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地獄の素

どうして僕はこんなにかなしいのだらう。僕はもつとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうつと向うにまるでけむりのやうな小さな青い火が見える。あれはほんたうにしづかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしづめるんだ。
宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』
       ☆
また、ぼくは自分で生きづらい道に入り込もう
としている。自分から狭くて窮屈な袋小路に
嵌まろうとしている。わかっているのだけれど、
そういうやり方しか出来ないんだよ。眠れない。
寝てもすぐに目が覚めて、魔法使いの本やら
鉄道本やら、また目を瞑りたくなるまで、読み
耽る。また、事業所に出向く時刻が近付いて
くる。夜分に「Hell Company」シリーズの
別府地獄のキーマ」を賞味。“地獄の素
を投入して、やっと、地獄の釜の蓋の上。既に
釜の蓋が開いていたのが「GREAT DEVIL」。
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テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : 小説カレー

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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