■2008年/ヴィスタサイズ/1時間58分
監督:樋口真嗣
脚色:中島かずき
オリジナル脚本:
菊島隆三、小国英雄、橋本忍、黒澤明
撮影:江原祥二
照明:吉角壮介
編集:上野聡一
音楽:佐藤直紀
出演:松本潤、宮川大輔、長澤まさみ、阿部寛
椎名桔平、甲本雅裕 他
監督:樋口真嗣
脚色:中島かずき
オリジナル脚本:
菊島隆三、小国英雄、橋本忍、黒澤明
撮影:江原祥二
照明:吉角壮介
編集:上野聡一
音楽:佐藤直紀
出演:松本潤、宮川大輔、長澤まさみ、阿部寛
椎名桔平、甲本雅裕 他
気分爽快に楽しめるアドベンチャー時代劇。映画冒頭
からドンドン話を進めながらも、キャラクターや舞台背
景の面白さで少しも飽きさせないし、樋口監督ならでは
のこだわりのビジュアルも画面構成の良さと合いまって
スケール感あふれる出来映え。ダレ場のないタイトな場
面展開で、俳優陣の掛け合いも楽しくてとても良かった
と思います。
一方、ドラマの中には民衆や弱者の視点も丹念に取り
込んでいて、勇ましいだけの姫君がだんだん民を束ねる
者になっていく成長過程をキッチリ描き込んであったり、
キャラクター描写も細くできてました。長澤まさみの演
技もそれを見事に表現しているので、ここは注目して観
てほしい点です。
アクション部分は、殺陣に「重み」と「緊張感」があ
る独特なタッチで、迫力があって良かったです。単なる
チャンバラではなく、命のやり取りに「痛み」が感じら
れる表現が終始一貫していた点は評価したいところです。
クライマックスの決戦シーンではタテ構図での立体的
なアクションで、アトラクション・テイストも満載。思
いっきりハラハラドキドキさせてもらいました。
とにかく全編、登場人物が活き活きと動いていて、ま
さに冒険大活劇という感じの作品です。やっぱり映画は
こうでなくては。 (天動説/映画批評)
↓よろしければ御投票ください。
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からドンドン話を進めながらも、キャラクターや舞台背
景の面白さで少しも飽きさせないし、樋口監督ならでは
のこだわりのビジュアルも画面構成の良さと合いまって
スケール感あふれる出来映え。ダレ場のないタイトな場
面展開で、俳優陣の掛け合いも楽しくてとても良かった
と思います。
一方、ドラマの中には民衆や弱者の視点も丹念に取り
込んでいて、勇ましいだけの姫君がだんだん民を束ねる
者になっていく成長過程をキッチリ描き込んであったり、
キャラクター描写も細くできてました。長澤まさみの演
技もそれを見事に表現しているので、ここは注目して観
てほしい点です。
アクション部分は、殺陣に「重み」と「緊張感」があ
る独特なタッチで、迫力があって良かったです。単なる
チャンバラではなく、命のやり取りに「痛み」が感じら
れる表現が終始一貫していた点は評価したいところです。
クライマックスの決戦シーンではタテ構図での立体的
なアクションで、アトラクション・テイストも満載。思
いっきりハラハラドキドキさせてもらいました。
とにかく全編、登場人物が活き活きと動いていて、ま
さに冒険大活劇という感じの作品です。やっぱり映画は
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