cTraderは、外国為替(FX)およびCFD取引プラットフォームです。

まだまだMetaTraderより知名度は低いものの「直感的に操作できる使いやすさ」や、MT4・MT5には実装されていないような「かゆいところに手が届いた機能性」がcTraderには充実しています。

cTraderはMT4よりも操作しやすい

もう他の取引ツールには戻れない

事実、cTraderのユーザーからはその使いやすさで、称賛の声が多数寄せられています。

ここからはcTraderの特徴や、対応しているFX業者、導入方法や使い方までご紹介していきます。

目次

cTrader(シートレーダー)とは

cTrader公式サイト

まずはcTraderは一体どんな会社が開発しているのかについてご紹介します。

cTraderの会社概要

cTraderは、Spotware Systems社が開発したFX取引プラットフォームです。

会社概要
運営会社Spotware System
設立年2010年
(cTraderサービス開始は2011年)
住所3F, Stratigou Gianni Timagia 19,
Limassol 3107 キプロス
創設者兼会長アンドレイ・パブロフ
最高経営責任者イリア・イアロヴィチン
Spotware System社の会社概要

Spotware Systems社は、キプロスを拠点とする金融テクノロジープロバイダーです。

Spotware社cTrader
Spotware社cTrader

Spotware Systems社では、世界50社を超えるFX業者や、その顧客となるトレーダー、銀行、その他金融機関のニーズに対応したオンラインサービスを提供しています。

その中でも主要商品なのが、Spotware Systems社で最初の製品である「cTrader」なのです。

ちなみにキプロスといえば、海外FX業者が多いことは有名です。そんなキプロスの中でも2番目に大きな都市であるリマソルにFX業者が集中していますが、Spotware System社も例外ではありません。

(MT4・MT5を開発しているMetaQuotes社も同じくリマソルにあります。)

cTraderの特徴

cTraderはMT4・MT5よりも裁量トレーダーに使いやすい機能が充実した取引プラットフォームです。

cTraderのメリット・デメリットは以下のとおりです。

  • 直感的に操作できる使いやすさ
  • ECN専用でリクオートがない
  • 板情報で流動性を確認できる
  • 一括裁量決済ができる
  • 時間足の種類が多い
  • cAlgoでカスタムインジケーターを選べる
  • cAlgoで自動売買ツール(EA)を選べる
  • すべてのデバイスに対応している
  • MetaTraderより対応するFX業者が少ない
  • カスタムインジケーターやEAが少ない

cTraderは、ECN口座専用の取引プラットフォームなので約定拒否がなく、サクサクした使い心地を体感できます。

また一括裁量決済や、分割決済、建玉変更ができるので一部のポジションの数量を増やしたり減らしたりすることができます。

さらに、気になる銘柄をクリックするだけで板情報が閲覧できるので、価格ごとの注文量を確認でき取引の方向性を決めるのに役立ちます。時間足も1分単位で細かく刻まれているため、スキャルパーにはぴったりな仕様でしょう。

cTraderでは自動売買取引を行うために、cTrader Automate(旧:cAlgo)というプラットフォームを導入しています。第三者が作成したカスタムインジケーターや自動売買ツール(cBot)をダウンロードして使うことができる他、自作EAを作成して反映させることもできます。

cTraderは使いにくい?

一部では、cTraderは使いにくいといった口コミも耳にしますが実際はどうなのでしょうか?

結論から申し上げると、cTraderはMT4・MT5より使いやすいです。というのも、cTraderはIDひとつで別の海外FX業者の取引注文ができるからです。

またチャート分析も最低限の操作で完結できるのでMT4・MT5のストレスをすべて解決してくれます。

cTraderの初期パネル

上記は、cTraderの基本パネルです。

cTraderは「ファインダー&ウォッチリスト」「チャート」「トレードウォッチ」「アクテティブシンボルパネル」の計4つのパネルで管理できます。

一見、MT4やMT5に似てるんじゃないの?と思われがちですが、cTraderはMT4、MT5よりもユーザビリティが高くトレーダーがストレスなく操作できるデザインとなっています。

