1:吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 15:30:05.54
あえてこの考察に取り組んでみるとしたい
流れとしては個人的に、よりも一般的な見地からして、とする

とりあえず
日本代表 源氏物語
アメリカ代表 ハックルベリー・フィン
イギリス代表 ハムレット
フランス代表 失われた時を求めて
ドイツ代表 ファウスト
イタリア代表 神曲

ここら辺は手堅いものと思うところだが、どうだろうか?
479px-Fragonard,_The_Reader


戦国時代に病気や怪我したらどうするの(´・ω・`)

2: 吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 15:47:12.92
悪くないね



3:
吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 15:49:06.47
中国はどうだろう西遊記?



5:
吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 16:40:13.00
日米欧以外だと、千夜一夜物語くらいじゃないか?
世界ベスト10候補となると、他に思い浮かばん



6:
サマセット・モーム『世界の十大小説』:2011/08/21(日) 16:50:49.16
トム・ジョーンズ
高慢と偏見(自負と偏見)
赤と黒
ゴリオ爺さん
デイヴィッド・カパーフィールド
ボヴァリー夫人
白鯨
嵐が丘
カラマーゾフの兄弟
戦争と平和



7:
吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 17:09:33.07
スペイン→ドン・キホーテ
ロシア→カラマーゾフの兄弟



13:
吾輩は名無しである:2011/08/21(日) 21:03:55.28
アラビアンナイト
ドン・キホーテ
魔の山

罪と罰
失われた時を求めて
ユリシリーズ
モンテ・クリスト伯
源氏物語



18:
吾輩は名無しである:2011/08/22(月) 12:16:39.63
>>13
百合シリーズってなにそれ読みたい



24:
吾輩は名無しである:2011/08/23(火) 00:14:19.24
>>13
ユリシーズ?



20:
吾輩は名無しである:2011/08/22(月) 16:44:47.66
ドストエフスキーは意見が分かれるんだよな
罪と罰、カラマーゾフの兄弟、悪霊などと
確実にこれが代表作だ、ってのがない
まあそれだけ良作を多産したとなるわけだろうが



44:
吾輩は名無しである:2011/08/23(火) 22:50:39.08
竹取物語を、個人的に推したい



51:
吾輩は名無しである:2011/08/24(水) 06:34:23.61
サルトルは入らない?フランス文学つまんねーと思ってたけど「自由への道」すげえとオモタよ。フローベールやらプルーストやらよりは確実に上でしょ。現代人的感性からしても。



56:
吾輩は名無しである:2011/08/24(水) 10:31:07.34
フローベールの評伝を書いているサルトルが、
フローベールより上なわけがないだろw



57:
吾輩は名無しである:2011/08/24(水) 10:51:42.20
そりゃフローベールはサルトルの評伝は書けないからな。

まあ上というのは語弊があるね。しかしじゃあ文学の価値なんてどうやって決めるのかと。



72:
吾輩は名無しである:2011/08/25(木) 14:28:28.47
『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』『金瓶梅』



88:
三浦 ◆aKZjWmIOl2 :2011/08/26(金) 14:51:29.55
日…極楽とんぼ
中…肉蒲団
英…高慢と偏見 マクベス
仏…ペスト
独…香水
伊…薔薇の名前
米…武器よさらば
南米…アルケミスト
露…かもめ



91:
吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 00:45:59.05
アルケミストなんて、千夜一夜物語から引いたボルヘスの1pの短編アイデアを
一冊に引き延ばしたぐだぐだ本じゃないか



94:
吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 10:07:25.70
日本で選ぶならこれのどれかだ!
徳田秋声『あらくれ』
夏目漱石『明暗』
谷崎潤一郎『少将滋幹の母』
村上春樹『羊をめぐる冒険』
町田康『告白』
北杜夫『楡家の人びと』
後藤明生『行き帰り』



