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もう水っぽくならない!究極の野菜炒めの作り方

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。

お給料前でお財布がピンチ!そんなとき重宝するのが野菜炒め。いろいろな野菜が食べられて、しかも経済的。作り方も材料を炒めるだけで簡単と、まさに3拍子揃ったレシピ。今回は、そんな家計の強い味方☆野菜炒めにフィーチャーします。

水っぽくなりがちな野菜炒め

5月12日放映の「あさイチ」をご覧になった人はいらっしゃいますか?おなじみ「スゴ技Q」は、人気の定番料理特集でした。今回テーマとして取り上げられたのは、簡単で経済的な「野菜炒め」。定番中の定番メニューですが、あさイチアンケートによれば実はたくさんのお悩みが寄せられているそうです。中でも多かったのが「水っぽくなる」という悩み。番組では、そんなお悩みを解消するためのテクニックが紹介されました。

水っぽくなるという悩みを解決するテクニックとは?

科学的な調理法を研修して15年の料理研究家・水島弘史さんが伝授してくれるのは、野菜炒めが決して水っぽくならないスゴ技。
ポイントは野菜の切り方と炒め方の二つです。普通の切り方をしてしまうと細胞が壊れて水が出てしまい、ベチャベチャしてしまう原因に。そこで力を発揮するのが達人の切り方です。

達人の野菜の切り方

①姿勢

軽く脇をしめ、体の前で直角に手を組みます。包丁を持つ手とまな板が平行になるようにするのがポイント。姿勢が悪いと体の重さが包丁に伝わるので、細胞がつぶれる原因にもなるのだとか。だから姿勢正しく切ることが大事なんだそうです。

②包丁の握り方

人指し指、中指、親指の指3本で持つのが正解。具体的には親指と人さし指で挟むように持ち、中指で支えます。ちょっと角度をつけ、刃先を上げながら、刃の真ん中まで使うのがコツ。一度で切れなかったら、同じ動きを繰り返せばOK。水島さんいわく、包丁の刃先から指2本分ぐらいのところがスイートスポットといって一番切れやすいのだとか。そこに野菜をつけて切るようにするとグッド。

炒め方にもコツがあった!?最強の炒めテク

さあどんどんいきますよ。お次は炒め方のテクニック。野菜炒めといえば、フライパンを熱して油をひき、強火でサッと炒めるというのが王道と思われていますが、達人いわくそのやり方ではダメ。では、どうすればいいのでしょうか? 

達人の炒め方

①フライパンは冷たいまま

火にかける前に野菜を入れてサラダ油を回しかけ、全体によくなじませます。

②じっくり弱火で

サラダ油がなじんだら、ここで火をつけます。火加減はなんと弱火!実は野菜は、急激に加熱すると細胞が壊れてしまうのだとか。だから弱火がベストなんだそうです。

③混ぜるのは数分おき

常に混ぜるのでなく、2~3分に1回上下を入れ替えるように混ぜます。混ぜ続けてしまうと熱が逃げてしまい野菜に火が通らないのだとか。

④味付け

にんじんに火が通ったら、塩を振って2分炒めて味をなじませます。最後にしょうゆ、ごま油、コショウをくわえて強火で20秒間炒めて、香りを立たせます。

これで冷めても水っぽくならない絶品の野菜炒めの出来上がりです。いつもやっている作業の順番を変えるだけでいいなんてビックリですね。
クックパッドにもシャキシャキで美味しい野菜炒めのレシピがいっぱい。役立ちそうなレシピを一緒にご紹介しておきますね。

じっくり焦らずに☆

冷めても美味しい!

事前に油通ししておけばレンジでもシャキシャキに♪

いかがですか?いつも野菜炒めを作っている人も目からウロコが落ちたのではありませんか?ぜひスゴ技の数々を試してみてくださいね。(TEXT:黒沢るか/ライツ)

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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