画像やテキスト、動画などを投稿・共有できるウェブログサービス。タンブラー。
画像やテキスト、動画、音声、web上の記事引用、リンクなどを投稿できる。「オンラインのスクラップブック」としての要素が強い。投稿は他のユーザーと共有することができる。利用にはユーザー登録(無料)が必要。
アメリカのTumblr, Inc.(元 Davidville.inc)が提供。2007年3月1日にサービス開始。2013年5月、米YahooがTumblrを11億ドルで買収に合意。
登録に必要な物は、メールアドレス、自分が決めたパスワード、自分で決めたURL(****.tumblr.comで「*」の部分)だけ。
名前などの個人情報は不要。
Twitterと同じように、気になるユーザーをフォローすると、自分のページ(ダッシュボード)に流れてくる。自分のGmailやHotmailアカウントなどを入力すると知人を探すことができる。
また、知らない人でも、興味のあるカテゴリから探してどんどんフォローすることができる。
Twitterのリツイートのように、他の人の気に入った記事をリブログすると、自分のブログ記事に転載される。
アメーバの「ぺタ」に似た機能。ダッシュボード(自分のページ)にストックされていく。
スキされたユーザーにも「リアクション」欄にストックされる。うまく使えばアクセスアップにもなる。
自分のブログをさまざまなデザインテーマからカスタマイズすることができる。CSSを使えば完全に自分のオリジナルデザインにすることもできる。
また、そのデザインを投稿することもできる。
ダッシュボードで投稿の横に赤いフラグが表示し目立たせる機能。ユーザーは1ドルを払うことでアイコンの横に「この投稿がなぜ重要なのか」理由を説明するメッセージを表示することができる。フォントなども通常のものより大きく表示される。
通常はhttp://ユーザー名.tumblr.com/というURLだが、自由なURLを設定することができる。
独自ドメインで Tumblr を使う | WWW WATCH
オリジナルデザインと合わせて利用することで、著名人が公式サイトとして運用するという例もある。
“Tumblr”を利用した水野美紀さんの公式サイトに「かなり、やる」の声 - はてなニュース
Tumblrで最も特徴的な機能がリブログで、良いと思った記事はどんどんリブログする文化がある。自分の記事がリブログされるとその記事の「リアクション」欄に誰からリブログされたかが表示される。また、リアクション欄にはスキ!も同様に表示される。その数で自分の記事にどれだけ反響があったかを知ることができる。
tumblr.は自分がいいなって思ったものを保存しとくだけの場所だと思ってたから、reblogされるのがこんなにうれしいとは思わなかった。密かに気に入って使ってる手帳を褒められたような、そんな気分。
Tumblr | テキスト、引用、画像、動画、音声など多様なメディアのスクラップがメインで使われる。 |
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ブログ | 写真付きの自分の日記などがメイン。 |
140文字以内のテキストがメイン。 | |
短いテキスト、写真、現在地、ネット上の記事引用、コメント共有などSNS要素が強い。webサイトや外部ブログの記事の紹介をサムネイル(小さな写真)つきで投稿することもできる。 | |
mixi | 自分の日記、つぶやき、ソーシャルメディアゲームなどSNS要素が強い。 |
Tumblr | オープン。Tumblrに登録していなくても閲覧することができる。検索にヒットする。 | 記事ごとに公開するかプライベート(非公開)にするかを選択することができるがONかOFFのみ。細かくは設定できない。 |
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ブログ | オープン。ユーザ登録していなくても閲覧できる。検索にヒットする | 記事ごとに公開するかプライベート(非公開)にするかを選択することができるがONかOFFのみ。細かくは設定できない。*5 |
オープン。Twitterに登録していなくても閲覧できる。検索で上位にヒットするためフォロワー以外の外部からの閲覧も多い | 許可したユーザーのみに表示される全体の非公開設定があるがツイートごとには設定できない。 | |
mixi | クローズド。mixiに登録していないと閲覧することができない。検索にヒットしない。*6 | マイミクのグループごとや、記事ごとに非常に細かく公開設定ができる。 |
基本的にオープン。Facebookに登録していなくても閲覧できる。検索にヒットする。 | インターネット上に公開/友達に公開/プライベートが項目ごとに設定できる。 |
ログイン時、パスワードかメールアドレスを入れ間違たままログインボタンを押すと……
イメージから知るTumblr - NAVER まとめ
ところでSNSがわりに短文を連投するのに便利なブログ系のサービス、と考えたときにいにしえのTumblrというのが脳裏に浮かんだんだが、なんかこう、投稿までにやたらステップ踏まなきゃいけない感じになってきててめんどくさくなってやめた。