UbuntuにWindowsXPからリモートデスクトップ接続

ふと、Linuxリモートデスクトップ(RDP:Remote Desktop Protocol)接続できないかと
調べてみたところ、xrdpというツールがあったので試してみた。
ProjectPage:xrdp by neutrinolabs

Ubuntu11.04へインストールしてみる

とりあえず利用してみたいと思ったので、手元のUbuntu11.04マシンでパッケージの
有無を調べてみた。

$ sudo apt-cache search xrdp
xrdp - Remote Desktop Protocol (RDP) server

パッケージ発見。あくまでとりあえずなので考えなしにインストール&利用してみる。
$ sudo apt-get install xrdp -y

インストール完了後、いつものとおり自動でサービスが起動されるので、
クライアントのWindowsXPからリモートデスクトップ接続してみる。

WindowsXPから「ファイル名を指定して実行」から、mstscを実行


リモートデスクトップ接続画面


なお、私が使っているGNOME環境でリモートデスクトップ経由で「D」の文字を
入力するとデスクトップが表示されるという不可解な現象に見舞われました。
調べてみると、GNOMEの設定で"d"のキーストロークが"show_desktop"に
割り当てられていることが原因のようです。

gconf-editorより、"show_desktop"のキーバインド変更することで対処できます。
1) Alt+F2 でアプリケーションの実行ダイアログを開く
2) gconf-editor を実行
3) / -> apps -> metacity -> global_keybindings を実行
4) show_desktop に割り当てられたキーストロークを "d" から "d", "d" または "disabled" に変更する。
参考ページ:Ubuntu日本語フォーラム / xrdpのショートカットキー

設定などの詳細は、改めて調べてみたいと思う。

以上。