画面上で読む子どもの比率が紙で読む子どもの比率を上回る:英National Literacy Trustが調査結果概要を公表(英国)

2013年5月16日、英国のNational Literacy Trustが、英国の子どもの読書(リーディング)に関する調査結果について、その概要を公表しています。この調査は2012年12月に英国で34,910人の8歳から16歳の若者を対象として行われたものです。

記事によると、タブレットや電子書籍リーダーを含む電子機器を使い、画面上で毎日読書をしている子どもの割合は39%である一方、冊子体で毎日読書をしている子どもの割合は28%であり、画面上で読む子ども比率が紙で読む子どもの比率を上回ったとのことです。また、電子書籍を読んでいる若者の数はこの2年間で2倍に増加(6%から12%に増加)したとのことです。National Literacy Trustは、この結果に関し、子どもの読書のレベルに潜在的には有害である可能性を指摘しています。

なお、National Literacy Trustは、この調査結果のレポートを近く出版予定とのことです。

Children’s on-screen reading overtakes reading in print(National Literacy Trust 2013/5/16付け)
http://www.literacytrust.org.uk/media/5371

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