ヘイト・スピーチと「表現」の境界
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- 梶原 健佑
- 九州大学大学院法学府
書誌事項
- タイトル別名
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- Hate Speech and the Boundaries of "Speech"
- ヘイト スピーチ ト ヒョウゲン ノ キョウカイ
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説明
Ⅰ.はじめに Ⅱ.規制論の諸相 一.日本の規制論 二.アメリカの規制論 1 「ヘイト・スピーチそのものが差別社会を構築する」 2 「ヘイト・スピーチは投げ掛けられた側に甚大な害悪を与える」 3 ポルノグラフィ規制論 Ⅲ.規制論の論理 一.境界線論を分析軸に 1 アメリカの表現の自由と境界線論 2 境界線論からみる規制論の構造 二.言語行為論を分析軸に 1 発語行為、発語内行為、発語媒介行為 2 言語行為論からみる規制論 Ⅳ.規制論の検討 一.言語行為論を導入できるのか 1 「ヘイト・スピーチそのものが差別社会を構築する」との主張 2 「ヘイト・スピーチが投げ掛けられた側に甚大な害悪を与える」との主張 3 言語行為論にいう「行為」 二.判例理論と接合できるのか 1 行為アプローチとスペンス・テスト 2 保護されない言論アプローチについて 3 議論の方向性はいかにあるべきか V.おわりに 1 境界線論の拡がり 2 本稿の結論と今後の課題
収録刊行物
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- 九大法学
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九大法学 94 49-115, 2007-02-26
九大法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174789573632
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- NII論文ID
- 110006607327
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- NII書誌ID
- AN00055928
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- ISSN
- 04530209
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- DOI
- 10.15017/11004
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- HANDLE
- 2324/11004
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- NDL書誌ID
- 8818369
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles