2012/08/27
死刑を楽しく
アメリカの一コマ漫画コレクションを紹介した進化した猿たち (〔1〕) (新潮文庫)
高校生の頃、勉強に疲れるとふと手にとって眺めりしたものでした。とても懐かしいです。
カバーはついてないし本体もボロボロだし、何度読んでも面白いので、もう一度買い求めたいと思ったらいまでは中古での出品ばかりで、新品になると1,000円からとなっていました。この年になって帯とカバーって大切なのだなぁと理解しました。
わたしには昔から、本を買うとまっさきに帯を捨ててカバーを外してしまうクセがあるのです。
朗読したのは1巻の冒頭の部分、死刑を楽しくの途中までですが、この本は生涯に千編を越えるショート・ショート作品を書いたことで有名である星新一氏の、よく知られている作品とはまた違った、バーでのお喋りを聴いているようでとても楽しい本です。
昭和57年発行ですので、田辺聖子、小松左京、筒井康隆、などなど、わたしの大好物な小説が田舎の小さな書店にいつも並んでいて、貪るように読んでいた時代を思い出させてくれる一冊でもあります。
わたしの気に入りの章は、「非常の際は」という章で、エマージェンシーボックスにいろいろなものが入っていたり、シチュエーションが面白かったり。とにかく面白い!
あとは、マリッジカウンセラーもの。無人島テーマ。法廷ものなど。どれも一コマで表されたアメリカらしいカラッとしたユーモアもので、大好きです。
高校生の頃、勉強に疲れるとふと手にとって眺めりしたものでした。とても懐かしいです。
カバーはついてないし本体もボロボロだし、何度読んでも面白いので、もう一度買い求めたいと思ったらいまでは中古での出品ばかりで、新品になると1,000円からとなっていました。この年になって帯とカバーって大切なのだなぁと理解しました。
わたしには昔から、本を買うとまっさきに帯を捨ててカバーを外してしまうクセがあるのです。
朗読したのは1巻の冒頭の部分、死刑を楽しくの途中までですが、この本は生涯に千編を越えるショート・ショート作品を書いたことで有名である星新一氏の、よく知られている作品とはまた違った、バーでのお喋りを聴いているようでとても楽しい本です。
昭和57年発行ですので、田辺聖子、小松左京、筒井康隆、などなど、わたしの大好物な小説が田舎の小さな書店にいつも並んでいて、貪るように読んでいた時代を思い出させてくれる一冊でもあります。
わたしの気に入りの章は、「非常の際は」という章で、エマージェンシーボックスにいろいろなものが入っていたり、シチュエーションが面白かったり。とにかく面白い!
あとは、マリッジカウンセラーもの。無人島テーマ。法廷ものなど。どれも一コマで表されたアメリカらしいカラッとしたユーモアもので、大好きです。
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