一般的によく聞かれる操作方法は本記事の後半で解説しています。

cTraderの基本の使い方をみる

cTraderに対応しているFX業者

cTraderに対応しているFX業者をまとめてご紹介します。

おすすめ度詳細
AXIORY★★★★★レビューを読む
Tradeview★★★★レビューを読む
FIXIO★★★★レビューを読む
TOPFX★★★★口コミをみる
FxPro★★★★レビューを読む
IC Markets ★★☆☆☆日本対象外
FIBOGroup ☆☆☆日本対象外
ROBOFOREX ☆☆☆日本対象外
FXPRIMUS ☆☆☆日本対象外
Skilling ★★★★日本対象外
OctaFx ★★★★日本対象外
Pepperstone ★★★★日本対象外
cTraderに対応のFX業者

国内FX業者では唯一、FOREX EXCHANGE(俺のMT4)が対応していましたが、cTraderのサービスが中止となりました。

cTraderが使えるおすすめのFX業者

cTraderが使えるおすすめ海外FX業者

cTraderを採用しているFX業者は多数ありますが、その中でも安全性が高く取引環境に優れたFX業者をいくつかご紹介します。

スクロールできます
1位
AXIORY
2位
FIXIO
3位
Tradeview
取扱い銘柄豊富豊富やや少ない
スプレッド非常に狭い狭いやや狭い
レバレッジ1000倍400倍500倍
最低入金額1,100円5ドル100ドル
ロスカット水準20%20%100%
ゼロカットありありあり
金融ライセンスありありあり
公式サイト公式サイト公式サイト

1位 AXIORY(アキシオリー)

AXIORY公式サイト
AXIORYの基本情報
おすすめ度★★★★★
最大レバレッジ1000倍
最低スプレッド0.0pips
取り扱い銘柄数400種類以上
公式サイトhttps://www.axiory.com/jp

総合1位は、AXIORYです。

スプレッドの狭さや、取扱銘柄の豊富さ、24時間対応のあんしん日本語サポートはそのままにレバレッジを400倍から1000倍に引き上げたことでますます注目を集めています。取引プラットフォームは、cTraderの他にもMT4・MT5にも対応しているので、MT5で提供しているEAもcTraderにコピーして使うことができます。コピートレード、自動売買、スキャルピング、両建て取引、ストップレベルもゼロなのでまさにユーザーファーストな取引環境です。

\ 入力は最短で完結! /

公式:https://portal.axiory.com/register/

2位 FIXIO(フィクシオ)

FixiFX公式サイト
FIXIOの基本情報
おすすめ度★★★★☆
最大レバレッジ400倍
最低スプレッド0.0pips
取り扱い銘柄数249種類
公式サイトhttps://fixiomarkets.com/ja

総合2位は、FIXIOです。

FIXIOは、スキャルピングに最適なcTraderが使えることに特化した海外FX業者です。FIXIOはTopical Wealth International Ltd が運営する「AdvanTrade」のマルチブランドの一部で、2022年にリリースされました。最低0.0pipsからの狭いスプレッドかつ、0.014秒未満というリクオートのない超高速約定スピードでスキャルパーにとって理想的な取引環境が備わっています。

\ 入力は最短で完結! /

公式:https://fixifx.com/ja/home/

3位 Tradeview(トレードビュー)

Tradevew公式サイト
Tradeviewの基本情報
おすすめ度★★★
最大レバレッジ500倍
最低スプレッド0.0pips
取り扱い銘柄数168種類
公式サイトhttps://tradeviewforex.com

総合3位は、Tradeviewです。

Tradeviewは口座残高1,000万円になるまでレバレッジ制限のない海外FX業者です。cTraderに対応していることからNDD方式で約定力が高くストップ狩りの心配もありません。また信託保全もあり最大35,000ドルの補償があるため万が一トラブルが起きても安心です。

\ 入力は最短で完結! /

公式:https://www.tradeviewlatam.com/ja/

cTraderとMT4・MT5の違い

cTraderとMetaTradeの違いを比較

cTraderよりも歴史の長いMT4(MT5)と違いを比較してみました。

cTraderとMetaTraderの比較一覧表

cTraderMT4MT5
取引方法 
ECN
STP
ECN
対応デバイスWeb / Mac / Windows
iOS / Android
使いやすさやさしいむずかしい
チャート6種類3種類
板情報対応一部対応
時間足26種類9種類21種類
約定力
決済方法ワンクリック
一括決済
分割決済
建玉変更
ワンクリック

