【ツイッター初心者向け】ツイートの見方と情報の意味を解説するよ

これまでも、このダイアリーではTwitter初心者向けのエントリーを書いたりしたのですが、検索したりしているとそもそもTwitterの投稿の仕組みとか、固定リンクとか、リプライの返信先とかが、思っていた以上に理解されていないみたいなので、改めてまとめてみようと思った次第。

はじめに

Twitterの用語は、他のウェブサービスには無い独特の言葉があります。ここまで出てきた言葉でも「リプライ」などありますね。そうした用語については、以前まとめたのでそちらを参考にしてください。
screenshot
超初心者向けのすげー基本的なTwitter用語集 - 聴く耳を持たない(片方しか)
今後も「ツイート」「リツイート」など出てきますから、分からない言葉があったらまずこちらのエントリーで意味を確認してください。


あ、あとスクリーンショットに出てくるアカウントは概ね架空のものです。(「-(ハイフン)」が入ったユーザーアカウントは実際には使えません)


通常のツイート


例えば通常のツイートはこのようになりますね。


このツイートを例に、それぞれ各要素を見てみます。

アイコン

そのユーザーのアイコン画像です。

Twitterでは初期設定にはこうした小鳥のアイコンが使われていますが、大抵はそれぞれのユーザーが置き換えていますね。

ユーザーアカウント

そのツイートを投稿した、ユーザーのアカウントです。この部分をクリックするか
http://twitter.com/アカウント
でそのユーザーのページに行けます。

ツイートの内容

ツイートの内容ですね。140字までの文章が書かれています。

投稿した時間

投稿した時間が示されています。
ここをクリックすると、その投稿をだけを表示するページに移動し、固定リンクが分かります。Twitterで「このツイートが面白かったよ」というときに、
http://twitter.com/アカウント
こうしたリンクだと、数日後にはどのツイートか探すのが大変になりますから、この投稿した時間のリンク部分のURLを利用するといいでしょう。
例えばこんな形式ですね。
http://twitter.com/rikuo/status/14556530572

使用したクライアント

Twitterはパソコンのブラウザから利用するだけでなく、ケータイやiPhoneなど様々な機器から投稿できます。そのときに使う専用ソフトのことを「クライアント(ソフト)」と言います。
ここでは、その投稿に使ったクライアント名を示しています。またそこをクリックすると、クライアントの説明ページやサイトに移動します。
クライアントはケータイからだと「モバツイ」、パソコンからだと国産の「Twit」「Tween」「P3」、海外製ですが「TweetDeck」「HootSuite」辺りが人気でしょうか。
ちなみに、クライアントを使わずにブラウザから投稿した場合は「webから」となりますね。




こうしたツイートですが、それに対して出来ることがあります。

ツイートに対して出来ること


ツイートの右側部分にカーソルを持ってくると、こうしたボタンが表示されます。

お気に入り


星のマークをしたお気に入りボタン。
ツイートに対して、これを押すとお気に入りのページでその投稿を見れます。
サイドバーのお気に入り位置の指示

名称の通り、気に入ったツイートや、あとからまた読み返したいな、と思ったらクリックするといいでしょう。

返信・リプライ


そのツイートに対して、返信・リプライができます。これについては、後でも詳しく書いているのでそちらで。

リツイート


「ツイート」をフォロワーに対して再配信する、「リツイート」機能が使えます。
これも後で解説します。




あと自分自身のツイートの場合はボタンから返信・リツイートは出来ませんが*1、削除ボタンがあります。

削除


これは字のままツイートを削除する機能です。



リプライ

リプライした投稿はこのようになります。

それぞれ見ていくと

リプライをした相手

誰に対して、リプライをしたのか?ですね。

返信先

リプライをした相手は、冒頭のユーザーアカウントで分かりますが、どれに返信したのか分かりませんよね。このリンク返信先をクリックすると、どのツイートに対して返信したのか?つまり固定リンク先が分かって便利です。クライアントによっては、返信の流れをツリー状に展開してくれるものもありますね。
……なんですがこの返信先は必ずあるわけではないんです、それはちょっとややこしいので補足の方で。




