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そして私はものの見方がどう変わったか

Canon EOS Kiss Digital / TAMRON SP AF90mm F2.8 MACRO 172E


この彼に見覚えがある方はたくさんいるでしょう。
そう東京都写真美術館に行きました。略して写美。よみかたはシャビ。
ドッグショーをみてりんかい線に乗ってその足で恵比寿へ。
「写真はものの見方をどのように変えてきたか 1 誕生」
ちょうど4月2日からだったのです。


テーマは誕生。そして渡海。
写真に興味がある、カメラが趣味だ、そういう方はゼヒ。面白いに違いない。
ポジの方がネガより先にできていたとか、カメラが日本に何をもたらし海外に何をもたらしたのか、とか。

PENTAX OptioX


世界初の写真集もみてしまいました。すごいねシャビ。
途中ルイス・キャロルが撮った写真がありました。その写真ではなく解説文にちょっとドキ。
要約すると、
「写真が一般に広まるに従って写真そのものが喜ばれる時代は終わり、なにをどのようにを写したかが問われる時代がきた」
なるほど~!
一眼レフを買ったときや始めてデジカメを買ったとき、ニューレンズを買ったときは、とにかく「撮れた」というのが満足でした。写っただけでおもしろかった。モノクロを自分で現像したときも像が現れただけで喜びました。印画紙に焼き付けたときもこんなに大きくなった!というだけで嬉しかった。
でもちょっと慣れると、そんなことが当たり前になってしまいました。「何を撮るか。どう撮るか。そして何を伝えるのか」。そういう時代が来ているのか。ずっと初心者で写れば楽しいという感覚はどこにいったのか。不思議です。
写真をはじめて、ブログもはじめて、明らかにものを見る目が変わりました。音楽をちゃんとはじめた頃に似ています。となるとどうなるのかも予想ができる。いや、それとは違うかもしれません。どうなるのか、今の私はちょうど「誕生」の頃でしょうか。

Canon EOS Kiss Digital / TAMRON SP AF90mm F2.8 MACRO 172E


シリーズ全4回。第1回の「誕生」は2005年4月2日[土]~5月22日[日]まで。詳しくはシャビのページで!
2[創造]、3[再生]、4[混沌]とつづきます。見逃せない。友の会なので無料!

そして私の彼だと思っていた最初の彼。実はこの女性に「好きだ!」といっているように思えてきたのでした^^;
  1. 2005/04/04(月) 22:03:05|
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