「女性がデートにジーンズを穿いていると萎える」という男性が存在する!
というのは実はなかなか有益で使える情報なんじゃございませんか紳士淑女のみなさん?
なんかココとかココとかココとか、あちこちで語られてるぽいですわよ?
私は個人的にはこの意見がツボに入りました。なんつーか、id:watapocoさんの言葉は、ツボに入ること多いです。お慕い申し上げております。
この情報がなぜ女性にとって有益かといえば
ある男性と二人でお出かけすることになって、そのひととでかけること自体は構わないのあたし、でも向こうが
「おれは今日のデートできめてやるぜ」
とか思っていると嫌なのよね、あたしの気持ちはまだそこまで盛り上がっちゃいないのよ?
みたいな心境のときに、相手がその種の男性だということがわかっていれば、ジーンズ穿いてでかけちゃえばちょっとばかり便利ですからねい。
「……あれ? ジーンズってことは……この子はこの行動をデートとしてあまり意識してない? おれをあまり重要視してない?」
と相手が勝手に思ってくれたなら、お出かけを必要以上に盛り上がらせないためのいいキッカケになりますものね。
あたしはあなたが嫌いじゃないのよ、むしろどちらかといえば好きだけど、でもまだそこまで好きってわけじゃないの。だから今日はただのおでかけで終わらせたいの。
という意志を上手に表明するのって、時としてたいへんムズカシイ気がいたしますので。
とりあえずジーンズがその意思表明を手伝ってくれるんだとしたら、ほんとに便利じゃないか。
「じゃあねー、今日は楽しかったよ」
と元気に手を振って別れるための第一歩なんだねジーンズ。
「この女はおれに気があるに違いない」
と思っている男の鼻っ柱をぼっきりへし折ってやるためのツールになりうるんだねジーンズ。
偉大だ。
それに最初はデートのときにジーンズ穿いていって、何回目かでスカートになれば、相手に対してある種のメッセージを伝えることが出来るかもしんないぜ?
すげーなー。ほんと便利だよ。
この情報がなぜ男性にとって便利かといえば
あなたが「ジーンズ穿いている女には盛り下がる派」の男性であるならばもうどうしようもないのですが、そうでないのならば、この情報は利用できる!
なんでかっていうとー、大抵の女性は、男性と二人きりでお出かけする前には、一応いろいろ気を遣って服装その他を決めてきているはずだからですー。
ジーンズでカジュアルな雰囲気を醸し出しているとしても(それこそ私が前述したような理由でね)、それでもその女性があなたに対して多少なりとも好意を抱いていれば、全体の雰囲気はそれなりに可愛らしく仕上がっているはずであります。
つーことは、ここで服装を誉めてあげるのは有効なニンゲンカンケイを築くための基本中の基本てやつで。
相手の女性が、「デートのジーンズはよくない」と思っている男性が存在することを知らないのであれば、まあそれは普通の誉め言葉として機能します。それだけでもじゅうぶん有益。
そして相手の女性が、「デートのジーンズはよくない」派の存在を知っているひとであれば?
「かわいいねー、今日のカッコ。うん、好き好き」
「えっ? 男の人って、デートのときはスカートじゃなきゃヤダとか言う人いない?」
「いるかもねー。でもおれはそうじゃないんだよ。それにさ、大事なのはスカートかジーンズかじゃなくて、似合っているかそうじゃないかでしょ? あなたにはジーンズが似合ってる」
みたいな会話の応酬によって、あなたはひと味違った男性としての印象を女性の心に植え付けることに成功します。
大体において「デートのジーンズよくない」派の存在を知っているくせにジーンズをあえて穿いてきた時点でその女性は、よくない派に対してあまり友好的な気持ちを抱けていないわけですから、そういう男性たちとは異なる存在であるあなたに対する好感度が「ぽん」とアップすると思います。たぶんねたぶん!
てなわけで
情報ってのは、なんでもどうとらえるかでございますわね。
ちなみに私は「先天性自分の行動にいちいち口出しされるのをちょう嫌う症候群」でございますので、ジーンズであることに苦情をつけられた時点で、百年の恋も瞬時に覚めてしまいますけどなにか?