また、リプライのタイムラインの見え方は、ツイートをしたユーザーと言及した相手の両者をフォローしている人が対象になります。


【ツイッター初心者向け】ごくごく初歩的なリプライの見え方の説明 - 聴く耳を持たない(片方しか)
そこら辺は以前にまとめたのでそちらで。

リツイート

リツイートの場合です。

リツイートのマーク

リツイートである事を示すマークが行頭についています。

リツイートしたユーザー

誰がそのツイートを紹介したのか?何人がリツイートしたのかが表示されています。



その他、投稿した時間や、クライアントなどは通常のツイートと同じですね。

また流れてきたリツイートを自分でもリツイートできますし、お気に入り登録も可能です。



プロテクト

Twitterでは初期設定は誰でも見れるようにしていますが、許可したユーザーだけ閲覧できるように設定もできます。この場合はこのような形式になります。

プロテクトのマーク

プロテクトである事を示す、錠前のマークが表示されています。
プロテクトの場合、リツイート行うことはできません。返信やお気に入りに登録するのは可能です。




位置情報つきのツイート

まだあまり多くないですが、こうしたツイートもあります。

位置情報

このツイートには、投稿した場所がどこからなのか?を示す位置情報が付いています。現時点ではTwitterの言語設定を日本語版にしていると位置情報がついていてもこのアイコンは表示されませんね。
位置情報は、初期設定では付加しない状態になっていません。設定から

こちらを選択して指定しない限りは付きませんし、まだまだ対応しているブラウザ・クライアントも少ないですね。「はてなココ」「foursquare」と連動したツイートなんかだとこの形式になっていることもあります。




以上がざっくりとしたツイートの見方の説明でした。
慣れている人なら当然知ってる知識なんでしょうが、初心者の人には分かりにくいポイントなのかなー、と。特にリプライの返信先については、意外に知られていないようなので。




補足:リプライについてもう少し詳しい説明

返信先がつくのは

クライアントを使わない場合、返信ボタンを押して

そのまま、書いた場合です。こうした手順でリプライを投稿すると、返信先が分かって便利です。


しかし、これらの場合は返信先がつきません。

ピリオドをつける場合

通常、返信の場合その相手もフォローしていないとタイムラインに流れない仕様ですので、より多くの人に報知したい場合、

. @user-name1 @user-name2 @user-name3 返信内容

と行頭にピリオドをつけて、投稿するケースもあります。この場合は元の発言が分かりません。

直接タイプする場合

返信ボタンからではなく、入力フォームに直接

@user-name 返信内容

と @ + ユーザーアカウントをタイプする場合、このときも返信元が分かりません。

非公式RTの場合

リツイートボタンを押すのではない、非公式RT*2も上記と同様になります。

RT @user-name: 投稿内容





……ただ、返信先がつくクライアントもあったりします。
この辺りはこちらのエントリーにも説明したのですが、TweenのQTなどは返信先がつく形式ですね。



Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた

で、さらにややこしいのは返信先がついているツイートと、ついていないツイートではタイムラインでの見え方に違いがあるのですが、それも上記リンクに書いてあるので参照してください。



関連リンク

文中でもいくつか紹介しましたが、これまでもTwitter初心者向けのエントリーはいくつか書いています。
超初心者向けのすげー基本的なTwitter用語集
【ツイッター初心者向け】ごくごく初歩的なリプライの見え方の説明
【ツイッター初心者向け】ダイレクトメッセージの仕組みと問題点
Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた
まず初心者はTwitterの独特な用語に戸惑うと思うので、そちらが参考になるでしょうか。

補足2

あと私のTwitterアカウントはこちらです。
@rikuo
感想や意見などはこちらでもオッケーです。(このエントリーのコメント欄でも構いませんが)




ちなみに毎日アイコンをドット絵で変更する、という妙なコンセプトで日々適当に呟いています。

これまで変更したアイコン履歴保管場所

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*1:返信はクライアントによってはできるかな

*2:リツイートボタンから投稿するものを「公式RT」、それ以外を「非公式RT」とここでは定義します