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片山祐輔による江川紹子への性的侮辱 - 信頼関係がなかった被告人と弁護団

片山祐輔による江川紹子への性的侮辱 - 信頼関係がなかった被告人と弁護団_c0315619_14525766.jpg片山祐輔が5/16に送ったメールの全文がネット上に公開されている。最初に落合洋司が公開して注目されたが、関係者に配慮した省略が多くあり、不完全なものだった。伏字のない完全版は、片山祐輔がメールを送った一人である矢野さとるによって詳細な解析情報とともに上げられた。メールの送付先は全部で25件。うち20件がテレビ局や新聞社など報道関係であり、1件は弁護士の落合洋司、残り4件が個人で、その中に矢野さとるが含まれている。メールのタイトルにこう書かれていた。「皇居にロケット砲を撃ち込んで明仁美智子を始末する 地下鉄霞が関駅でサリン散布する 大野勝則裁判官と唐沢貴洋弁護士と狩魔冥検事を上九一色村製AK47で射殺する 聖路加病院爆破するお茶の水小学校で小女子喰う悠仁を去勢して天皇制断絶 江川紹子の閉経マンkにVXガス注射してポアする ドコモショップ稚内店に牛五十頭突っ込ます」。メールの件名としては異常に長くて文字数も多いが、書かれている内容も悍ましく猟奇的だ。句読点もなく改行もなく接着された長い文字列は、分解すると7件の犯行予告が詰め込まれている。どの脅迫の片言も不気味で凶悪なものだが、誰もが特に注目するのは、6件目の「江川紹子の閉経マンkにVXガス注射してポアする」の衝撃の文言だろう。片山祐輔は、自身を無罪放免に導くべく尽力してくれていた恩人の江川紹子に、こんな驚愕のメールで脅迫していた。



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片山祐輔による江川紹子への性的侮辱 - 信頼関係がなかった被告人と弁護団_c0315619_14593454.jpg

by yoniumuhibi | 2014-05-22 23:30 | Comments(15)
Commented by 三隈 at 2014-05-22 19:21 x
保釈中の真犯人を装ったメール送信についての動機を佐藤氏が母親を早く安心させるため、裁判を早く決着させるためと説明していますがそんなことがあり得るでしょうか。これだけの悪意を見せられているのにそんな整合性のない説明が通ると思っているのでしょうか。旗色の良い状況で母親を安心させるなら余計な事はせずに確実に無罪を勝ち取るのが道理であり、こんな形の決着は下の下です。自滅的な火遊びの欲求に抗えなかった事実を違えてはなりません。佐藤氏も大衆の解釈、分析能力を舐めてそのような小手先の殊勝さを演出すべきではないと思います。
Commented by 梅子 at 2014-05-22 20:02 x
世に倦む日日さまのこの分析は正しいでしょう。
この事件はいろいろ思い出すことがあります。首都圏連続女性殺人事件の小野悦男被告と野崎弁護士の関係、あるいは川田龍平氏と共産党の関係などです。
片山は自分を支援してくれる人たちに感謝するどころか、おそらく憎しみさえ覚えていたでしょう。そしてそれはある意味正しい。彼がウヨのねらーならば、おそらく唾棄すべき相手であるはずの「人権派」の人たちが自分を全く理解していないくせに親切ごかしに寄って来る。最初は相手が自分の言うことを信じている様を見てサディスティックな喜びを覚えていたでしょうが、変な集まりに出席させられたり変な歌を聴かされたり、ともかくウヨのねらーとしては死んでもやりたくないことをさせられて、つくづくいやになっていたと思います。むろん彼らが自分をただの警察検察叩きの「叩き棒」として使っていたことも充分理解していた。片山が薄ら笑いを浮かべていたのは、サディスティックな満足感からでしょう。
この事件は客観的な目を持つことの難しさを教えてくれるます。
Commented at 2014-05-22 20:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-05-22 20:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ろうのう at 2014-05-22 21:47 x
そもそも権力批判でさえあれば内容の正当性が問われないっていう発想はおかしい。ありとあらゆる理念、内容、意味が民衆無謬論とバッティングするがだからと言って内容から逃避している。そんな発想が書店を倒錯思想の渦にし、ファシズムの温床を作っている(橋下など)。「無内容は市民のパワー」といった発想はいい加減やめるべき。

似非リベラルは内容の腐敗を批判されると
「市民が権力に怒るきっかけ作ったからいい」
「今は手探り」
と言って逃げてるがそんなことでいいのか問い直すべき。
Commented by オウンゴール at 2014-05-22 22:03 x
PC遠隔操作事件の一連の騒動が片山被告にとって「ゲーム」であったとするなら、ゲームの主導権を自分が握り、コントロールできていたうちはこの上ない全能感に満たされ本人は幸福だったでしょう。
ところが、いわゆるところの「擁護者」、弁護士やジャーナリストといった事件を政治目的に利用する人々が彼から主導権を奪い、事件がゲームでなくなった時点から片山被告はストレスを募らせていったのではないでしょうか。

そう考えれば江川紹子さんへの暴言に見られる、「主導権を奪った」相手に対する軽蔑や憎悪、メールを送った理由(自分がゲームをコントロールする立場を取り戻したいとする欲求に抗えなかった)も、なんとなく説明がつくような気がします。

