表情豊かな偽物――「だがしかし2」4話感想
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鼓動のように、花火が咲き誇る。
だがしかし2 第4話「ホームランバーと花火大会と…」
©2018 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子2

「だがしかし2」4話を視聴。偽でも幸せな時間と、その終わり。#だがしかし
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
今回の駄菓子はホームランバー。アイスバーをバットに見立て、当たりくじをヒットやホームランに例える「偽物」性の特に強いもの。よって今回の出来事も多分に偽の要素が強く出る。4人の花火大会は、ほたるの言葉でまるで2人だけのデートのように――偽物になる。#だがしかし
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
この4話では手や足が車輪といったものよくカメラが向き、クローズアップされる。それらは顔ではないのにまるで顔(の偽物)のように表情豊かで、登場人物の気持ちを代弁する。試すような事を言う時のほたるさんは足を組み、一緒にいるのが楽しいと明かす時は足を崩す。#だがしかし pic.twitter.com/YMfUqVfjDc
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
垣間見えた本心は、しかし休憩場所が「偽の花火会場」と化す事で終わりを告げる。賑やかなその場所は美しい一方、「2人で話したかった」というほたるさんの願いが叶う場所ではないのだ。#だがしかし
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
翌日からほたるさんを見なくなった事に、ココノツは「雨だからだろう」と理由をつける。晴れになっても現れなくとも、それを訂正しない。偽の理由を被せたまま、偶然の再会を求めて探し歩いて。#だがしかし
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
「ほたるちゃん最近見ないけど、今どっか行ってんの?」サヤの言葉はそんなココノツを心の扉を開け、彼の心は鉢の中の魚のように慌ただしく揺らめく。#だがしかし pic.twitter.com/imV0M2Klna
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
そんなわけで、これまでの3話と違った雰囲気に演出の大きな貢献が感じられる回でした。こういうのって原作と見比べて楽しいところだなあ。#だがしかし
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月2日
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