シティＯＬ川柳大賞2013

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シティＯＬ川柳大賞2013

書店で見つけたらぜひ手に取ってみて！

　今年１月に発売されてから、テレビや新聞で取り上げられ話題になっている「女子会川柳」。あなたはもう読んだ!?
　シティリビング恒例の「シティＯＬ川柳大賞」の優秀句を集めた同書ですが、オフィスでの赤裸々な人間関係やクスッと笑えるＯＬの恋愛・結婚観に、〝リアルなＯＬの姿がおもしろい〞〝昔を思い出して懐かしい〞と、働く女性はもちろんサラリーマンや親世代でも人気となっています。16年間にシティ読者が投稿してくれた作品は、６万５０００句以上。その中から選ばれた傑作88句は、どれもホンネさく裂！　書店で見つけたら、ぜひ手にとって見てみて。

女子会川柳　「調子どう？」　
あんたが聞くまで　絶好調
シティリビング編集部、
ポプラ社編集部編
（128ページ、1000円）

■立ち読みで爆笑し、購入。その後、女子会で盛り上がりました（20代女性）
■会社に勤めて10年、自分もベテランといわれるようになり、共感できる句がたくさんありました（30代女性）
■ＯＬではないですが、上司を夫と置き換えても笑えます（60代女性）

■乱世を生き抜く女子のド根性と知恵としたたかさに元気と癒やしをもらいました。ガンバレ、男子！（30代男性）
■とても面白かったです。特に、川柳と絵のバランスがよく、絵がツボを得ていて大笑いしました（20代女性）
■共感できる川柳が多く、いい意味で気が抜けました（30代女性）

OL時代の感覚に戻って、思わずニヤニヤ
電車の中で読むのは危険です（笑）
　私もかつてはOL。この感覚、すごくよく分かります！　絵を考えるのが楽しくて、思いつくままにイラスト化していきましたが、特に好きなのは「変な服　着ている時ほど　皆に会う」「どうしよう　勝負パンツが　Ｌサイズ」。描いていて、ワクワクしましたね
　一人でヒソヒソ読むのもいいですし、みんあでワイワイ読むのも場が和んで楽しいと思います。でも、電車で読むのは危険です（笑）。ニヤニヤ、怪しい人になる可能性があるので。「女子会川柳」でみなさんの日々の幸せに少しでも貢献できたらうれしいです。

◇プロフィール
竹井千佳　
1982年宇都宮市生まれ、OL時代を経てフリーのイラストレーターに転身。イラストレーション青山塾終了、東京イラストレーターズソサエティ主催TIS公募で大賞受賞。書籍表紙や雑誌の挿絵などを中心に活動中

　今年で16回目を迎える「シティＯＬ川柳大賞」。今回は、全国のシティネットワーク（札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・福岡）の読者から投稿総数3026句が集まりました。その中から、大賞と優秀賞12句を決定！　人気イラストレーターの進藤やす子さんによる、イラストとともに発表します。

※募集期間は2012年8月22日～10月５日
※「シティＯＬ川柳大賞」の作品の著作権はすべてシティリビングに帰属します（27条・28条含む）。無断での転載、使用は不可

■イラストレーター　進藤やす子さん

マルチイラストレーター。オシャレで元気な女の子のイラストやルポ漫画が人気。シティリビングで「おしゃれのルール」を連載中
http://yasukoshindo.main.jp/

　“本当でしょうか？”というくらい、大賞にただただ驚いています。うれしさのあまり、会社でニヤケないように自重します（笑）。　サッカーでもそうですが、なでしこ（女子・女性）の方がやる時はやるって感じで、仕事でも男前です。今時の男子たちは、やる前からできない理由をつべこべ並べすぎ。いいからやれっつーの！とキレそうになるキモチを詠んでみました。

　ロンドンオリンピックで盛り上がり、女子パワーを実感した、2012年らしい作品。暗いニュースが多い中、編集部にオフィスなでしこたちの明るいパワーが伝わってきました。パンパカ君さん、おめでとうございます！

■喜びの声

　びっくりしてなんと表現したらよいのか…と、落ち着きません！私たち夫婦のことをそのまま詠んでみました。これからもこういう夫婦が増えるかな？
■喜びの声

　20代のころはがむしゃらにでしたが、30歳くらいから気持ち的に余裕を持って仕事ができるようになりました。しかし年齢を重ねることで、新たな問題が発生･･。メイクです。チークや口紅を塗らないと顔色が悪く見えてしまい「体調が悪そう」と言われ、ファンデーションが崩れるとほおの赤味が出て「熱あるの？」と言われ…（笑）。現在は仕事よりもメイクに手を抜けない、ということでこのような川柳を応募させていただきました。
■喜びの声

　作品を考えている時間がとても幸せでした。来年も応募できるようにＯＬを続けたいです！朝夕の殺人的ラッシュアワーで日々感じていることを詠みました。フィクションと言えないのがツラいです(涙)。
■喜びの声

　最近、自身のＳＮＳブログに料理やお弁当の写真を掲載している方が多いのですが、はたして本当に普段から料理上手なのか？と疑問に思って詠みました。なかには、ブログに載せるためのお弁当を虚栄心で作っていたり…(笑)。そういう、「がんばっている私」をアピールする“腹黒女性”の裏側です(笑)
■喜びの声

　このたびはありがとうございます。とてもうれしく思います。とある合コンで、面白さ（私面白いんです）をさく裂してたら、女子２人が、男子には目もくれず、またぜひごはん食べに行ってとラブコール。その前にも何度かそういうことがあり、女子友増えまくり～。
■喜びの声

　「うまくできた！」と自負していた川柳だったので、とてもうれしいです！　会社の先輩一人とFacebookでつながってしまい、そのあとは直属の上司からも友達申請が…。ハジけた写真を上司に見られたかと思うと、まさにSOSという感じでした。申請は知らないふりをしています（笑）。見つからない設定にしておくべきですね。
■喜びの声

　入選とのこと、ありがとうございます。軽い気持ちで出したのでびっくりしました！　アラサーということで自分も周囲も結構真剣に婚活をしていて、特に寒くなってくるとコンパの回数も増えて週に５回なんてこともありました。実際、仕事の合間にも、コンパに使えそうなお店をこっそりネットでチェックしたりスケジュール調整したり、仕事よりも真剣だったと思います（笑）。（週５回のコンパを重ねた結果、おかげさまで、今はなんとか結ばれました）
■喜びの声

　常日ごろ感じることなので、素直にそのまま文字にしてみました。20代のころから年齢の近い人よりも40代以上のお仲間に入れられていたせいかもしれません…。今のまま、若い後輩と上司のパイプ役を頑張っていきたいと思います。
■喜びの声

　なかなか景気はよくなりませんが、根気よく待てば、きっと幸せが来ると祈って、この作品を作りました。塩漬け状態の株も、なかなか巡り会わない運命の人も、根気よく待てば、もしかしたら同時にチャンスが来るかも!?　それまでは手持ちの資金で、シングルライフを満喫～。

[情報掲載日:2013.1/9]

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