アルファチャンネル付きPNGを扱うためのソフトウェア
2013.02.25
ここ数日、ツール探ししていたのをαチャンネル付きPNGに関するものに絞ってまとめてみました。↓のようなαチャンネル(透明度)が付いているPNG画像を扱うのに必要な無料ソフトウェアの紹介です。
αチャンネル付きPNG画像を作成するPhotoshopなどの画像編集ソフトについては取り扱いませんが、下記のような記事も書いてますので、ご参考にどうぞ。
フリーソフト「GIMP」でカラーバリエーションを作成しよう
はじめてのウディタ2 - 最低限の画像講座1
はじめてのウディタ2 - 最低限の画像講座2
○ビューア
MassiGra
透過部分の表示パターン・色を指定できるのでαチャンネル付きの画像だということがわかりやすいです。
動作も軽く、GIFアニメの再生もできます。
○加工
PL_ImageConstructor
αチャンネル付きのPNG画像を連結・分割ができます。
RPGツクール向けのアイコンセット画像をウディタ用に1枚1枚のものに分割したり、単体のエフェクト画像をウディタ用に連結させてアニメ規格にしたりなど。
他にもダミー画像ファイルを一括作成したり、画像の余白部分をトリミングしたり、複数画像を比較して差分画像のみの画像を生成したりできます。
Ralpha Image Resizer
複数の画像のリサイズ・フォーマット変換・回転・余白追加・色調補正・文字入れ・画像合成(背景か全景の指定)などを一括(ファイル・フォルダをドラッグ&ドロップでもOK)して行うことができます。
リサイズツールは色々ありますが、αチャンネル付きPNG画像で実行すると透明じゃなくなってしまうツールもあるようです。
さらに高機能なシェアウェア版もあります。
○αチャンネル抽出
アルファチャンネル抽出機
αチャンネルがない黒背景・白背景の画像から透明度を抽出してαチャンネル付きのPNG画像に保存出来ます。
黒背景のエフェクト画像素材などはウディタでは加算モードで簡単に表示することができますが、他のプログラムなどで使用する際に加算モードで表示できない場合にαチャンネル付きPNGに変換できるのは非常に便利です。
αチャンネル付きPNG画像はファイルサイズが大きくなりますので、ファイルサイズを抑えるためには減色や最適化を行う必要があります。
○減色
COLGA
αチャンネル付きPNGの減色を256色以下の色数を指定して行うことができます。
αチャンネル付きPNGを256色以下で減色したものは、Photoshopなどで正常に読み込んで編集することできなくなりますが、COLGAのメニューから「ARGBフォーマットに変換」を実行してPNGで保存し直すことによって、Photoshopなどで正常に読み込んで編集することができるようになります。
他のソフトウェアで同様の減色処理を行ったものに対しても有効です。
Compressor.io,TinyPNG,24-bit PNG to 8-bit PNG with alpha
お手軽なものとして、ブラウザ上にαチャンネル付きPNG画像をドラッグ&ドロップすることで256色以下に減色するWEBアプリもあります。
ただ、これらのWEBアプリで減色したものはCOLGAで読み込むとαチャンネル部分が正常に読み込めない(手動での調整は可能)ので、併用は避けたほうが良さそうです。
○最適化・ファイルサイズ縮小
PNGGauntlet
PNG画像のファイルサイズを、画質劣化なしに圧縮することができるソフト。
CGOptimizer麦茶
PNG画像やJpeg画像を劣化なしにサイズを減少させるユーティリティのGUIフロントエンド。
PNGGauntletと同じ系統・仕組みのツールですねぇ。JPEGにも対応しているのと、日本語なのがうれしいところ。
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