯨しか今は行っていないんです。わざわざ南氷洋まで出掛けて、必要もない捕殺してまで、調査、と強弁すれば、“slaughter(虐殺)”扱いされるのも当然ですよ。
南氷洋での船団捕鯨なんて、日本の伝統文化じゃないですよ。
>そのうち同じ白人であるアイスランドやノルウェーが捕鯨をしているのを報道する時はwhaling(捕鯨)という単語を使います。
白人だからじゃありませんよ。アイスランドもノルウェーも沿岸捕鯨しか今は行っていないんです。わざわざ南氷洋まで出掛けて、必要もない捕殺してまで、調査、と強弁すれば、“slaughter(虐殺)”扱いされるのも当然ですよ。
・新 自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
・自滅する捕鯨 征服 [シートン俗物記]
・最後の 自滅する捕鯨 [シートン俗物記]
・自滅する捕鯨 の軍団 [シートン俗物記]
・ついうっかり撮ってしまった魚拓が二点 [Gazing at the Celestial Blue]
・勇ましき魚 [Non-Fiction(Remix Version)]
・鯨りんく [国立でむぱ研究室櫻分室]
・欧米から悪者扱いされる日本の調査捕鯨 [天木直人のブログ]
実は日本の捕鯨の最大の弱点は、調査捕鯨であると称して商業捕鯨を行っているという事実である。この事は外務省条約課長自身がこれを認めている。条約違反を続けなければならないほど捕鯨は国益なのか
実は日本の捕鯨の最大の弱点は、調査捕鯨であると称して商業捕鯨を行っているという事実である。この事は外務省条約課長自身がこれを認めている。条約違反を続けなければならないほど捕鯨は国益なのか
【追記2】*1 じつは自分の地元千葉県の南房総・和田町は江戸時代から沿岸捕鯨が営まれている関東唯一の捕鯨基地を擁する町だったりします。ですから“条件付き”の捕鯨容認派という立場を表明しましたが、日本の捕鯨の実態を色々と調べていくうちに、調査と称して条約違反を行ない南氷洋での商業捕鯨を強行していることや、「鯨を食べるのは日本の文化だ!」と強弁している人達に対し疑問が出てきました。今すぐ日本沿岸のみの捕鯨に限定するべきとまでは言いませんが、国内でほとんど食べられることない鯨肉を南氷洋まで行って捕ることには半減する方向で、もしくはヤメる方向でいいのではないかという結論に達しました。
ということで、ここに晴れて反日左翼の仲間入り☆を果たすことになったやっしゃんことdj19でした。
(このエントリーは後から追記、訂正をしました。)
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