中日の大野雄大投手が12月8日、契約更改交渉に臨み、6300万円増の年棒1億800万円(推定)でサインした。
今季の大野は先発ローテーションの柱として活躍。3年連続二桁勝利を達成し、12球団中トップとなる207回1/3を投げた。その活躍が認められ、先のプレミア12では貴重な左腕として侍ジャパンにも選出されていた。
大野は「自分の中のエース像は吉見(一起)さん」と、長年中日を支えている絶対エースの名を挙げながらも、「これからは自分がという気持ちで」と語り次代のエースとしての自覚を垣間見せた。
これに対して、「中日で今年、安定していたのは大野ぐらい。谷繁監督も大野は信頼していたよね」「大型左腕。スタミナもあるし、これからどこまで伸びるか期待」「今中、山本昌…、中日にいた名投手は左腕が多い。その系譜を継いでほしい」など、大野のさらなる飛躍に期待するファンの声が挙がっていた。
過去には常勝軍団の名をほしいままにした中日。近年は低迷が続いているが、常勝軍団復活に向けて、大野にかかる期待は大きい。
《浜田哲男》
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