97:
吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 14:15:25.25
文学のベスト10って広すぎるだろ
小説のベスト10でも
純文学、ミステリー、SF、怪奇、長編、短編と分けないと
まともなランキングにはならないのに



98:
吾輩は名無しである:2011/08/28(日) 09:46:08.82
旧約もホウマーも千夜一夜物語もグリム童話集も読み通したことのない者が
文学ベスト10とかどんだけあほなのか。

小説ベスト10:

ドンキホーテ
トム・ジョーンズ
ピクウィック・ペーパーズ
嵐が丘
大いなる遺産
モンテクリスト伯爵
戦争と平和
ハックルベリーフィンの冒険
若い芸術家の肖像
百年の孤独

(次点;エマ、白鯨、ギャツビー、灯台へ、ロリータ)



109:
吾輩は名無しである:2011/08/28(日) 22:45:33.20
日本文学で選ぶとしたら、
夏目漱石だと 明暗 だけど未完なのでぼくはそれからにするかな。
志賀直哉の 城之崎にては外せない。
森鴎外の舞姫もそうだな。
三島の豊饒の海もそうだわ。

村上春樹は外す。選ばないな。



110:
吾輩は名無しである:2011/08/28(日) 23:05:57.68
未完ベスト10てのもおもしろそうだな。



559:
吾輩は名無しである:2011/11/06(日) 06:29:07.53
>>110
未完小説ベスト10考えてみた

プルースト 失われた時を求めて
ムージル 特性のない男
フロベール ブヴァールとペキュシェ
ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟
スターン トリストラム・シャンディ
カフカ 城
ゴーゴリ 死せる魂
トウェイン 不思議な少年
尾崎紅葉 金色夜叉
夏目漱石 明暗

その他候補
ノヴァーリス 青い花
フィッツジェラルド ラスト・タイクーン
埴谷雄高 死霊



115:
吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 11:59:39.33
ドンキホーテも歴史的な意味はあっても
現在の水準で面白いかというと微妙なんだよなあ
小説の起源ということだと「ロビンソン・クルーソー」が挙げられるけど
あれのほうが現代の小説に近い気がする



116:
吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 12:01:08.54
原著で読まないと決められない



117:
吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 15:01:15.60
>>116
そうだね。
ゲーテのファウストなんて翻訳で読んでもそこまでの良さが分からないです・・・・



136:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 07:56:08.33
『舞姫』ってどこがいいのかサッパリ?
鴎外は、そりゃ学識は高いのは認めるが、文学として何がいいのか全然理解できない。

筋もつまんない、言葉もつまんない、内容もない。

当時としては、珍しい留学生の話として貴重だったのかもしれないが、
今となっては陳腐な感傷話以外の何かと思う。
高校の時、教科書で読まされて何でこんなくだらないもんが、古典なんだと憤った記憶が生々しい。

漱石や露伴とは大違いだとオイラは思うのだが。



137:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 09:32:17.83
>>136
しょせん、文学とは無縁な生まれなんだよ、おめえは。
本人は別にさみしくもないだろうから、気にするなよ。



140:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 09:47:11.43
>>136
舞姫の文体の美しさが理解できないならおそらく
ゲーテのファウストを原文で読んだところで理解できないだろう。
三島由紀夫もしかり。

ストーリーテラーとしては漱石には劣ると思うけど、
鴎外の舞姫はあの文体であれだけの小説を書いたところにすごさがある。



139:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 09:45:17.50
そうかオイラは、李白、蘇東坡、弘法大師、カーリダーサ、ミラレパあたりは味わえるし、
ギリシャ悲劇や、ダンテ等のイタリア・ルネッサンスはいいと思う。『テンペスト』とかもいいよ。
だからかもしれんが、漱石や露伴はいいんだよね。『草枕』とか『連環記』とか。

