ありふれたどこにでもあるクリップですが、その飾りげのなさが魅力です。
生産コストを抑えるため必要のない部分は削られシンプルなデザインにまとまっています。
”Less is more”、 ”形態は機能に従う”と言うと大げさですが、
装飾品や美術品とはちがう、工業製品の良さがあります。
お気に入りのものが机に並ぶと少しうれしい・・・。
和風のクリップを探していたのが始まりで文房具売り場をチェックするようになり、
あれこれ見ているうちにはまってしまったパターンです。
お店ののれんで混雑する時間帯にまくられて目玉クリップで留めてあることがありますが、
目玉クリップは見た目があまり良くありません・・。
本職はのれん屋です。 http://the-noren.com/ のれんの京都山東
日本の木材加工所で昔から細々と作られていたシンプルな木製クリップ・・・とかないですかね・・。
(よくあるウッドクリップでいいんじゃない、という話もありますが・・。)
クリップを集めだすとなぜか洗濯ばさみも魅力的に感じ出して・・・、
同じような構造ですし・・。
しかし、この2つには大きな違いが・・・、
クリップは1つで売っていることも多いですが、洗濯ばさみはセット販売ということ!
コレクションが増えていきます・・・。
魚のエサをあげるピンセットを探していて、エサ関係なしにピンセットにはまったパターンもあります。
素材が竹製のものや樹脂製のもの、
毛抜きやトングなども同じような形で含めるとどんどんコレクションが・・・。
クリップは集めてもたくさん使うことがあるので困りませんが、ピンセットはたくさん持っていてもしょうがないので出来るだけ買わないように努力してます・・・。
写真の右は普通サイズのピンセット、左は50cm近くあるピンセット。
最終的には魚のエサはピンセットは使わず手であげるのが一番良いという結論に至っています。
クリップもピンセットも開けたり閉めたり挟んでみたり・・・似てるかもしれません。
これは仕事で使う道具ですが、半分趣味のコレクションになっています。
こちらで紹介しています。
裁ちばさみは鋼が使われているので錆びの管理が大変です。
クリップもピンセットも裁ちばさみも、開けたり閉めたり挟んでみたり・・・似てますね。