The Jamを解散したポール・ウェラーがミック・タルボット(元マートン・パーカス)を誘って結成したグループ。当初は二人以外に固定メンバーを持たず、様々なゲストを迎えてあらゆる種類の音楽を演奏すると言うコンセプトだった。
また、EPやシングルを重視すると言うスタンスも特徴的で、初期には「様々な国で録音したEPをリリースする」と宣言していた(実際には"A Paris" EPだけがそのコンセプトに添ったリリース)
しかし、3rdアルバムを出す頃には、1stアルバムの頃から事実上固定メンバーだったスティーヴ・ホワイト(Dr)と、2ndの頃から頻繁に参加していたシンガーのディー・C・リー(後にポールと結婚)を正式にメンバーに迎え、アルバムそのものもブルーアイドソウル的な方向性に固定され、この頃から活動にも陰りが見えはじめる。
結局、4枚目のリリース直前にスティーヴが脱退、また、続く5枚目のアルバムがポリドールからリリースを拒否され、活動が停滞した揚げ句に解散。
解散後はポールは再びスティーヴと組みソロ活動で成功している。ミックはガリアーノなどに参加、アシッドジャズ周辺でキーボーディスト、プロデューサーとして活動。スティーヴはポールのバンドの要となりつつミックとのプロジェクトなどでも活動。ディーはソロシンガーとなったが、ポールとの離婚後はあまり噂を聞かなくなった。
メンバー
- Paul Weller (G/Key/B/Vo)
- Mick Talbot (P/Org/Key/Vo)
- Steve White (Dr/Perc)
- Dee C. Lee (Vo)
その他のメンバー(主要な人物)
- Zeke Manyka (Dr)
- Anthony Hurty (B)
- Jay Williamson (Vo)
- Tracy (vo)
- Bemm Watt (G)
- Tracy Thorn (Vo)
- Camelle Hynds (B/Vo)
- Heren Turner (Key)
- Steve Sidelnyk (Perc)
- Stewart Prosser (Tp)
- Chris Lawrence (Tb)
- Billy Chapman (Sax)
- Mike Mower (Sax / Fl)
アルバム
- Introducing (Mini LP)
- Cafe Breu
- Our Favourite Shop
- Home And Abroad (Live Album)
- The Cost Of Loving
- Confessions Of A Pop Grop
- Modanism: New Decade
- Singuler Adventures (Best Album)
- In Concert (Live Compilation)
- Here's Some That Got Away (Rerities)
- Complete Adventures (5 CD Boxed Set)