鴎外は、大村西崖とのアショーカ王研究のようなマテリアルな文献学はいいと思うけど、
文としては美しくないし、内容も全くよく思えないんだよね。

なるほど、君の言う文学とは無縁なのかもしれないね。

もちろん、気にしないよ。寧ろ嬉しいや。



142:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 10:23:50.56
鴎外、内容的にはつまらないのが多いが文章そのものの魅力は類がないね。
漢文体を基本にあれだけの表現力を幅を実現して、かつ深い味わいがある。

漱石の作った文体は新聞記者をはじめとして広く引き継がれて今にいたったけれど
鴎外の発明した文体は、中野重治、石川淳、加藤周一と、一味違う流れを形成したな。



165:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 16:22:12.42
エピゴーネンになっちゃうけど、三島が「文章読本」で
鴎外の文章の良さに触れてるから読んでみたら?



168:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 16:49:47.38
>>165
ども。それは高校の時に読んだと記憶する。印象に残ってないから、あんまり良くなかったと思う。
三島もあんまり評価できないんだよね。オイラは。



169:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 17:04:18.66
そんなことより世界文学のベスト10を考察しようよ



170:
吾輩は名無しである:2011/08/30(火) 18:32:00.69
基準がよくわからんから俺個人の好み全開でいいなら

さかしま
ドリアン・グレイの肖像
帰郷
ドン・キホーテ
女の一生
心は孤独な狩人
オデュッセイア
金閣寺
車輪の下
ヘッダ・ガーブレル



182:
1:2011/09/01(木) 17:39:41.62
ではここでルールを付け加えるとしたい

1 後世にも大きな影響力を及ぼした歴史的偉業のある世界文学ベスト10
2 歴史的偉業など関係なしに純粋に文学的に優れた世界文学ベスト10

この二つの意味でのベスト10をそれぞれ考察していこうではないか



201:
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 10:04:02.26
アメリカ代表は次のどれか。

「白鯨」「ハックルベリーフィンの冒険」「グレート・ギャツビー」
「トゥ・キル・ア・モッキングバード」


「緋文字」は素晴らしい小説だが最高峰とまではいかないな。



204:
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 15:09:04.83
『アフリカの緑の丘』において、アメリカの作家アーネスト・ヘミングウェイは『ハックルベリー・フィン』を歴史的な文脈に位置づけた。

「あらゆる現代アメリカ文学は、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する。
 すべてのアメリカの作家が、この作品に由来する。この作品以前に、アメリカ文学とアメリカの作家は存在しなかった。
 この作品以降に、これに匹敵する作品は存在しない。」



206:
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 17:13:48.47
つーか、アメリカ文学代表ってヘミングウェイなんじゃね?
代表作は「老人と海」ってことになるのかねぇ?



210:
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 23:33:18.58
アメリカ文学ベスト10

1.ハックルベリーフィンの冒険
2.ロリータ
3.トゥ・キル・ア・モッキングバード(アラバマ物語)
4.白鯨
5.グレート・ギャツビー
6.スローターハウス5
7.南回帰線または北回帰線
8.カッコーの巣の上で
9.大いなる眠り
10.緋文字



211:
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 23:51:50.21
アメリカでは「オズの魔法使い」が一種の「教養」になっていて、その台詞とか場面が後世の色々な小説に
本歌取りされている(それに気付くことが読者に暗に要求される)らしい
イギリス文学におけるシェークスピア劇の影響みたいなもんか



224:
吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 19:02:23.86
オズの魔法使いとか原書で読んだら子供向けの童話に近くて失望したなあ



227:
吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 20:14:54.24
オズの魔法使いと足長おじさんは子供向けで
語彙は少なく、文章も平易すぎる
文学の味わいはなかったな

いっぽう赤毛のアンが大人も読める小説だった
原書で読み比べるとね



228:
吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 12:21:50.29
グリム童話集
アンデルセン童話集
若草物語
不思議・鏡の国のアリス
こぐまのプー
ナルニア国物語(とくに、魔女とライオン)
アースシー・カルテット(ゲド戦記とかいう筋違いの邦題やめれ)
ホビット
チョコレート工場の秘密
マチルダ
BFG
宮沢賢治の短編多数



