いい戦士になるな/機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ4話感想
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用事の外出先からの帰りにMBSオンデマンドで鉄血のオルフェンズを視聴。いい時代だなァ。ただスマホの電池がものっそい勢いで減ったけどwww
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第4話「命の値段」
©創通・サンライズ・MBS



CGS改め鉄華団に地球までの警護を依頼したクーデリアだったが、ノブリスとの会話が彼らに死の危険を呼び込むことへの躊躇いを呼び覚ます。そんな彼女に、三日月はある所へ出かけることを誘うのだが……
少女のもたらすもの、そして強敵との邂逅の第4話。クーデリアを通して、三日月にとっての仲間意識とその強さ危うさが改めて描かれているのが印象的。初見時こそ分かりづらいものの、冒頭の昭弘とのやりとりでは昭弘が「従う」のではなく鉄華団に残ってくれたことを喜ぶ心と、その場所を首の皮1枚で繋いでくれたクーデリアへの感謝が芽生えたことが示される。この辺り、1~3話の間で三日月自身はフラットに接していてもクーデリア自身に及ぼす影響が様々だったギャップを解消しているのですね。そしてその一方で、三日月という人間を少し理解したことでクーデリアは彼の持つ「仲間を脅かすものへの苛烈な感情」も知ることになる。彼という人間への関心は、自分を狙うギャラルホルンに属する人間が去ったことよりも大きくクーデリアへの心を占める程に大きくなる。火星における現状の説明やヒューマンデブリや鉄華団のマークにおける一体感を描きつつも、それらと重ねながら三日月とクーデリアの接近を描いているのが面白い回でした。
また今回は戦闘がないため下手をすれば戦争モノとしての面白みに欠ける回になりかねないところですが、「内部監査」という形でのギャラルホルン内の対立がよくある内輪揉めとは違った緊張感を発揮しているのも面白いところ。足の引っ張り合いをしているのでもないし、美形キャラであるマクギリス達に組織内における正当性が担保されているので、コーラル本部長をやり込める様子に嫌味がないのですよねw もちろん「組織内における正当性」であるのでそれは彼らと三日月達の対立を否定するものでもない。さて、次回は宇宙に出航、シュヴァルベ・グレイズとの戦闘も有りということで状態にまた大きな変化がありそうです。
関連:
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想リスト
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第1話「鉄と血と」
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ第2話「バルバトス」
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ第3話「散華」

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