世界のはて

『はてな非モテ論壇』の一角だった場所

「寂しいことの苦しさ」が、よくわからない

昔から、「寂しいことの苦しさ」を訴える人の気持ちが、イマイチよくわからない。僕が、孤独でも「寂しさ」を感じることが全くといっていいほど無い性質の人間だからだろう。

……と言うと、「非モテやら非コミュやらスクールカーストやら、コミュニケーションの話題に執着的反応を示すお前が、なに言ってんの?」と言われてしまいそうだけど、僕がコミュニケーション不全から感じていた感情は、「寂しさ」ではなく「劣等感」だった。

学生時代、休み時間に教室の机で独り寝たふりをしているとき感じていたのは「寂しさ」ではなく、「友達一人作れない俺」に対する劣等感だったし、だからこそ他人と自分を比較せずに済み、クラスメイトの眼を気にする必要がない図書館は、落ち着く場所だった。

孤独は、好きだ。周囲に他者さえ居なければ、孤独自体に苦痛を感じたことはこれまでの人生で全く無かったし、これからの人生でもたぶん無いのだろうと思う。


【インスパイア元】
・しあわせのかたち - 抱き締めたり、抱き締められたり
http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20080226#1203939971