子どもだけに楽しませておくわけにはいかない児童文学の傑作な。

赤毛のアンはそのうち読まなきゃリストに三十年間在籍しつづけている。
他にもなんかあったら教えてくれ。



253:
吾輩は名無しである:2011/09/30(金) 23:23:25.62
源氏物語って本当にそんなに面白いの?翻訳が沢山あって迷う。どれが読みやすいのか教えて。



254:
吾輩は名無しである:2011/09/30(金) 23:56:13.70
橋本治のが面白いよ
訳者の解釈入ってるけど



270:
吾輩は名無しである:2011/10/02(日) 11:43:38.16
ドストエフスキーの登場人物ってキチガイばっかりじゃん。
笑ったわ。



271:
吾輩は名無しである:2011/10/02(日) 16:10:52.77
ドストエフスキーはコメディ的な部分がかなり大きなウェイトを占めるんだっつーの。
シリアスなだけでおもしろくもなんともない文学よりはよっぽど読む気にさせてくれるけどね。



323:
吾輩は名無しである:2011/10/09(日) 07:32:41.33
ハックルベリーフィン読んだが今一つ良さがわかんなかったな
良さがわかる者の感想を聞きたいもんだな



325:
吾輩は名無しである:2011/10/09(日) 09:18:53.59
あの陶酔感と胸をかきむしられるような切ない余韻は
ハックルベリーフィン以外の小説では味わったことがない。

景色がぶわっと後方に流れ去っていくような物語の疾走感、
一期一会のライブ感覚かな。

通信も交通も今のように簡単ではなかった時代の
人生の旅人たちの出会いと別れの重さを想像したまえ。



327:
吾輩は名無しである:2011/10/09(日) 15:38:30.44
ハックの冒険はトウェインの中でも一番面白いね



330:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 00:13:25.82
フランスは普通にああ無情でいいじゃない
仏文学と言ったらレ・ミゼラブルな気がする



343:
catt ◆.catt24qAw :2011/10/10(月) 02:09:51.69
だんぜんジャン・クリストフだろう。カラマーゾフの兄弟と並べる仏文学といえばそれしかない。



345:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 02:15:37.01
ああ無情に比べたらジャンクリストフはマイナー
名は知れてるけど読まれない作品の一つ



355:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 07:14:46.54
まあレミゼでも別にいいけど、
フランス代表を世界で投票したら
モンテクリスト伯が勝つんじゃないか。


失われた時は筑摩文庫の第一巻しか読んでないから知らん。



358:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 10:31:34.28
おいおい仏と言ったら星の王子さまだろ
老若男女幅広く世界中で大人気
次点でレミゼ



367:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 15:37:26.52
BBC主催の70万人の読書好きを対象にした愛読書調査のTOP200。
色んな意味で興味深い。

http://www.bbc.co.uk/arts/bigread/top100.shtml


戦争と平和(20位)、100年の孤独(32位)、モンテクリスト伯(44位)
50位以内の非英語圏小説はこれだけだな。



370:
吾輩は名無しである:2011/10/10(月) 15:54:19.68
いかにも2003年らしい結果だね



390:
吾輩は名無しである:2011/10/11(火) 13:57:46.79
ファンタジー嫌いの俺でも指輪物語はすごいと思う
映画先に見たほうがわかりやすいけど
ハリポタは設定でワクワクさせといて中身糞



395:
吾輩は名無しである:2011/10/11(火) 21:19:35.23
へえ、指輪ってそんなに面白いのかあ。

あれだけ読まれてるハリポタは中身ないの?
んなこたない、読み応えあったぞ、って人はいない?



396:
吾輩は名無しである:2011/10/11(火) 21:29:24.34
ハリポタは確かに設定が勿体無い気がするけどつまらなくはなかった
ただ翻訳が糞

結局仏代表は何に絞られたの?



