2015年ジロ・デ・イタリア、5月13日の第5ステージ。コロンビアのリゴベルト・ウラン(エティックス・クイックステップ)は2日連続でタイムを失い、総合優勝争いで大きく後塵を拝した。
ウランは過去2年ジロで総合2位に入り、開幕前はアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、リッチー・ポート(スカイ)、ファビオ・アール(アスタナ)と並んで総合優勝候補の4強に挙げられていた。
しかし、ここまで落車でアシストが2人リタイアし、第4ステージでは最後の3級山岳で脱落。この日もラスト5kmのコンタドールらのアタックについていけず、再びタイム差をつけられた。
これでウランは、総合首位コンタドールから1分22秒差の12位へと後退している。
「僕にとってジロ序盤は、ちょっと厳しかったね。昨日はタイムロスしたし、今日は再び数秒失った。でもジロは長い。今後数ステージ、そして2週目がどうなるか見守るよ」
「もちろんもっと前にいたいけど、これが今の僕の調子なんだ。今後数日でどれだけ改善できるか様子を見る。ジロにはチャンスがたくさんあるんだ」
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