さくらのVPSでサブドメインを作ってみた

さくらのVPSで、Ruby on Railsアプリのためのサブドメインを作った。以下、そのための設定の覚え書き。

Ruby on Railsアプリの動作環境をPhusion Passengerで作成

さくらのVPSをお試しで使い始めた - NAT’s Programming Champloo
Ruby on RailsのアプリをPhusion Passengerを使ってデプロイする環境は構築済みなので、それを使うことに。

ApacheのVirtualHostでサブドメインを作成

http://www.modrails.com/documentation/Users%20guide%20Apache.html#_deploying_to_a_virtual_host_8217_s_root
設定は、Phusion Passengerのマニュアル通りに指定。sub URIを使うときの設定と微妙に違うので、sub URIのときの設定をコピペしただけでは動かずちょっと手間取った。横着せず、マニュアル通りに書き直せば問題なく動いた。

さくらインターネットのネームサーバのゾーン設定の変更

ドメインは、さくらのドメイン取得サービスで取得した物を利用。同じさくらのサービスだから設定は簡単と思いきや、さくらのVPSで使うための情報が見つからず、ちょっと手間取った。
「会員メニュー > ドメイン > ネームサーバメニュー」でゾーン設定を下記のように設定した。

エントリ名 タイプ データ
@ A xx.xx.xx.xx
www A xx.xx.xx.xx
<サブドメイン> CNAME www

xx.xx.xx.xxは、さくらのVPSで契約したサーバのIPアドレス。この設定で、<サブドメイン>.<ドメイン> のドメインにIPアドレス xx.xx.xx.xx を割り当てられる。

サブドメインの設定が反映されるのを待つ

設定したサブドメインに自宅からアクセスできるようになるまで、およそ1時間くらいはかかった。
さくらのVPSで契約したサーバは、ネームサーバにさくらのネームサーバを使っているので、すぐにサブドメインでアクセスできた。自宅からアクセスできるまでは、そのサーバにリモートログインして、wgetコマンドを使ったりして動作確認した。