454:
吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 00:12:44.52
有名どころしか挙げないね。文学板なのに。
EMフォスター、ヘンリー・ジェイムズ、オースティン、ゴーゴリ、チェーホフあたりも出てないしw



457:
吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 00:32:30.87
EMフォスターは夏目漱石の後期作品みたいな雰囲気でつまらん



458:
吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 00:45:33.38
チェーホフは「どうだベスト10だろ」
と鼻息荒くするような性質の物ではない



491:
吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 19:13:01.58
美しい文章を読みたいのなら詩でも貪っときゃいいのに、と思う



492:
吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 20:14:38.03
>>491
映画でも美しい映像と音楽を求めてる人間とストーリーを楽しみたい人に分かれるから、そういう楽しみ方もありだよ。



510:
吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 13:34:43.26
ニートですが、これだけはものすごく面白いから読んでおけという小説あったら教えてください



511:
吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 13:47:38.33
「三国志」吉川英治



512:
吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 13:49:25.65
「戦争と平和」トルストイ



513:
吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 18:06:06.45
>>512

吉川英治「松のや露八」
トルストイ「アンナカレーニナ」「復活」
家の中探したらこれしか見つからなかったんだけどこれじゃだめ?



517:
吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 01:03:29.71
戦争と平和かドストエフスキーの何かのどっちかは確実にベスト10入りだな

あとは仏文学をどうやって絞るか...
今のところ巌窟王かああ無情か星の王子さまが有力?
自分としてはペストか脂肪の塊を推すが



534:
吾輩は名無しである:2011/10/29(土) 21:36:36.59
これが世界文学ベストテンだ!

ドン・キホーテ
アンナカレーニナ
イワンイリイチの死
悪霊
感情教育
北京の秋

白鯨
砂の女
若き芸術家の肖像



544:
吾輩は名無しである:2011/10/31(月) 11:03:30.70
保坂和志が選ぶ私の好きな長篇小説ベスト10

ディック ユービック
レム 枯草熱
ストルガツキー兄弟 路傍のピクニック(ストーカー)
ベケット モロイ三部作
ムージル 特性のない男
ビオイ=カサーレス 脱獄計画
ルーセル ロクス・ソルス
ゴーゴリ 死せる魂
クロソウスキー ディアーナの水浴
ペレーヴィン チャパーエフと空虚



546:
吾輩は名無しである:2011/10/31(月) 16:12:45.75
ペレーヴィンってそんな評価高いのか
恐怖の兜はそこそこ面白かったけど



561:
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/11/14(月) 07:31:19.98
イギリス代表はリア王です



563:
吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 01:25:14.86
訳者が途中で亡くなられたので最後まで読んでないけど
インドの「マハーバーラタ」はかなり面白いと思う。
中国なら「聊斎志異」を推すわ。



564:
吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 01:57:07.55
「マハーバーラタ」の訳者は浅草寺の僧侶の家系で、僧侶の資格を持っていた人だ。
僧侶の仕事にしては訳文が流麗であった。



565:
吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 07:55:27.18
僧侶の文章が流麗じゃいかんのか?



577:
吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 11:24:25.74
1英語圏(イギリス)
2英語圏(アメリカ)
3フランス語圏(フランス)
4ドイツ語圏(ドイツ)
5スペイン語圏(ラテンアメリカ)
6その他ヨーロッパ
7イスラム教圏(中東諸国)
8アジア諸国
9旧植民地圏(アフリカ等)
10日本語圏(日本)


とりあえずこれで選出しよう



578:
吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 12:01:18.13
いいよ。じゃ、早くしてみせろよ。



580:
吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 17:33:02.07
大作系で選んだ

1英語圏(イギリス)指輪物語
2英語圏(アメリカ)ヨクナパトーファサーガ
3フランス語圏(フランス)人間喜劇
4ドイツ語圏(ドイツ)ヴィルヘルムマイスター
5スペイン語圏(ラテンアメリカ)ドンキホーテ
6その他ヨーロッパ イリアス or 戦争と平和
7イスラム教圏(中東諸国)千一夜物語
8アジア諸国 水滸伝
9旧植民地圏(アフリカ等)分からん
10日本語圏(日本) 源氏 or 夜明け前



