昨日(5/17)、普天間問題をめぐって福島瑞穂と鳩山由紀夫の
党首会談が行われた。これまで、電話でのやり取りはあったが、正式会談は初めてで、意味は小さくない。背景には、県内移設に反対する沖縄の民意の高揚と示威があり、この問題での社民党内における福島瑞穂の
ヘゲモニーの安定がある。また、国新党の亀井静香の先送り姿勢がある。5/19に前倒しと伝えられた鳩山由紀夫の訪沖は、再び5/23で調整と延期された。政府(官僚)側の攻勢が少し弱まっている。一進一退。この福島瑞穂の巻き返しの動きにより、平野博文は5月末決着の政治形式を「閣議了承」から「首相発言」へと
後退させた。官僚と閣僚たちは、徳之島への訓練移転で具体的な成果を上げ、仲井真弘多との合意の中身を作ろうと必死だが、現時点では仲井真弘多が合意できる内容は何も埋まっていない。無能な平野博文に徳之島の切り崩しを担当させている点が、仲井真弘多には大いに不満で不安だろう。「県外」の中身がカラッポのまま、辺野古の新滑走路建設に合意した場合、沖縄では仲井真弘多に対するリコール運動が起きる。鳩山由紀夫が再び訪沖するということは、仲井真弘多が「政府原案」に合意したことを意味する。「社民党との合意」を棚上げにしたチーム鳩山は、今週後半、「沖縄との合意」が焦点になるだろう。仲井真弘多の合意を得られなかった場合、5月末にペーパーで出す「首相発言」も微妙になる。何も中身のないペーパーになる。
続きの内容を
レジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。
只今流行中の「ツイッター」で「普天間、アーチスト、沖縄、芸能人」とかで、検索してみても全然ヒットなしの状況である。これは恐らく、プロダクションの方向として、アイドルなどの芸能人の政治的発言は、極力「控える」というようなことではないだろうか。
と言うのもそれを想像するに足るいくつかの象徴的な事件を思い起こすことが可能だ。たとえば、だいぶ古い歴史となってしまったが、30数年前、芸能界では「バンザイ事件」と言うのがあった。当時、売れっ子司会者の前田武彦が、TV(番組)から事実上の追放処分となった。
http://iai1016.jugem.jp/?eid=867
最近では北野誠の「不適切発言事件」があって、北野誠は、著しい不利益を被ってしまったようだ。
また直近でもTV番組から降板されたのではないかと噂されている評論家氏の存在も・・・。
私は(フリーの)映画助監督(セカンド)をしていた時があったが、現場(演出パート)では、政治的発言を含め、いろんな発言が自由に可能だった。勿論CF(コマーシャル・フイルム)の現場とかは全然別であり、そんな雰囲気はなかった。
いずれにしてもプロダクションに所属する芸能人は、「CM契約企業」や電通・博報堂などの監視下にあるだろうことも想像可能である。
要するに、この国では、アーチストや芸能人の政治的発言は「降板を覚悟の上」ではないと不可能なほどのハードルとなっているのではないか。
結局、歌って踊れる国会議員の喜納あたりが
反対運動の中心になるべきなんでしょうな。
喜納は打算家ですけどね。
本土で眩いばかりの成功を収めている芸能人、スポーツ選手にとってはむしろ、様々な郷里の負担に対する本土の負い目というのは、一つの重要な成功ファクターである気がする。
ある意味、本土の人間以上に政治的な発言は難しいのではないか。想えば、暴行事件の時ですら、そういう動きがあったとは聞かない。
◎何百兆円も収奪されていながら未だ目が覚めないこの列島の国民(?)の理性を信じられない。
◎何!宗主国に反抗して自主独立を求めるとGDP(国内総生産)を半分にされ、世界中の悪党に祭り上げられると!? こんな脅しに屈するようでは永遠の奴隷国家であることに我慢していることだな。いつまでも眠っていよ。
◎21世紀において、国家が他国の被奴隷状態下にあるのを糺すことを非現実的とでも言うのか? あのキング牧師の公民権運動を理想主義的過ぎると貶すのか? 南アのマンデラの反アパルトヘイト運動の27年半にも及ぶ監獄闘争を馬鹿げているとでも評するのか?いつまでポチ犬でおるつもりか? 立ち上がって闘わねば何も進まないのだ。
◎我々は背中に鞭打たれるような悲惨な奴隷状態を実感していないと? 外国人が支配者であるような苛烈な植民地搾取制度下に喘いでいないと?
嗚呼!なんというその鈍感さ!帝国の収奪システムは百年前よりはるかに進んでおり、その金融理論や戦略論とともに、もっと洗練されているのだ。民衆ではなく、その政府、国家自体を収奪しているのだ。 歴史上最大の金融帝国になるはずだった国(英フィナンシャルタイムズ紙)が世界ダントツの借金国に転落させられた事で十分それは証明されているではないか!? 生まれながらにして一千万円もの重荷を背負わされているのはスレイヴ以下ではないか!
再掲
◎「奴隷的地位に甘んじて生きている人民を(目覚めさせ)解放することは自由を渇望している人民を奴隷の境遇に突き落とすのと同じくらい困難で危険なことである」ーーーーーマキャベリ
見事なまでのアジテーションの技法、魂への語りかけの技。日本語の美しさ。脱帽です。心底感動しました。ありがとうございました。
政府が「辺野古埋めたての従来案」をアメリカに伝達とのこと。
こんな重要なイシューの内容がコロコロ変わり、この8ヶ月がなかったかのように自公時代の案に戻されようとしている。この国の政治って本当に醜いと思います。
日米同盟の深化どころか、日米関係への不信感と絶望を増やしているだけ、という感覚は民主党の政治家にはないんでしょうかね。官僚を動かすという意味、価値が全くわかってない。
仲間由紀恵さんは基本的に「テレビ芸能人」ですからねえ・・・。「マス」を相手にした「あたりさわりない役割」をこなさなきゃならないわけで、なかなか難しいだろうなと思います。バラエティ番組にもガンガン出てますし。
同じように「国民的女優」という称号が使われるようになった宮崎あおいさんのようなフィールド(朝ドラ・大河で大成功したといってもCM以外テレビ全然出ないんでやはり映画俳優)と出自(マイナー系というかアート系というか作家性の強い映画での活躍からカルト的な存在として認知されるようになった)を持っていたら可能性あったかもしれませんが。
徳之島からの条件を全部呑んででも移転したいなどと・・・平野博史の馬鹿さ加減もここに極まれり、です。一部移転でこれらの条件を受け入れるなら、沖縄には一国二制度を認めるくらいでないと筋が通らないのでは。平野には誰かと交渉するとか説得するとかの能力が全くないのでしょうね。