ブシロードとKLabは、「東京ゲームショウ2017」の「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル新情報発表会」において、『ラブライブ!』シリーズに関する新情報を発表した。超! アニメディアでは『ラブライブ!』シリーズの更なる可能性をまざまざと感じた本発表会についてレポートする。
発表会がスタートすると、まずは司会進行を務める高海千歌役の伊波杏樹が、Aqoursの楽曲「青空Jumping Heart」の音楽に併せて登場。『ラブライブ!』シリーズの紹介と同時に、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下、スクフェス)の全世界ユーザー数が4000万人を突破したことを発表した。
『スクフェス』のゲーム内では全世界ユーザー数4000万人を突破した記念キャンペーンが行われ、「記念ログインボーナス」や「着て着て♥スクフェス衣装総選挙」の開催など、様々な企画が実施されるという。さらに、『スクフェス』は今後「いちばん楽しいリズムゲーム」をテーマにアップデートを行っていくことも告知された。詳細は別記事にて紹介しているので、そちらをご確認いただきたい。
キャンペーン開催の発表に続いて行われたのは、『ラブライブ!』シリーズの新プロジェクト「PERFECT Dream Project(PDP)」についての情報解禁。と、ここで、伊波が若干緊張した面持ちで「スペシャルゲストとして、何とこの方にお越しいただいています!」と言葉にする。そして、μ’sの楽曲「それは僕たちの奇跡」の音楽に併せて舞台へと姿を現したのは、高坂穂乃果役の新田恵海であった。
驚き、そしてこの時点で感極まった方も少なくなかっただろう。しかし、万感の想いがこもっていたようにも感じた「お久しぶりです!」の一言、そして穂乃果の決めゼリフ「ファイトだよ! うんファイトだよ!」を交えた新田の挨拶からは、変わらない「穂乃果」らしさを感じられ、なんとも言えない感動を覚えた。
二人が舞台で共演するのは初めて。『ラブライブ!』史上、歴史的な瞬間となったと言っても過言ではないだろう
新田の登場による驚きと感動で会場がざわつくなか、続けざまに「PDP」に関する特報映像が流される。そして、「PDP」が2018年より配信開始予定の新アプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(以下、スクスタ)の制作に向けたプロジェクトであったことが発表された。
『スクスタ』は「最強で最高のアイドルゲーム」をコンセプトにした次世代リズムアクションゲーム。ストーリーは「あなたと叶える物語」をテーマにしたすべて新作の録りおろしフルボイスで展開し、μ’sやAqoursが同世代の「スクールアイドル」として活動しているという。また、ライブパートは、全楽曲で9人のフォーメーションダンスを再現しており、それぞれが異なる動きをするのも特徴である。
詳しくは別記事で紹介しているが、2018年注目のアプリゲームのひとつとなることは間違いないだろう。
なお、本アプリには、μ’sやAqoursに加えて、新たなスクールアイドル「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の9名が登場する。メンバービジュアルなどは既に公開されていたが、今回はついに9名のキャストが発表され、舞台にもキャストが登壇。それぞれがメンバーの自己紹介と意気込みを語った。
スクールアイドルになったばかりの初々しい姿をみて微笑み・見守る新田と伊波、そしてその姿に「憧れ」や「尊敬の念」を抱いていることを節々の言葉から感じ取れた「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のメンバーたち……。それぞれのやり取りからは、これまでにない、新たな可能性や化学変化が期待できると感じられた。
「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のキャスト9名。本発表会ではライブ配信番組(公開放送)が決定していることも告知された。日時などの詳細は追ってスクフェス公式サイトにて発表される
「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」はμ’sやAqoursと少し毛色が違い、メンバーそれぞれがライバル同士で、グループでの活動よりも個々の活動が中心だという。そんな彼女たちが今後どのように活動していくのかにも注目したい。
本発表会ではその他、Aqoursからのお知らせとして2017年10月7日(土)よりTVアニメ2期がスタートすること、9月29日(金)・30日(土)に「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」の埼玉公演がメットライフドームにて行われること、そしてμ’sからは「ラブライブ! Solo Live! collection Memorial BOX Ⅲ」の発売日と詳細が決定したことが発表された。詳細は公式サイトに記載されているのでぜひご覧いただきたい。
本発表会の最後には、コンテンツ始動時から一緒に歩んできた新田が「ラブライブ!」シリーズの展望についてコメント。「私たちμ’sは最初、μ’sという名前もなく、『ラブライブ!』というコンテンツ名からスタートしました。2010年の始まりから7年が経ち、μ’s、Aqours、そして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のみんなと、『ラブライブ!』ファミリーが増えていくのがとっても嬉しいです。これからもそれぞれの形でみんな頑張っていきますので、末永く『ラブライブ!』を応援よろしくお願いします!」と、思いの丈を込めて、かつ希望溢れる笑顔で挨拶をした。
ここまでしっかりと司会進行役を全うしていた伊波もこの時には笑みをこぼす。そして、新田の言葉をかみしめたかの如く、「『ラブライブ!』シリーズはこれからもどんどんどんどん大きくなっていきます! 『ラブライブ!』シリーズをこれからもよろしくお願いします!」と少し強い語気で、締めくくりの言葉を発していた。
新アプリ『スクスタ』の制作が発表され、ますます盛り上がりをみせる「ラブライブ!」シリーズ。『スクフェス』は今後のテーマに「いちばん」、『スクスタ』はコンセプトに「最強で最高」という言葉を使っている。それぞれ「頂点」を表す強めの言葉を用いた本コンテンツからは、本気度と併せて、ユーザーの期待に応えていくという「覚悟」のようなものを感じた。
27名のスクールアイドルたちは今後、新たなステージでどのような活躍をしていくのだろうか。今はまだ『ラブライブ!』の次なる“奇跡”の瞬間が想像しきれない。だからこそ、楽しみで仕方ない。
『スクスタ』に関する情報を紹介している記事はこちら⇒https://cho-animedia.jp/game/25166/
『スクフェス』全世界ユーザー数4000万人突破記念キャンペーンについて紹介している記事はこちら⇒https://cho-animedia.jp/game/25234/
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に関する情報を紹介している記事はこちら⇒https://cho-animedia.jp/game/25260/
【スクフェス公式ページ】
http://lovelive.bushimo.jp/
【スクフェス公式 twitter】
@lovelive_SIF
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