582:
吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 21:28:28.68
>>580
言っちゃあなんだが、何の主張もないラインナップだな。究極の保守というか。
しかもぱっと見、2だけ時代が若すぎだろ



588:
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 06:19:34.00
>>582
1が「一般的な見地」と言うから無難な選択にした
個人的な見地も入れるなら
3を悪の華、7をルバイヤートにするかな
あと、時代が若いのは指輪物語もだね



585:
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 01:31:16.01
1. ユリシーズ
2.白鯨
3. 失われた時を求めて
4.魔の山
5.ドン・キホーテ
6.いいなずけ
7.千一夜物語
8.三国志演義
9. マハーバーラタ
10. 源氏物語



589:
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 06:32:04.56
1.失楽園
2.白鯨
3.薔薇物語
4.城
5.ドンキホーテ
6.イリアス
7.旧約聖書(中東だよね?)
8.荘子
9.マハーバーラタorジャータカ
10.源氏物語



642:
吾輩は名無しである:2011/11/19(土) 21:39:48.45
偉大な「文学」作品というくくりなら、

旧約聖書
イリアス~オデュッセイア
万葉集
マクベス
ドンキホーテ
ガリバー旅行記
グリム童話集
トムジョーンズ
戦争と平和
ユリシーズ


旧約は一宗教の経典だからパーシャルだというなら外してもいいし、
ガリバーとトムジョーンズも、源氏かエマか岩窟王か失われた時か
なんかと差し替えてもいいよ。
でも他の七つはもう動かせる気がしないな。



643:
吾輩は名無しである:2011/11/19(土) 22:41:54.42
ベスト10に限るなら、有名かどうかみたいな抽象的な基準より
実際どのくらいの人が読んでるか、数字で判断しないと決まることはないよ。
例えば発行部数とかでね。



644:
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 00:55:46.36
聖書は発行部数こそダントツだが、それだけで高い評価ができると?



646:
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 01:03:24.60
>>644
発行部数が多いって事は、それだけ多くの人に読まれている乃至知られているということだから影響が強いって事。
特にヨーロッパ辺りの世界の文学と呼ばれている作品で聖書の影響を受けてない作品をどれだけ挙げれる?
その意味で、あなたが聖書をどう評価するかは知らないが、この事実は無視できない。



652:
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 12:32:02.20
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベストセラー本の一覧

二都物語 2億
指輪物語 1億5000万
紅楼夢 1億
ホビットの冒険 1億
そして誰もいなくなった 1億
ライオンと魔女 8500万
洞窟の女王 8300万
星の王子さま 8000万
ダ・ヴィンチ・コード 8000万
ライ麦畑でつかまえて 6000万
ロリータ 5000万
薔薇の名前 5000万
百年の孤独 3600万
風と共に去りぬ 2800万
高慢と偏見 2500万
人間失格  1200万
ノルウェイの森 1200万
ハリー・ポッター 4億5000万(7巻)

聖書 60億~3880億(推定)
毛主席語録 9億~65億
毛沢東選集(全4巻) 33億6000万
クルアーン(コーラン) 8億



657:
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 17:14:27.82
1、本当の話(ソフィー・カル、学研)
2、楽園(ギベール、集英社)
3、ムッシュー(トゥーサン、集英社)
4、赤と黒(光文社古典新訳文庫)
5、素粒子(ウエルベック、ちくま文庫)
6、ちいさな王子(光文社古典新訳文庫)
7、うたかたの日々(光文社古典新訳文庫)
8、童貞ムーヴ(ギベール、ユリイカ所収)
9、幻滅(バルザック、藤原書店)
10、花火(白水社)
結局ベスト10、みんな野崎歓が翻訳したのになってたよ・・・・



680:
吾輩は名無しである:2011/11/24(木) 19:52:02.11
源氏物語
白鯨
神曲
ドンキホーテ
イリアス
三国志演義
カラマーゾフの兄弟
戦争と平和
リア王
ファウスト

無難そうな線で・・・。



681:
吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 20:49:21.41
まあ無難だが、シェイクスピア最高傑作ってハムレットじゃないのか?



