Code4Lib JAPAN、図書館のウェブサービスにおける「URLの固定化(パーマリンク)の必要性の提言」を発表

図書館システム系コミュニティのCode4Lib JAPANが、2011年6月23日付けで「URLの固定化(パーマリンク)の必要性の提言」という提言を発表しています。この提言では、図書館がウェブ上で提供しているOPACなどのサービスにおいて、各コンテンツのURLがしばしば永続的なものになっていないことを問題視し、図書館は、図書館システム仕様書の中にパーマリンクによるURLの固定化を盛り込み、システムが更新しても各コンテンツのURLが変わらないようにしていくべきである、と述べられています。具体的には、以下の3点について記されています。

1. 個々の書誌に対してその館で永続して持つ書誌ID(以下、ユニークID)を持つように仕様に入れる。
2. ユーザに見せるURLと内部的URLを分けられるようにする。
3. プログラミング言語や実装依存のURLや拡張子は利用しないで、シンプルなURLにする。

URLの固定化(パーマリンク)の必要性の提言(Code4Lib JAPAN 2011/6/23付け、2011/7/4字句修正)
http://www.code4lib.jp/wp-content/uploads/2011/07/permalink20110704.pdf

提言事業より、URLの固定化(パーマリンク)の必要性の提言を公開しました。(Code4Lib JAPANのブログ 2011/7/4付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/josei002-10/20110704/1309791281

参考:
情報技術を活用した図書館サービスに取り組むプロジェクト“Code4Lib JAPAN”が始動
http://current.ndl.go.jp/node/16654

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