2019年3月


Archives

憲法について

 2018年の5月に日仏会館で憲法についての講演を行った。  護憲派はなぜ「弱い」のかという問題について考察した。この日...


「日本人にとって聖地とは何か」あとがき

 みなさん、こんにちは。内田樹です。 「聖地巡礼」シリーズも四作を重ねました。タイトルも「ビギニング」「ライジング」「リ...


『内田樹の市民講座』韓国語版序文

『市民講座』韓国語版のための序文  みなさん、こんにちは。内田樹です。  本書出版のためにご尽力くださった皆さんにまず感...


「申楽免廃論」をめぐる鼎談から

 2018年の11月3日に金沢の能楽美術館で、藪克徳、安田登のお二人の能楽師と前田斉泰の『申楽免廃論』を素材に、武家と能...


寺子屋ゼミのみなさんへ

 寺子屋ゼミのみなさん  こんにちは。内田樹です。  2018年度の寺子屋ゼミ無事に終了しました。1年間、興味深い論件を...


比較敗戦論のために

2019年度の寺子屋ゼミは「比較敗戦論」を通年テーマにすることにした。 どうしてこのようなテーマを選ぶことになったのか。...


五輪のはなし

東京五輪をめぐるスキャンダルをようやく大手メディアも報道し始めた。 私は招致決定以来ずっと「東京五輪招致反対」を言い続け...


『武道的思考』文庫版のための序文

武道的思考 文庫版のためのまえがき  みなさん、こんにちは。内田樹です。  『武道的思考』が文庫化されることになりました...


街場の平成論のまえがき

「街場の平成論」(晶文社)がもうすぐ書店に並ぶ。 私が編著で、寄稿してくださったのは小田嶋隆、釈徹宗、白井聡、仲野徹、平...


パリ・コミューンについて

石川康宏さんとの『若者よマルクスを読もう』の三巻目は「フランスにおける内乱」をめぐっての往復書簡だった。 『反抗的人間』...


『申楽免廃論』あるいは「適度であることについて」

金沢の能楽美術館で加賀の前田斉泰公の著した「申楽免廃論」をめぐって、お二人の能楽師(安田登・藪克典)と「武道と能楽」につ...


コリン・ウィルソン『アウトサイダー』文庫版解説

コリン・ウィルソンの『アウトサイダー』が文庫化されたときに解説を頼まれた。 思い出深い本だったので、一文を草した。 それ...