この片山被告や小保方さんに共通して感じられるのは、本人たちの中で現実と虚構の境界がきわめて曖昧になってしまっているということでしょうか。
ブログ主さんが別の記事で触れておられたように、それには行き過ぎた価値相対主義思想教育が影響を与えているようにも思えます。
Commented by ホログラム at 2014-05-23 03:26 x
片山を冤罪被害者のヒーローとして持ち上げていた人達の多くは片山が自白した後、自分達が単なる捜査手法批判を飛び越えて「検察・警察=完全悪、片山=権力に虐げられる無垢な冤罪被害者」という構図を作り出していた(そしてそれがゆえに批判が返ってきている)ことに頬かむりをして、「自分達は捜査のあり方を批判してただけだから」という言い訳に逃げ込んでいます。江川昭子氏の「私に対して悪いと思う必要はないから」という言葉もそれと同一線上にあるのではないでしょうか。すなわち、「私は捜査のあり方を批判してただけで、貴方を擁護してたつもりはない」から片山は自分に謝らなくてもいいし、同時に片山を冤罪被害者のヒーローに仕立て上げたことの責任も問われる必要はないのだという、擁護者としての批判をかわすためのエクスキューズとしての意味合いがあるように思います。
Commented by 押田 at 2014-05-23 12:35 x
yourpediaって冗談みたいなサイトかと思ったら、淡々と事実を記していて、本当に参考になりました(笑)。特に前科が悪質なことをあらためて実感します。もちろん予断は慎むべきなのでしょうが、その辺りもう少し慎重に判断できていれば、安易に冤罪説に乗っからなかったのではともおもいますし、逆に警察はプロファイリングでかなり自信を持っていたということなのでしょう。

ただ、これも警察・検察批判の文脈だと「前科で予断を持っている」という攻撃材料になってきたわけですけれど。
Commented at 2014-05-23 14:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 梅子 at 2014-05-24 23:43 x
佐藤弁護士の記者会見を書き起こしたものを読んだ。片山は自分を「悪の経典」の主人公になぞらえていたという。読んだ瞬間、片山のとてつもないプライドの高さを知った。いや、プライドが高い人だろうとは思っていたが。
私は映画は見ていないが原作者の貴志祐介氏の作品がけっこう好きで「悪の経典」も読んでいる。蓮見という主人公は映画では眉目秀麗な伊藤英明が演じた。今日youtubeなどで映画の映像を少し見たが、原作の雰囲気を良く現しているし、伊藤は主人公の雰囲気に合っている。ちなみに主人公は非常に優秀な人間でありかつサイコパスである。
私は前のコメントで片山が薄ら笑いを浮かべていたのはサディスティックな満足感と書いたが、少し説明をする。片山はどうしても佐藤弁護士始め自分を擁護していた人たちの偽善と自分を下に見る視線に耐えられず許せなかったのだ。
Commented by 梅子 at 2014-05-24 23:43 x
相手が警察検察ならば自分が堂々と喧嘩を売った相手であるし、それなりの敬意を持って戦うが、佐藤弁護士を始めとする「擁護派」はそうではない。彼らは片山のプライドをずたずたに傷つけ、片山を支配しようとした。そんなことは片山とすれば絶対に許せないことであったろう。片山は自分が真犯人だと申し出ることによって、これ以上ない復讐を果たしたのだ。あの「笑い」はそれを表している。
Commented by 梅子 at 2014-05-25 04:56 x
申し訳ありません。間違えていましたね。「悪の経典」ではなく「悪の教典」です。
それからもちろん私自身は片山がやったことは卑劣極まりないと思っています。特に最初誤認逮捕された被害者の方々はお気の毒だし、自白するような取調べをした警察も悪いと思います。もっとも逮捕自体は犯行現場に「指紋」や「足跡」があり、誤認逮捕するように仕向けたのは片山ですが。
ただ江川詔子さんが片山の気持ちがわからないと言っているので説明しただけです。むしろジャーナリストとして長年多くのいろいろな人を見てきて、オウム事件では本当に悪い人間に接したはずの江川さんが片山の気持ちがわからないほうが私には不思議です。
Commented by ゆたか at 2014-05-26 04:46 x
片山祐輔、保釈会見で初めて見ましたが、「異形の人」という印象。
今になって思えば、やはり人格のアンバランスは顔に出るのかと。

昨年あたりにNHKで放映された「プロフェッショナル」のなかで高倉健がこんなことを言ってました。
「生き方が顔に出る」

自分も気をつけなければならないとあらためて思います。
Commented by at 2014-05-27 08:33 x
片山が江川さんを馬鹿にしていたというのは正しい見方ですね。
ただ、江川さんも、多分一生童貞のまま終わる犯罪者が粋がって過激なこと言っても、哀れにしか見えないのでは?
男のそういう侮辱て極めて日常的、ありきたりでとっくに免疫もできているんでしょう。私に謝罪は必要ないとは、現実を見なさい、将来の自分や家族に謝罪しなさいと言うような意味ではないでしょうか。
弁護士の方だって、こんなことにいちいちズタズタになるほど傷ついてるようではとっくに廃業してると思います。もちろん傷ついてると思いますが。
愉快犯の更正は、昔の弁護士でも難しかったのでは。
Commented by Neoribates at 2014-05-27 11:44
江川昭子をはじめとする反体制人権派への分析はまったくもって正確を得ていると感心いたします.
片山に関していえば,今後精神鑑定に回されるように画策し,持ち前の歪んだプライドで切り抜けようとする構図が予想されます.性格のゆがみは尋常ではないものの,精神疾患はそもそも彼にはありません.そこに乗っかって売名をしようとする弁護士が加わるいつものシーンも見えてきます.


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