キーボード派の増設Speed dial

増設speed dialについて

Operaのspeed dialが増えるようになって、いろんなスクリーンショットがブログ上にお目見えした。僕も実用的にspeed dialを増やすことを念頭に置いてあれこれ考えてみる。

僕のspeed dialの使い方

僕は9.20正式版からspeed dialを使い始めて、speed dialにどっぷり浸かっているわけだが、それでも最近は9個でも多い(埋まらない)ぐらいだという気がしていた。rssを吐いているサイトは既にfastladderに登録してあるので、わざわざspeed dialにしてまで頻繁に見に行く必要はないし、それ以外でよく行くサイトはブックマークにニックネームをつけているので忘れない。

僕はspeed dialの数字をいちいち覚えてはいないで、新しいタブを開いて目視で確認してctrl(Macではcommand)+数字を押している。そのためニックネームより直感的ではないと思うのだが、ニックネームブックマークを開く場合も新しいタブを開く動作は絶対に入ってくるので、速度で言うとspeed dialのほうが早い。

ちなみに僕はspeed dialに限らず、URLを入力する時も検索エンジンキーワードを使うときもとりあえず「アドレス欄をフォーカス」ではなく「新しいタブを開く」を使う。好みの問題だ。

Speed dialのショートカットを考える。

ctrl+数字というショートカットでspeed dialを使っていた僕にとっては、大きな数字(10以上とか)はそもそも今までのspeed dialの感覚では使えないのだから、speed dialにはあってもspeed dialとは違うものであると思う。

というわけでspeed dialに割り当てるキーボードショートカットを考えてみる。

まず最も簡単なのは数字の0を10番目のspeed dialに割り当てることである。

0 ctrl=Go to speed dial, 10

これで10番目は今までと同じように使えるようになった。


次に11番目から20番目だが、これらを一桁speed dialの拡張と考えて、例えば11番目を

1 ctrl shift=Go to speed dial, 11

などにしようと思ったのだが、これは前にも書いたように一桁speed dialを背面タブで開くように予約されているので、他のに割り当てることはできない。よってこの方法はだめ。(他のモディファイアはOperaでは使わないことにしているので今は無視)


それではこれを知っとけばきっと便利な Opera のショートカットの設定方法にあるように2キーストロークショートカットはどうかと思い、

1, 1=Go to speed dial, 11
1, 2=Go to speed dial, 12

としてみたら、なんとこれが動いた。12番目のspeed dialに行きたかったら「12」と押すだけなので超らくちん。

しかしここで問題が。今まで通り「新しいタブを開く」をすると、アドレス欄にフォーカスがあるので、「12」と押してみても単に12が入力されるだけである。ちなみにspeed dialの1〜9以外では、アドレス欄に数字+Enterではspeed dialが開けないみたいなので、ここでEnterを押してもhttp://12.comとかに飛ぼうとするだけである。
つまり「12」で12番目をやりたかったら、一度アドレス欄からフォーカスを外すという二度手間になってしまうのだ。

1 ctrl, 1=Go to speed dial, 11

これならアドレス欄にフォーカスがあってもいける。しかしこのためには1番目のspeed dialにあてられている1 ctrlを消さないといけない。

ちなみにこちらは何故かできない。

1 ctrl, 1 ctrl=Go to speed dial, 11
1 ctrl, 2 ctrl=Go to speed dial, 12

現在試行錯誤中。

大きな数字のspeed dialは一時保存庫

上にも書いたように、大きな数字のspeed dialはマウスでないと簡単には使えず、今までのものとは似て非なるものである。今のところ簡単に使えるショートカットが無いせいで、余計にそう思う。

それならいっそ、似て非なる使い方をしようじゃないか。

僕が考えるのは、タブの一時保存場である。「ブックマークするほどじゃないけど、あとで必要な、でも今すぐ必要じゃない」ぐらいのサイトを保存しておくのに良さそうだ。

僕にとってそれは、あとでブログに書こうと思っているネタである。

タブとしてそのまま残しておいてもいいんだけど(今はそれ)、それだと順番が散らかるし、一望できない。それに何かの間違いでOperaがセッションを保存せずに落ちてしまえば終了である。元に戻すのは至難の業だ。

speed dialの下の部分には、ちょっと保存しておきたいページをまとめて入れておき、しかもちゃんと位置で整理しておけば複数のグループの情報を置けて、用が済めばさっさと消してしまう。

こんな使い方は今までの数が制限されていたspeed dialにはできなかった。

何とも惜しいバグ

ここまで書いておいて、実は今週のweeklyではspeed dialのドラッグ&ドロップと右クリックが効かないバグがあるみたいなので(Mac版)、残念ながら上に書いたような使い方はまだ試していない。speeddial.iniを編集して一つ一つちまちまと加えてってます。