なんでもありと言うのなら――「ハクメイとミコチ」8話感想
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果物を武器にするのもあり、武器にしたキノコを食べるのもあり。
ハクメイとミコチ 第8話「長い一日」
©樫木祐人・KADOKAWA刊/ハクメイとミコチ製作委員会
「ハクメイとミコチ」8話を視聴。「なんでもあり」の場に出ておいで。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
今回のお話はコンジュのステージを蜂蜜館の古参が壊すという正に無法行為に始まり、Aパートの彼らは正に好き放題やる。人さらい、さらった後に予想を裏切る下層への退避など。新参は正しく「なんでもあり」に対して認識が甘く好き放題される。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
「なんでもあり」ではない中心にいるのはヒガキであり、ウカイのジュレップを再現する事でその仲裁の物語も再現しようとしていた。旋毛丸が言うようにまた他の住人が存在を見た事が無かったように、二代目館主である彼の存在は隠れてしまっていた。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
そんな構図に、他所者のハクメイとミコチが風穴を空ける。Bパートのキノコ雪崩による正面突破、紙飛行機を用いた移動術。それは「なんでもあり」の可能性を開く行為であり、古参に新参を認めさせるきっかけとなるものだ。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
なんでもありならば、過去に囚われない事もまたありだ。それは投擲合戦で元の用途を惜しむ果物屋や、頭がいない=ウカイがもういない事にどこか固執しているようだった旋毛丸が転換を迫られる姿によっても描かれていたように思う。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
もういないウカイのジュレップという過去は拭われ、ミコチの作り治したより美味しいジュレップや「この後皆で美味しく頂きました」なキノコによって仲裁の物語は新しく作られる。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
今の蜂蜜館にはウカイを知らない住人もいる。それも「あり」だと捉えて、旋毛丸とヒガキは酒を酌み交わす。今回の出来事でようやく「二代目館主ヒガキ」は蜂蜜館に現れ出たのだと思う。「長い1日」でした。そうこなきゃと膝を打たせる契約書の文面のオチもベネ。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年3月3日
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ハクメイとミコチ 感想リスト
ハクメイとミコチ 第1話「きのうの茜 と 舟歌の市場」
ハクメイとミコチ 第2話「ふたりの歌姫 と ガラスの灯 と 一服の珈琲」
ハクメイとミコチ 第3話「星空とポンカン と 仕事の日」
ハクメイとミコチ 第4話「仕事の日2 と ミミズクと昔話」
ハクメイとミコチ 第5話「組合の現場 と 大岩と飼い石」
ハクメイとミコチ 第6話「卵の美容師 と 休みの日」
ハクメイとミコチ 第7話「樹上の梯子 と 都会的な生活 と 笑顔の写真」
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