682:
吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 21:01:25.32
三国志より紅楼夢の方のようなきもする



683:
吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 22:15:25.44
シェイクスピアは一本だけ選ぶのは難しいな。
ギリシャ悲劇で一本と言うならオイディプス王で大方は納得すると思うが。



686:
吾輩は名無しである:2011/11/28(月) 22:37:25.56
面白さではモンテクリスト伯がナンバーワンだな。
大人にも子供にも面白い。



688:
吾輩は名無しである:2011/12/06(火) 21:14:21.77
日本文学ベスト10って誰かできないか?
吾輩や雪国や細雪あたりは入れていいか?



689:
吾輩は名無しである:2011/12/06(火) 21:55:11.61
吾輩はいらん
明暗は入れとけ



690:
吾輩は名無しである:2011/12/07(水) 00:10:35.83
猫か明暗かっていうなら猫だろ



691:
吾輩は名無しである:2011/12/07(水) 12:05:56.22
古事記
源氏物語
今昔物語集
平家物語(覚一本)
日本外史
夜明け前
細雪
死霊
豊穣の海
神聖喜劇

こんなものか?
古典には疎いからあまり自信ないけど・・・。



692:
吾輩は名無しである:2011/12/07(水) 22:03:48.38
>>691
和歌集が一つも無いのはどうも…。
ということで万葉あたりを。

「夜明け前」「死霊」「豊穣の海」あたりもどうだろうか。
「猫」は入れたい気がする。



694:
吾輩は名無しである:2011/12/08(木) 00:02:16.61
日本文学ベスト10
古事記
万葉集
源氏物語
平家物語
世間胸算用
曾根崎心中
澁江抽齋
明暗
細雪
雪国



726:
吾輩は名無しである:2012/01/03(火) 22:57:30.04
ここで提案なんだが、「日本に影響を与えたないし日本人も共感できる」世界文学ベスト10にしてみないか。
これならもっと議論が収束するだろう。これまでの議論は、ある国代表作が何かを競い合ってるだけで不毛。



727:
吾輩は名無しである:2012/01/06(金) 14:27:49.52
>>726
試しにやってみた

「史記」
「白氏文集」
「三国志演義」
「ロミオとジュリエット」
「ファウスト」
「罪と罰」
「戦争と平和」
「シャーロック・ホームズの冒険」
「変身」
「百年の孤独」



728:
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 10:35:39.12
「史記」 って文学なの?



730:
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 14:57:58.10
>>728
中国では文学扱い



738:
吾輩は名無しである:2012/01/08(日) 15:23:12.02
>>730
内容ははっきり覚えてないけど、吉川幸次郎がそんなこと書いてた気がする。
中国では詩と歴史が最も重要な文学で、その中でも杜甫と屈原と「史記」は特に評価が高いと。
文革以前の古い著作だったと思うけどね。



729:
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 12:15:25.22
史記の文章は魯迅が絶賛してたらしいな



764:
吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 18:15:16.75
1、神曲
2、アラビアンナイト
3、オデュッセイア
4、ハムレット
5、ドンキホーテ
6、源氏物語
7、赤と黒
8、史記
9、カラマーゾフの兄弟
10、ファウスト



768:
吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 23:39:40.08
旧約聖書
オデュセイア
万葉集
千夜一夜物語
デカメロン
カンタベリー物語
マクベス
ドンキホーテ
グリム童話集
ローマ帝国衰亡史





転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1313908205/