分割決済
ワンクリック
一括決済
分割決済
開発言語C#MQL4MQL5
インジケーター67種類31種類37種類
カスタム
インジケーター
少ない多い少ない
自動売買少ない多い多い
コピートレード少ない多い多い
日本時間かんたんインジケーター必須

cTraderは裁量トレードに強い

cTraderはリクオートがない安定した約定力や、板情報の閲覧一括決済など裁量トレーダーに使いやすい機能が充実しています。

MT4に比べて、カスタムインジケーターの少なさこそデメリットですが、よほどマニアックなものでない限り一般的に使われるインジケーターはすべて用意されているので問題ありません。

cTraderは自動売買やコピートレードにも強い

cTraderは、市場分析に役立つ機能が充実していますが、実は自動売買ツールやコピートレードにも力を入れています

cTraderCopy(旧:cMirror)では、世界トップクラスのトレーディング戦略を自身のコピートレード専用口座に無料で反映させることができます。自動売買取引もコピートレードも、cTraderを扱っており、かつ自動売買を許可しているFX業者であればいつでも好きなタイミングで稼働・停止することができるのです。

cTraderのインストール・アカウントID作成方法

cTraderのインストールからアカウントを作成してログインする方法までご紹介します。

STEP
ダウンロードファイルを起動
cTraderのダウンロード画面

ダウンロードファイルから先ほどダウンロードした「ctrader-spotware-setup」をダブルクリックして開きます。

STEP
IDを作成
cTraderのアカウント作成方法

ダウンロードが完了すると、ログインフォームが表示されるので、cTraderを始めて使う方はまずはcTrader IDを作成しましょう。

cTrader IDに口座を登録していれば、ワンクリックで各FX業者のcTrader口座にログインすることができます。

cTrader IDを作成」のタブを選択し、登録したいEメールアドレスとパスワードを入力後「cTrader IDを作成」をクリックすればcTrader IDの作成が完了します。

STEP
メールアドレスを承認

最後に、先ほど登録したメールアドレス宛に「[要対応] Eメールアドレスを確認してください」の件名のメールが受信されますので、メール本文の「Eメールを確認」をクリックしてください。

ここまで完了すればメール認証も終えたcTrader IDの作成完了です。

cTraderの使い方

cTraderの使い方

cTraderは高機能かつ、デザインに無駄がありません。

機能性が高い取引プラットフォームは、どうしても操作する場所が多くなり返って使いづらくなりがちですが、cTraderはデザインに無駄がないのです。

ここからはcTraderでよく使う機能の使い方を解説します。

cTraderを日本語・日本時間に切り替える方法

cTraderの日本語・日本時間の切り替えは簡単です。

MT4・MT5ではインジケーターを入れなければ、日本語表示や日本時間の切り替えができませんが、cTraderは設定から切り替えるだけなので手間いらずです。

画像付きの変更方法は以下でご確認ください。

cTraderのウォッチリストの追加方法

ウォッチリストとは、トレーダーが関心のある銘柄や通貨ペアをリスト化し、一覧表示するための機能です。

通常、トレーダーは市場の中で特定の銘柄や通貨ペアに注目し、その価格変動やニュースに基づいて取引の判断を行います。

ウォッチリストは、これらの銘柄や通貨ペアをリアルタイムで監視し、価格の変動や重要な情報を素早く把握するための便利な手段として利用されます。

以下では、そんなcTraderのウォッチリストの追加方法と編集方法について解説します。

cTraderの設定方法・使い方に関するよくある質問

cTraederを日本語に設定する方法はありますか?

cTraderをダウンロードすると、最初から日本語に設定されている場合とそうでない場合があります。

日本語の切り替えは、画面左上の言語から日本語を選択したら日本語切り替えでき、クリックするだけなのでとても簡単です。

cTraderで口座は切り替えられますか?

はい、cTraderの口座であれば設定から切り替え可能です。

cTraderで画面レイアウトを変更するのは簡単ですか?

はい、cTraderで画面のレイアウト変更は簡単にできます。

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