昨シーズンJ2に降格し1年でのJ1復帰を誓ったセレッソ大阪が、和歌山県串本町での1次キャンプをスタートさせた。その中には去就が注目されたディエゴ・フォルランの姿もあった。
フォルランは昨シーズン鳴り物入りで入団したがリーグ戦7ゴールに留まった。チーム得点王ではあったがJ史上最高額で入団した男にファンの期待値は高く、チームの低迷もあり批判的な意見も浴びせられた。
J2に降格したことでオフには放出も噂されたが、残り半年の契約期間をセレッソで全うすることに合意した。
残留発表ではクラブを通じ「自分に出来ることはゴールを取ることなので、そこにこだわってプレーし、J1に戻るために全力を尽くします」とコメント発表したフォルラン。W杯得点王の実力を今年こそ見せられるか。
フォルラン残留にファンは「気持ちよく使ってあげないと実力を発揮出来ないよ」「半年間だけでもセレッソのために全力でがんばって。応援してます」「期待外れとは言え去年のチーム得点王だから、ちゃんと使えば今年はもっと良くなると思う」「去年の7ゴールは日本人じゃ見られないものだった」など、本来の力を発揮しセレッソをお仕上げてもらいたいという声が多い。
昨シーズンのフォルランが苦戦した背景には、チーム戦術と彼のプレースタイルが合わなかったことも関係しており、「 フォルラン云々と言うより昨シーズンはフロントがダメダメ過ぎたと思いますよ。結果論ですが我慢してポポヴィッチのままいってたほうが良かったんじゃない?というぐらい後任がひどかった」と厳しい意見も。
《岩藤健》
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